漂着ごみ問題の解決モデルを目指す対馬市の事業“Ocean Good Art”が、ガバメントクラウドファンディングでプロジェクトの資金調達を開始
2024年10月21日、長崎県対馬市は、深刻な地域課題である漂着ごみ対策として行っている“Ocean Good Art”プロジェクトの資金調達として「ふるさとチョイスGCF」で寄付受付を開始しました。
【ふるさとチョイスGCF(寄附ページ)】
https://www.furusato-tax.jp/gcf/3567
2024年10月21日、対馬市は、深刻な地域課題である漂着ごみ対策事業のひとつであるOGAプロジェクトの資金調達において、「ふるさとチョイスGCF(ガバメントクラウドファンディング)」を通して寄付の受付を開始しました。ふるさと納税の仕組みを活用して、ぜひ本プロジェクトをご支援ください。
実施期間:2024年10月21日~2025年1月19日
目標金額:3,500,000円
寄付金用途: OGAプロジェクト費用、対馬市の海岸漂着物対策費用
【ガバメントクラウドファンディングとは】
地域のプロジェクトから寄付先を選ぶ、クラウドファンディング型のふるさと納税です。ふるさと納税の控除手続きは、通常のふるさと納税と変わりません。寄付に対する返礼品の有無についてはプロジェクトにより異なりますが、寄付者は通常のふるさと納税と同様の税控除を受けられます。
【対馬の漂着ごみの現状と問題点】
対馬市の漂着ごみの量は基礎自治体の中で日本一の量とされ、年間で3万~4万m3(一般家庭のお風呂で換算すると約16万杯分)におよび、年間約2.8億円の予算を掛けて回収・処理を行っています。しかしながら、年間の回収量は全体のうち1/4程度の約8千m3にとどまっており、すべての漂着ごみを回収・処理するために必要な予算が確保できない状況にあります。
漂着ごみが海岸に残された状態が続くと、再漂流して日本海へ流れ出します。また、対馬でマイクロプラスチック化が進むことにより、海岸の景観悪化だけでなくマイクロプラスチックによる周辺生態系への影響、人体が取り込むことによる健康被害、船舶航行への支障など、対馬から日本海にかけて様々な問題を引き起こす可能性が高まります。
【Ocean Good Art とは】
■目的
このような対馬の状況を改善するため、“Ocean Good Art”では、アートの創造性と海洋環境保護を融合した新たな社会課題解決モデルを構築することによって、一般消費者を巻き込んだ取り組みを行い、漂着ごみの全量回収に必要な資金を持続的に調達することを目的として活動しています。
■プロジェクト概要
アーティストやギャラリー、企業と連携し、対馬の漂着物を活用(またはモチーフに)したアート作品を制作し、海ごみ問題の啓発活動として市内外でアート作品展示を行っています。
また、アート作品の販売を通して発生した収益を対馬市の海岸漂着物対策費用に充当することを目指しており、アート作品の証明書としてNFTを発行し、将来的にはNFT保有者限定コミュニティ(DAO的な組織)によって、このプロジェクトを運営していくことを視野に入れて活動しています。
プロジェクトの詳細については、WebサイトおよびInstagramをご確認ください。
・Webサイト
https://www.instagram.com/p/DBXx7eRSlrg/
・ふるさとチョイスGCF(寄附ページ)
https://www.furusato-tax.jp/gcf/3567
【問い合わせ】
対馬市しまづくり推進部SDGs推進課
Tel:0920-53-6111
Mail:SDGs@city-tsushima.jp
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