「星が丘ボウル」跡地を複合再開発 一期工区を2025年2月に着工、2027年春のオープンを目指します。
東山遊園株式会社(所在地:愛知県名古屋市千種区/代表取締役社長:水野宏洋 以下東山遊園)は2023年12月5日をもって営業を終了した「星が丘ボウル」跡地(愛知県名古屋市千種区星が丘元町16-45)にて、新しい街区開発「(仮称)星が丘ボウル跡地プロジェクト」を計画しております。
本計画地は、東山遊園が運営する商業施設「星が丘テラス」に隣接し、名古屋市営地下鉄 星ヶ丘駅 徒歩3分の利便性の高い場所に位置しながらも東山動植物園、平和公園といった豊かな緑地環境に囲まれた稀有な立地であるとともに、多くの大学や高校が存在し、良好な住環境の維持が期待できる文教地区にも指定されているエリアです。
本プロジェクトの一期工区としては東山遊園が「星が丘テラス」の増床を含めた複合ビルを新設、学校法人椙山女学園 (所在地:愛知県名古屋市千種区 /理事長:椙山泰生 以下椙山女学園)が大学施設を新設するとともに、二事業者共同で街に開かれた歩行者動線や広場の一部を整備いたします。
続く二期工区として住宅用途の新設、更なる商業施設の増床を計画しており、最終的には「商」「学」「広場」「住」を一体として開発する複合開発プロジェクトとなっております。(最終的な開業は2028年春予定)
今回は一期計画概要の発表となり、二期計画概要につきましては来年春に発信予定です。
ウォーカブルで居心地の良い環境を磨き上げながらも、複数事業者協働で新たな価値を提供する場を創造することにより、更なる星が丘の街の魅力度向上に寄与する街づくりを目指して参ります。
《街区開発コンセプトと概要》
◆開発コンセプト「New nature, new me」
街中だけど自然が溢れる、自然があるから居心地が良い、新しい自然との関わり方により心の豊かさの本質に気付く。星が丘の自然、そして発見・出会い・繋がりを通じて新しい自分を見つけ、なりたい自分になれる街。
星が丘エリアの緑に恵まれた居心地の良い環境を更に磨き上げ、また街を訪れる人が様々な出会いにより自身の自己実現に繋がっていく街づくりを目指すべく、開発コンセプトを 「New nature, new me」と設定しました。
自然と触れ合い、対話し、ゆっくりと時を過ごすこと、自身のありのままの姿を大切にすること、
そして自身の成長に必要なピースに出会うこと、そういった新しい小さな幸せが積み重なっていくことがこれからの時代の真の豊かさであると考え、その豊かさを支援する街づくりを進めてまいります。
◆街区全体デザインコンセプト「Well-being」 心が動かされる瞬間とホッとする風景
複数の分野のデザインを手掛けるマルチリンガルオフィスである「クライン・ダイサム・アーキテクツ」に開発コンセプトを共感頂き、デザインコンセプト策定と建築ガイドライン作成を依頼。
アイコニックさとヒューマンスケール、豊かな緑と人、それぞれが寄り添う優しい風景を創り出していきます。
◆街に開かれた街区設計
街区中央には芝生広場を設け、季節変化が感じられる情景を創り出すことにより賑わいと憩いの場を創出します。また、新設される大学校舎内から街区南東側の住宅地にじが丘方面に抜ける歩行者専用デッキを椙山女学園と共同して新設する予定です。合わせて駐車場への車路も移設再整備する事により、
車両と歩行者の交錯を極力なくし、街のみなさまにとって利便性が高く安全な街づくりを進めてまいります。
◆商業施設
「星が丘テラス」の増床となる商業エリアはアウトモールとしての街歩きの楽しさをこれまで以上に創出するとともに、開発コンセプトに沿った「自然体験・共生を体験できる店舗」や「知的好奇心を刺激する出会いに溢れる店舗」等の導入を検討し、モノだけでなく価値観を共有できるコミュニティや、居心地の良い環境による新たな価値提供を目指します。
一期工区においては「星が丘テラス」最大の大型区画を整備し、街の賑わいを創出するとともに、椙山女学園とも連携しながら知的好奇心や学び心を刺激し、豊かな文化的体験や交流を提供する店舗や施設とする予定です。
◆大学施設(椙山女学園)
本開発パートナーである椙山女学園は、本街区一角に「Cross Gate」をコンセプトとした新棟を建設いたします。「Cross Gate」というコンセプトは、学生や各空間がクロスして交わり合うことが起きる特別な空間(ゲート)を表現しており、学生、教職員、卒業生、地域の方々が、この場所で活動(学ぶ、滞在する、移動する)することで、さまざまな情報や経験に出会い、思いがけないきっかけや相乗効果を起こす場としたいという想いが込められています。
この新棟には、2024年に新設された情報社会学部を中心とした大学施設及び、低層階には東山遊園と協働で社会とシームレスに繋がる「(仮称)星が丘コミュニティスペース」を設置いたします。
大学施設としては情報社会学部の各種教室を中心としながら、情報デザイン学科生向けの電子工作室やデザイン工房、また、現代社会学科生向けの大規模ワークショップが可能な120人ワークショップルーム、さらにスタジオや、学部を超えて学生の交流を促進するコラボレーションラウンジを整備する予定です。
【(仮称)星が丘コミュニティスペース構想】
東山遊園と椙山女学園は、包括的な相互協力関係を構築し、共同で「(仮称)星が丘コミュニティスペース」を開発することに同意いたしました。このコミュニティスペースでは、東山遊園と椙山女学園が共同して、「Enrich our life」をテーマとした場をつくりあげていく構想を進めています。
今回新設する「(仮称)星が丘コミュニティスペース」では働く女性を応援するライフデザインカレッジや課題解決型授業を実践する場を設けるほか、子育て支援拠点、シアター利用も可能な多目的スペース、コワーキングスペースなどを含む、未来の椙山女学園大学を築く象徴的な機能を整えます。
だれもが主体的に社会に関わっていくことを応援し、働く女性や子育て世代など将来世代が立ち寄りたくなるハーバータウンのような存在となることを目指します。
暮らしと学びが融合する星が丘の街の特性を活かし、エリア内外の組織や施設、コミュニティと連携をしたプログラムやイベントを実施すること等を通して、地域の創造的文化形成の中心となることを目指し、星ヶ丘のまちづくりに貢献していきます。
《敷地概要》
・事業名称:(仮称)星が丘ボウル跡地プロジェクト
・所在地 :名古屋市千種区星が丘元町16-45
・敷地面積:街区全体 18,510.24㎡
(既存第2星が丘駐車場/星が丘テラス一部含む)
一期A区 11,254.35㎡
(既存第2星が丘駐車場含む)
・用途地域:近隣商業地域
・建ぺい率 :80%
・容積率 :300%
《建物概要》
一期A区(大学・商業・事務所他)
・建築面積:新築部分 3,567.62㎡
(既存部分 2,774.97㎡)
・延床面積:新築部分 16,873.83㎡
(既存部分 5,228.94㎡)
《東山遊園株式会社(星が丘グループ)について》
東山遊園株式会社を含む6社で構成する星が丘グループは、1947年に東山動植物園の貸しボート業として創業以降、星が丘エリアの街づくりを通じて地域社会の貢献に努めてまいりました。
「星降る丘へ」というビジョンを掲げ、文教地区、公園緑地、住宅街、商業集積等が交わる星が丘らしさを生かした開発を通じて、訪れる人々が新たな発見と温かい交流を楽しめる環境づくりに取り組むことで、自然と人との調和を大切にした持続可能なコミュニティの創造を目指しています。
これからも、星降る丘のように笑顔が溢れ、良いことが降り注ぐまちを目指し、努力してまいります。
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