「日本酒の隠れた香りと味わいが目覚める新たな酒器」SHUWAN、日本国特許庁より意匠登録に認定!
日本酒の味わいを引き出す特別なフォルムが正式に意匠権として登録されました

株式会社シュワン(本社:福岡県福岡市、代表取締役:庄島健泰)が展開する酒器ブランド「SHUWAN」は、このたび日本国特許庁より酒器に関する意匠登録を正式に受理されたことをご報告いたします。
◾️日本酒の味わいを引き出すSHUWANの特別な形状(断面図)

SHUWANの酒器は、口縁から胴の最も張り出した部分にかけて徐々に広がり、そこから高台に向かっては徐々に絞り込まれるように形成されています。また、真上から見たときには、口縁部はほぼ円形を描く一方、胴の張り出し部分は楕円形を描く構造となっており、円形と楕円形が器の中に併存する独自のフォルムを特徴としています。
■科学的検証で裏付けられた''香味の変化''

味香り戦略研究所の協力のもと行ったガスクロマトグラフィー分析では、タイプの違う日本酒2種を3つの酒器(猪口、ワイングラス、SHUWAN)で香気成分の分析を実施しました。
※タイプの違う流行の2種 吟醸系の日本酒(フルーティな純米吟醸酒、華やかでフルーティな純米吟醸生酒) で実施。
① 酒器別 香気成分量の経時測定
SHUWANは、猪口やワイングラスと比べ、香気成分が器内でバランスよく対流・蓄積されることで、独自の香りの広がりを形成。特にベースノートの検出により、余韻にまで香りが持続し、ふくらみのある風味を体感できると考えられます。
② 揮発性香気成分のにおいバランス測定
SHUWANは、エステル化合物の酢酸イソアミル(バナナのような香り)、カプロン酸エチル(フルーツ系の香り)、カプリル酸エチル(パイナップルやアプリコット)などの成分において成分量が多く、不快な臭いになりがちな酸類(酢酸、吉草酸、カプロン酸等)、ケトン(リンゴの腐敗臭等)において、SHUWANは猪口、ワイングラスと比較し、成分量が少ない結果となりました。
このことから、比較的質量の軽い不快な臭い成分類(酸類等)は程よく放散され、沸点が高い(エステル化合物)成分は底部に留まり、結果としてエステル化合物の香気成分リッチな風味バランスとなり、それはSHUWANの口径と高さの形状により形成されていると考えられます。
■日本酒文化の再解釈
この唯一無二の形状が正式に意匠として認められたことは、SHUWANが掲げる「日本酒の隠れた香りと味わいが目覚める新たな酒器 SHUWAN」という思想が、デザイン面でも知的財産として価値を持つことを示しています。今後もSHUWANは、革新を続ける酒器ブランドとして、日本酒文化を再解釈し新たな提案を続けてまいります。

株式会社シュワン
代表取締役:庄島健泰
所在地:福岡県福岡市博多区住吉3-8-27
東京Office:東京都港区南青山2-22-2篠崎ビル1F天酒堂
お問合せ:株式会社シュワン 東京Office
contact@shuwan.jp
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