化粧品容器の資源循環型モデル構築に向け、アルビオンと協業開始

三菱ケミカル、日本ポリプロと共に、化粧品容器梱包資材のケミカルリサイクルを推進

株式会社リファインバースグループ(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:越智晶、以下「リファインバース」)は、株式会社アルビオン(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林 章一、以下「アルビオン」)と協業し、三菱ケミカル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:下平 靖雄・福田 信夫、以下「三菱ケミカル」)、日本ポリプロ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:飯島 要、以下「日本ポリプロ」)と共に、資源循環型モデル構築のさらなる拡大を目指したプロジェクトを開始します。

■本プロジェクトの背景

化粧品容器は、容器メーカーからアルビオンに納品される際、キズ防止のためプラスチック製の緩衝材や、埃の混入を防ぐためのポリ袋などで梱包されています。これらの梱包資材は、これまでは廃棄物としてサーマルリサイクル※1されていました。

                                      
今回のプロジェクトでは、使用済みの梱包資材をリファインバースが国内拠点から回収し、品質基準を満たす状態へと加工。徹底した品質管理のもと、再資源化を行います。その後、再生可能な原料となった廃プラスチックは、三菱ケミカルが茨城事業所(茨城県神栖市)に新設したケミカルリサイクル設備にて油化し、ポリプロピレン樹脂へ再生。最終的に日本ポリプロが再生ポリプロピレン樹脂の製造を行います。

当社は、中期戦略「サーキュラーエコノミープラットフォーム構想」を掲げ、サーキュラーエコノミーや脱炭素に取り組む企業の課題解決をサポートしています。20年以上前からサーキュラーエコノミーを実践し、施設やオフィスから破棄されるタイルカーペットの水平循環リサイクルをはじめ、廃棄される漁網やエアバッグから再生したナイロン素材「REAMIDEⓇ」や、鳥の羽根から再生したバイオ素材「ReFEZERⓇ」など、様々な廃棄物の再資源化を進めてまいりました。

本プロジェクトを通じて、化粧品業界における持続可能な資源循環モデルを確立し、プラスチック廃棄物削減とカーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。今後も「サーキュラーエコノミープラットフォーム構想」の拡大に向け、外部のパートナー企業と協力し、廃棄物の再資源化とサーキュラーエコノミーの促進に取り組んでまいります。



※1廃棄物から熱エネルギーを回収すること。ごみの焼却から得られる熱は、ごみ発電をはじめ、施設内の暖房・給湯、温水プール、地域暖房等に利用されています。

※2プラスチック廃棄物をモノマーなどのプラスチック原料レベルにまで分解し、新しいプラスチックに作り替えて再利用するリサイクル方法。

※3複数の原料(例:石油由来原料とリサイクル原料)を混合して製品を製造する際に、使用した特定の原料(例:リサイクル原料)の割合を任意の製品へ割り当てる流通管理方式です。

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会社概要

URL
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業種
製造業
本社所在地
東京都千代⽥区丸の内3丁⽬4-1 新国際ビル 6F
電話番号
-
代表者名
越智晶
上場
東証グロース
資本金
-
設立
2021年07月