築100年廃墟での一日限りのジャズライブ『ポンコ・ミラー"みなくる"ツアー2019』終了
村上”ポンタ”秀一、ユッコ・ミラーら4名の実力派アーティストが、滋賀県大津市にてスペシャルユニットライブ。歴史ある街の廃墟が、熱気に包まれた。
江戸時代以来の歴史ある町家が多く残る滋賀県大津市。そこで、夢のコラボが実現したスペシャルユニットライブ「ポンコ・ミラー”みなくる”ツアー2019」が開催された。
会場は、築100年を超える紙幣印刷工場跡。約50年もの間、廃墟となり放置されていた建物が、ライブ会場として蘇った。
当日会場には定員いっぱいの110名近くが詰めかけ、約2時間、演奏に酔いしれた。大津市内から参加した50代男性は、「今日は家族に無理を言って来させてもらった。素晴らしい演奏だった」と語った。サックス奏者のユッコ・ミラー氏は「廃墟の会場の雰囲気が良かった。気持ちよくライブできた」。ライブ終了後にはサイン会も行われ、奏者と参加者との交流がはかられた。
同日会場のすぐそばでは、旧東海道の修景事業の完了を記念するイベント「東海道みちびらき」も開催されており、街中は観光客や地元の人が詰めかけた。
このジャズライブイベントは、一般社団法人「クラフトマンカレッジ」開設記念として開催。クラフトマンカレッジとは、大津の空き家を職人が活用し、街と職人を結び活性化を図るもの。仕掛け人は、滋賀県竜王町に本社をかまえる 木の家専門店 谷口工務店の代表取締役 谷口弘和(たにぐち ひろかず)氏。
「元来、棟梁は町を守り、盛り上げる影の立役者でした。現代の棟梁として、私たちが滋賀県を盛り上げたいという思いから始めたプロジェクトです。今回、ライブの会場を滋賀県で探されていたことを偶然知り、是非にと申し出ました。素晴らしい演奏でオープンを盛り上げていただきました」と話す。
今後は、この廃墟を拠点として、技術研鑚や情報発信の場を求める職人に空き家を貸し出し、シェア工房、オフィス、展示ブースとして活用を提案する。
その説明会が、来月4月に開催予定。「創作活動を広めたい」「ものづくりする場所がない」といった人は参加してみては。
大津市「シェア工房・オフィス・展示ブース」説明会
日時:2019年4月6日(土)
会場:滋賀県大津市中央1-2-5(旧大堀印刷所)
アクセス:京阪電鉄「びわ湖浜大津駅」から徒歩10分
JR大津駅から徒歩7分
※駐車場はございません。交通機関かお近くのパーキングをご利用ください。
参加方法:お電話 0748-43-1128(担当:イヌタ)
【説明会に関するお問い合わせ】
一般社団法人 CraftsmanCollege ~家よ町よ甦れ 職人の手で~
(運営:株式会社 木の家専門店 谷口工務店)
電話:0748-43-1128
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