お客様の安心を第一に考えます。インプレスは国際規格のクラウドセキュリティ認証を取得いたしました。
クラウドサービス「iCAS/連結DX」及び「iFUSION」が、国際規格「ISO/IEC27017」の認証を新規取得。ISMS新規格(ISO/IEC27001:2022)の認証も同時取得、17年継続。
株式会社インプレス（本社：東京都中央区日本橋人形町2-26-5 NX人形町ビル5階、代表取締役社長：江澤 章、以下「当社」）は、情報通信分野における高度なクラウドサービスを提供しており、特に連結会計やExcel業務効率化のソリューションに注力しております。この度、当社が開発・提供するクラウドサービス「iCAS/連結DX」及び「iFUSION」が、国際規格「ISO/IEC27017」のISMSクラウドセキュリティ認証を取得したことをお知らせいたします。
1. 認証取得の背景
当社は以前より、お客様の情報をはじめとする情報資産を安心・安全に活用するために、情報セキュリティマネジメントシステム（ISMS）に基づく管理体制を整備し、2008年にISMS認証(ISO/IEC 27001)を取得しております。
近年、クラウドサービスの利用が拡大する中で、情報資産保護に対する社会的要請が高まっていることを受け、クラウド特有のリスクに対応するため、新たにISMSクラウドセキュリティ認証(ISO/IEC 27017)を取得いたしました。
これにより、当社のクラウドサービス運営体制は国際規格に準拠していることが、第三者機関によって証明されました。
2. ISMS認証、ISMSクラウドセキュリティ認証について
ISMS（情報セキュリティマネジメントシステム）は、総合的な情報セキュリティを確保する為に、組織が情報資産に関わるリスクを自ら評価し、適切なセキュリティレベルを設定・運用・改善していく仕組みです。
ISMS認証は、国際規格 ISO/IEC 27001（JIS Q 27001）に基づいて認証されます。この認証を取得するためには「一般社団法人情報マネジメントシステム認定センター（略称：ISMS-AC）」による認定を受けた認証機関(第三者)の認証審査を受ける必要があります。
ISMSクラウドセキュリティ認証は、ISMS認証に加えてクラウドサービス提供に特化した制度で、
ISO/IEC 27017（JIS Q 27017） のクラウド固有の管理策を導入及び実施しているかを、認証基準(JIP-ISMS517)に基づいて認証するものです。一般的な情報セキュリティの枠組みに加え、クラウド利用者と提供者双方の責任分担やリスクに対応する点が特徴で、クラウドサービスの信頼性を客観的に示す制度となっています。
※詳細な説明は下記、ISMS-ACのサイトをご参照ください。
3. ISMS認証、ISMSクラウドセキュリティ認証の登録概要
【ISMS認証の登録概要】
登録組織：株式会社インプレス（本社、関西営業所）
適用規格：JIS Q 27001:2025(ISO/IEC 27001:2022+Amd 1:2024)
認証登録番号：JUSE-IR-149
初回登録日：2008年11月26日
認証機関：一般財団法人日本科学技術連盟 ISO審査登録センター(ISR005)
認証登録範囲：システムソリューションサービス、インフラソリューションサービス、連結会計ソリューションサービス
【ISMSクラウドセキュリティ認証の登録概要】
登録組織：株式会社インプレス（会計ソリューションアドバイザリ事業部、 iFUSION事業部）
適用規格：JIP-ISMS517-1.0
(ISO/IEC 27017:2015 に基づくISMSクラドセキュリティ認証に関する要求事項)
認証登録番号：JUSE-IR-149-CS01
初回登録日：2025年8月28日
認証機関：一般財団法人日本科学技術連盟 ISO審査登録センター(ISR005)
認証登録範囲：
１．iCAS/連結DX：連結会計・決算クラウドサービスの提供、サポート
２．iFUSION：Excel業務効率化クラウドサービスの提供、サポート
4. 認証対象クラウドサービスについて
iCAS（連結会計トータルソリューション）
連結決算システム「iCAS」（アイキャス）は、会計ソリューション領域で20年以上の開発実績を持つインプレスが、大手監査法人と共同開発した連結会計システムです。
優れた子会社情報収集機能や豊富なエラーチェック機能などにより、迅速かつ正確な連結決算を実現します。
iFUSION（Excel業務効率化ソリューション）
予算編成や予実管理、原価管理や人事評価など、Excelで対応している多くの業務において、データベースを活用することで、フォーマットの配布から集計作業に至るまで業務を効率化。
誰でもラクラク・カンタンに利用することができる操作性の高さや、現在ご運用中の既存Excel資産を活用可能な導入負荷の低さが特徴の汎用業務システムです。
両サービスは、企業経営に不可欠なバックオフィス業務を支えるクラウドサービスとして、多数のお客様に導入いただいております。
・連結DX（統合型クラウド連結パッケージ）
一昨年、当社は連結DXパッケージをリリースいたしました。
このサービスは、上記の「iCAS」と「iFUSION」をオールインワンパッケージとして提供します。
連結処理ロジックとオフィス環境で多くの方が利用するExcelをベースとした標準パッケージを組み合わせることで、システムに不慣れな現場にもスムーズな導入を実現します。Excel管理に依存しがちなグループ会計のDX化に応えます。
5. 今後の取り組み
・全社の取り組み
当社は以前より、「技術の前に人ありき」の経営方針に従い、情報セキュリティ方針に基づいた管理体制の構築と社員教育に取り組んでまいりました。情報処理安全確保支援士などの難関国家資格を有するセキュリティ人材の育成も行っておりますので、この取り組みをより一層強化してまいります。
・クラウドサービス運営体制における取り組み
当社は、今回の認証取得を契機として、情報セキュリティに関する内部統制の一層の強化を図り、クラウドサービスの提供におけるガバナンスを高めてまいります。加えて、今後も法令を遵守し、各種国際規格に準拠した運用体制を維持し、引き続き安心・安全なサービスの提供を継続してまいります。
6. 会社概要
会社名：株式会社インプレス
所在地：東京都中央区日本橋人形町2-26-5 NX人形町ビル5階
代表者：代表取締役社長 江澤 章
設立：1995年10月16日
従業員数：112名（2025年4月1日時点）
事業内容：Excel業務効率化ソリューションサービス、連結会計トータルソリューションサービス、ITトータルソリューションサービス
【採用情報】
当社インプレスでは「技術の前に人ありき」の経営方針に共感し、お客様や社員と感動を分かち合い、未来を切り拓いてく仲間を募集しています。
少しでもご興味がございましたら、お気軽にご連絡ください。
7. 本件に関するお問い合わせ先
株式会社インプレス
会計ソリューションアドバイザリ事業部 北中
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