マテリアルリサイクルポリプロピレン「NOVAORBIS™-MR」の新シリーズを開発完了

バージンPP同等の一般物性、稀少な“ナチュラル色”、多様な成形加工法に対応

日本ポリプロ株式会社

日本ポリプロ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:飯島 要)は2025年1月に立ち上げた環境負荷低減ポリオレフィン製品「NOVAORBIS™(ノバオルビス™)」のラインナップの一つであるマテリアルリサイクルポリプロピレン「NOVAORBIS™-MR」の新たなグレードの開発を完了しました。

この度、開発を完了したマテリアルリサイクルPPはポストコンシューマーリサイクル(PCR)ポリプロピレンを30~60%配合したものであり、一般物性がバージンPP同等、リサイクル材では稀少な“ナチュラル色(未着色)”を実現しました。

また、一部グレードは米国FDAの食品接触規制への適合検討中であり、食品包装材から日用品・産業資材まで幅広い用途でサステナブルな材料の提供を目指します。

製品の特長

・高品質

社内基準にて剛性・耐衝撃性等の主要物性項目がバージン品と同水準であり、また、安定した成形加工特性を実現しました。

・稀少な“ナチュラル色”

リサイクルPP特有の濁り・色ムラを抑制しました。各グレードとも未着色“ナチュラル”を標準とし、着色マスターバッチでの色展開(明色系や透明系)が可能です。

また、リサイクルPP特有の異物についても可能な限り除去しています。

製品グレード

各成形法に対応した3グレードを展開します。

RG001

射出成形用

RG004

インブロ成形用

RG005

シート成形用

PCR比率

wt%

50

30

60

MFR

g/10min

23

7

3.5

曲げ弾性率

MPa

1,330

950

1,200

シャルピー衝撃強度(23℃)

kJ/m2

5

6

4

ヘイズ値

(t=2mm)

63

74

25

本材料を用いた成形品

容器(射出成形)
スクリューボトル(インブロ成形)
ブリスターケース(シート成形)

本マテリアルリサイクルPPは11月12日~14日に幕張メッセにて開催される「サステナブルマテリアル展」にてサンプル展示を実施します。この機会に高品質なマテリアルリサイクルPPの高品質を会場でお確かめください。

第5回 サステナブル マテリアル展 (SUSMA) 出展のお知らせ

https://www.j-polypropylene.com/news/3432/

わたしたち日本ポリプロは今後もNOVAORBIS™という製品を通じて、社会の発展と快適な地球環境の調和を目指したソリューションを提供してまいります。

NOVAORBIS™の取り組みや各ソリューションの詳細に関しましてはお気軽にお問い合わせください。

Webサイト :https://www.j-polypropylene.com/products/novaorbis/

お問い合わせ:https://www.j-polypropylene.com/contact/products-inquiry/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

日本ポリプロ株式会社

1フォロワー

RSS
URL
https://www.j-polypropylene.com/
業種
製造業
本社所在地
東京都千代田区丸の内1-1-1 パレスビル
電話番号
03-6748-7190
代表者名
飯島 要
上場
未上場
資本金
37億6500万円
設立
2003年10月