キャリアサバイバル、製造業の人手不足解消に向けAIサービス開発を本格スタート
「簡単・シンプル・分かりやすい」からこそ現場が使いこなせるAIをあらゆる業務で実現し、製造業DXを強力に推進
今後は、類似図面検索や技術継承、人事評価など、属人的になりがちな様々な業務をAI活用により自動化し、企業の生産性向上に貢献します。
製造業における課題
日本の製造業が抱える課題として、下記が挙げられます。
①深刻化する人手不足
少子高齢化に伴い労働人口が減少するなか、製造業も深刻な人材不足に直面しています。特に技術者の不足が顕著で、製造技術者の有効求人倍率は2.3倍以上の高い水準で推移しています(2024年3月時点 ※1)。この人手不足により生産効率の低下を引き起こし、企業の競争力を損なう大きな要因となっています。
※1 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和6年3月分及び令和5年度分)」
②技術継承・人材育成の停滞
ベテラン技術者の退職に伴い、蓄積された技術やノウハウを継承することが課題となっています。従来のOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)に依存した技術継承方法ではどうしても教育期間が長引き、多くの企業がその効率性に限界を感じています。実際、製造業の59.5%の企業が「技能継承に問題がある」と回答しています(※2)。
※2 厚生労働省「令和4年度『能力開発基本調査』」
③職場環境に起因する離職
製造業では、主に職場環境が合わないことや、仕事のやりがいを感じられないなどの理由により離職につながるケースが多く、人手不足の原因の1つにもなっています。特に未来を担う若手世代が多く離職しており、定期的なストレスチェックや職場環境の改善がますます重要となっています。
今後の展望
当社は、上記のような課題を解決するため、これまでシステム開発を通じて蓄積したAI開発ノウハウをもとに、自動化が難しかった様々な業務のデジタル化・自動化を目指します。
具体的には、下記分野のAIサービスの開発を予定しています。
①類似図面検索システム
新しい案件の図面をシステムに読み込ませると、過去の類似図面を瞬時に探し出し、類似案件の原価実績や生産記録をすぐ調べることが可能に。見積を適正化したり、同じ失敗の繰り返しを回避することができます。
②チャットボットシステム
社内文書などをシステムに読み込ませると、社内情報に特化したチャットボットを構築することが可能に。これまでベテラン社員に聞かないと分からなかったノウハウも、AIに質問すればいつでも瞬時に調べられるようになり、技術継承や社員教育がより効率化されます。
③表情分析システム
日々社員の顔を自動で撮影すると、顔の表情から心身の健康状態やストレス状態を分析することが可能に。勤務状況や職場環境の改善などの対策を事前に行うことで、離職の防止につなげることができます。
他にも、AIの活用により製造業の様々な業務を自動化・省力化することを目指しております。
当社では、AI導入・開発のご相談も承っておりますので、AIの活用をご検討されているものの「AIが何に使えるのか分からない」「とりあえずAIを導入してみたい」という企業様は、ぜひお気軽にご連絡ください。
株式会社キャリアサバイバルについて
株式会社キャリアサバイバルは、心躍る仕事を創ることをミッションとして、製造業のお客様を中心に評価制度設計コンサルティングとITを活用した業務改善コンサルティングを行うスタートアップです。
会社名:株式会社キャリアサバイバル
本社所在地:愛知県名古屋市中村区名駅4丁目24番5号第2森ビル401
代表者:代表取締役 松岡 大介
事業内容:HR事業(人事評価制度策定/組織コンサルティング/採用コンサルティング)、DX事業(DX導入支援コンサルティング/デジタル教育研修/システム設計開発)
設立:2022年10月
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