名物「焼き鯖」を凌ぐ人気!?福井・小浜の“知られざる100年愛され地味飯”「醤油干し」定食フェアが1/10開幕!
日本遺産プレミアムのまちで、隠れた絶品グルメと歴史を味わう旅へ。ペア宿泊券が当たるキャンペーンも同時開催。

◆100年の愛され地味飯 若狭おばま醤油干し定食フェア開催!
「焼き鯖」や「小鯛ささ漬」で知られる鯖街道の起点、福井県小浜市。魚が美味いと言われるこのまちで、地域住民が「最も食べ慣れた味」として選んだのは、意外にも魚を醤油だれにさっと漬けて干した「若狭おばま醤油干し」でした。
小浜市・若狭町日本遺産推進協議会と一般社団法人若狭おばま観光協会は、この地域に根付く伝統食に改めて光を当てるため、「ひものの日」である令和8年1月10日(土)から3月31日(火)まで、小浜市内の飲食店8店舗にて「100年の愛され地味飯 若狭おばま醤油干し定食フェア」を開催します。
本フェアでは、文化庁の「100年フード」にも認定された「若狭おばま醤油干し」を主役に、各店舗が趣向を凝らした定食を提供。観光客には“地元で本当に食べられてきた日常の味”を、地域住民には“改めて価値を見つめ直す機会”を届けることで、食文化を軸とした観光と地域消費の活性化を目指します。


◆なぜ今、「醤油干し」なのか?
〜観光客は気づいていない、地域住民が愛する「No.1の味」〜
御食国(みけつくに)として朝廷に食材を納めてきた歴史を持つ福井県・若狭おばま。この地には、「鯖のへしこ」や「へしこのなれ鮨」といった発酵文化や、「浜焼き鯖」や「鯖の缶詰」など多様な水産加工文化が今も息づいています。
その中でも「若狭おばま醤油干し」は、一般的な塩干しやみりん干しとは異なり、醤油ベースの特製ダレに魚を軽く漬け、一晩干すことで旨みを凝縮させた、香ばしさが特徴の加工食です。
令和5年度に実施した調査(※)では、小浜市を中心とする地域住民が「最も食べ慣れた鯖料理」としてあげたのは、観光名物として知られる「浜焼き鯖」(2位)や「へしこ」(3位)を抑え、「醤油干し」が堂々の1位となりました。
見た目は少し茶色く、“地味”な存在かもしれません。しかし、一口食べればその理由が分かるはず。魚のうまい町・若狭おばまで愛され続けてきた、ご飯にもお酒にもよく合う「最高にうまい地味飯」を、ぜひ現地で味わってください。
※令和5年度食文化ストーリー事業(文化庁)「海の京都・若狭湾沿岸地域のサバ食文化」における調査にて、小浜市を中心とする若狭地域住民に対し「18種の鯖料理の中で最も食べ慣れた料理」を調査した結果、醤油干しの回答率が1位(2位は浜焼き鯖、3位はへしこ)
〜文化庁認定「100年フード」。愛すべき「地味飯(じみめし)」の再評価〜

「若狭おばま醤油干し」は、見た目は茶色く素朴で地味ですが、長年にわたり地元で愛され、受け継がれてきた伝統食です。文化庁の「100年フード」(※)にも認定されており、「若狭おばま醤油干し」フェアでは、近年注目されている「飾らない本物の味」や「ローカルガストロノミー」という視点から、地域の食文化をより深く掘り下げることができます。観光客にはまだ気づかれていない“地元の日常の味”に光を当てることで、小浜ならではの食文化の奥行きと物語性を伝えます。
※日本の多様な食文化の継承・振興への機運を醸成するため、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を、100年続く食文化「100年フード」と名付け、文化庁とともに継承していくことを目指す取り組み。https://www.bunka.go.jp/seisaku/shokubunka/foodculture/hyakunenfood/about.html
◆フェアの見どころ:個性豊かな「醤油干し定食」たち
市内8店舗が参加し、それぞれの個性を活かした定食を提供します。「自分で焼く体験」や「豪華海鮮との共演」など、スタイルも様々です。
〜醤油香る穴子×海鮮の贅沢丼〜
醤油香る焼き穴子濱丼(2,800円)【濱の四季/贅沢】
地元住民の定番の醤油干しと、観光客に人気の海鮮丼の両方が楽しめる豪華な「2色丼」です。

~旧料亭で炙る、大人の休息〜
小浜醤油干し定食(1,980円)【四季彩館 酔月/空間演出】
日本遺産構成文化財の旧料亭で、客席でとろ火にかけ、最上の食べ頃で醤油干しを味わう特別感を提供します。

https://www.urban-port.jp/suigetsu/
〜塩か醤油か、あなたはどっち派?〜
焼き鯖定食(1,400円)【はまがわ/食べ比べ】
地元の人々にも長く親しまれている食堂で、定番の「塩焼き」と名物「醤油干し」を一度に味わい、それぞれの旨みの違いを楽しめる食べ比べ定食です。

https://www.instagram.com/hamagawa_/
〜ボリューム満点!鯖、食べ比べ〜
若狭路鯖定食(1,480円)【みつや/食べ比べ】
地元住民に親しまれている食堂で、「塩焼き」と「醤油干し」を食べ比べながら、小浜ならではの味の奥深さを実感できる定食です。

https://wakasa-obama.jp/spot/お食事処-みつや/
〜究極の「鯖づくし」膳〜
さば三昧刺し盛り御膳(2,552円)【おくどさん/食の歴史】
刺身(海鮮)、醤油干し(短期保存)、へしこ(長期保存)のセット。若狭の「加工技術」の歴史を凝縮した定食です。

〜海一望!小浜まるごと膳〜
おばま御膳(1,480円)【濱亭/絶景】
3階から海を眺めてゆったりと味わう醤油干し定食です。福井名物のおろしそばもつきます。

〜好みの地魚を選ぶ贅沢〜
若狭小浜の醤油干し定食(1,650円〜)【生簀割烹 雅/臨場感】
様々な魚種から選べる醤油ぼし定食です。醤油干しを焼く「炭火ひちりん焼き」もあります。

〜若狭の伝統をピタパンサンドで気軽に〜
醤油香る鯖サンド(850円)【道の駅若狭おばま/気軽】
アクセス良好な道の駅で、気軽に本格的な若狭の味を提供。

https://michinoeki-obama.jp/takeout/
◆食べて当てよう!小浜の「ええもん」プレゼントキャンペーン
フェア期間中、対象店舗で「醤油干し定食」をお召し上がりいただいた方を対象に、抽選で豪華賞品が当たるキャンペーンを実施します。
・賞品
1.小浜のホテルペア宿泊券(3組様)
2.小浜の醤油干し詰め合わせセット(5名様)
・応募方法
対象店舗でアンケートに回答またはInstagram・Xに「#醤油干し」「#地味飯」を付けてお召し上がりいただいた定食の画像やコメントなどを投稿
◆【同時開催】見る、触れる、なりきる!「食文化館」特別展示



「御食国若狭おばま食文化館」では、フェアにあわせて特別展示を開催します。
【リアルすぎる食品サンプル展示】
地域住民による「鯖料理ランキング」をもとに、醤油干し、浜焼き鯖、へしこなどを精巧な食品サンプルで再現。思わず手を伸ばして食べたくなるほどリアルな完成度で、小浜の“日常の食卓”を可視化します。



【醤油干しおつかいゲーム】
親子で楽しめる!館内に吊るされた干物カードの中から、お題となる魚を探し出す体験型ゲームです。行商人風の衣装を身にまとっての記念撮影も楽しめる、子どもから大人まで参加可能な参加型コンテンツです。


◆フェア開催概要
【イベント名】
100年の愛され地味飯 若狭おばま醤油干し定食フェア
【ワンポイント】
地域住民に最も親しまれてきた”地味だけどうまい”伝統食に光を当て、小浜の日常の食文化を「定食」という最も身近な形で体験できる食のフェアです。
【開催期間】
令和8年1月10日(土・ひものの日)〜令和8年3月31日
【開催場所】
・福井県小浜市内の参加飲食店(全8店舗)
・御食国若狭おばま食文化館
【公式ウェブサイト】
https://wakasa-obama.jp/special/soysauce-dry-campaign/
【主催】
小浜市・若狭町日本遺産活用推進協議会
【共催・運営】
一般社団法人若狭おばま観光協会
【お客様からのお問い合わせ先】
若狭おばま観光案内所
住所:小浜市駅前町6−1
TEL:0770-52-3844


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