【不安定な社会情勢、経営者の多くが「裸の王様」に?】「経営者からのメッセージに納得できない」回答の会社員、77.8%が「忖度で理解したフリ」をしている実態
〜8割以上の一般社員が、先行きの見えない今こそ「組織の方向性」を明確にしピントを合わせる重要性を実感〜
企業の目的の詳細にまでピントを合わせて可視化する「VISUALIZEbook」(https://stlongmarket.thebase.in/items/64326325)を提供する株式会社レンズアソシエイツ(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役:矢野まさつぐ)は、全社的にテレワークを実施している、従業員数100名以上の企業の一般社員104名に対し、経営者の「裸の王様」に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。
- 調査サマリー
- 調査概要
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年7月15日〜同年7月15日
有効回答:全社的にテレワークを実施している、従業員数100名以上の企業の一般社員104名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社レンズアソシエイツ」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://stlongmarket.thebase.in/items/64326325
- 約4人に1人が、経営者から「組織の方向性が明確に発信されていない」と回答
・非常にそう思う:28.0%
・ややそう思う:44.2%
・あまりそう思わない:20.2%
・全くそう思わない:3.8%
・わからない/答えられない:3.8%
- 組織の方向性が明確に発信されていると感じる社員、77.4%がメッセージに納得
・非常に納得している:24.1%
・やや納得している:53.3%
・あまり納得していない:8.0%
・全く納得していない:4.0%
・どちらとも言えない:9.3%
・わからない/答えられない:1.3%
- トップメッセージに納得していない理由として、約9割が「現場のことを理解していない」
・現場のことを理解していないように感じるから:88.9%
・自分が考えている方向性と合致しないから:33.3%
・コロナなど社会の不安定さを考慮し切れていないから:22.2%
・方向性が間違っているように感じるから:11.1%
・時代の流れにあっていない方向性だと思うから:11.1%
・その方向性にした背景やストーリーを共有されてないから:0.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
- トップメッセージに納得しないうちの77.8%が、「忖度で理解したフリ」をしている実態
・かなりある:44.5%
・ややある:33.3%
・あまりない:11.1%
・全くない:11.1%
・わからない/答えられない:0.0%
- 経営者から「組織の方向性」が明確に発信されている企業、半数以上が「社内報」を活用
・社内報:54.7%
・ホームページ:49.3%・社内会議:33.3%
・社員総会:24.0%
・朝礼・夕礼:18.7%
・株主総会:13.3%
・新年会・忘年会:8.0%
・その他:8.0%
ー62歳:電子掲示板
ー61歳:全体会議
ー59歳:e-ランニング
ー29歳:teams
ー64歳:人事部経由のメール
・わからない/答えられない:4.0%
- トップメッセージが発信されていないと感じる理由、「会社全体の大きな話ばかりなので、身近に感じられない」や「他社のビジョンをコピペしたようなメッセージだから」など
<自由回答・一部抜粋>
・55歳:会社全体の大きな話ばかりなので、身近に感じられない。
・62歳:他社のビジョンをコピペしたようなメッセージだから。
・59歳:会話がないから。
・35歳:従業員まで伝わってこない。
・63歳:一般的なことしか言わない。
・52歳:抽象的過ぎて覚えられない。
・38歳:最近はリモートであまり聞くこともない。
・37歳:現状の課題とあるべき姿が語られていない。広報用の言葉はあるがそれは本音ではない。
- 組織の方向性が明確に発信されていると感じる社員の約4割は、仕事における自身の方向性をイメージに落とし込みができないと回答
・かなりできている:13.3%
・ややできている:44.0%
・あまりできていない:26.7%
・全くできていない:12.0%
・どちらとも言えない:1.3%
・わからない/答えられない:2.7%
- 自身の仕事の方向性がイメージできない理由として、「求められているものは解るが、温度差がある」や「方向性の話と今の自分の業務の内容がかけ離れすぎているから」との声
<自由回答・一部抜粋>
・56歳:求められているものは解るが、温度差がある。
・61歳:方向性の話と今の自分の業務の内容がかけ離れすぎているから。
・61歳:何をしてよいかわからない。
・65歳:日々の仕事に追われて、じっくり会社の方針を検討できないのが現状。
・41歳:一部の社員にしか響かない目標だと思ってるから。
・41歳:自分の業務があまり重要でない気がするから。
・42歳:具体性がなく動きにくい。
・33歳:普段業務内容が売上に関わるようなものでないため、メッセージとの紐付けができていない。
- 81.7%が、社会情勢が不安定な今だからこそ、「組織の方向性を明確にすることが重要」と回答
・非常にそう思う:32.7%
・ややそう思う:49.0%
・あまりそう思わない:7.7%
・全くそう思わない:1.0%
・どちらとも言えない:2.9%
・わからない/答えられない:6.7%
- 理由として「組織の方向性」を明確にすることで、「経営側と従業員側で同じベクトルで進める」などの声
・経営側と従業員側で同じベクトルで進めるから:54.1%
・自分の仕事の方向性を認識でき、パフォーマンスが上がると思うから:38.8%
・エンゲージメントが上昇すると思うから:36.5%
・意思決定時の基準になると思うから:34.1%
・一枚岩となった方が不安定な状況も乗り越えられると思うから:30.6%
・新たなアイデアや意見が生まれやすくなると思うから:12.9%
・その他:1.2%
ー54歳:顧客から見たイメージが定まる
・わからない/答えられない:5.9%
- まとめ
約4人に1人が、経営者から「組織の方向性が明確に発信されていない」と感じており、トップメッセージに納得できていない人の約8割もが「忖度で理解したフリ」をしている実態が明らかになりました。
なお、トップメッセージが発信されていないと感じる理由として、「会社全体の大きな話ばかりなので、身近に感じられない」や「他社のビジョンをコピペしたようなメッセージだから」などが挙がりました。また、組織の方向性が明確に発信されていると回答する社員の約4割は、仕事における自身の方向性関連付けられないと感じられており、トップメッセージに対して「求められているものは解るが、温度差がある」や「方向性の話と今の自分の業務の内容がかけ離れすぎている」などの意見が挙がりました。
そんな中、社員の8割以上が、社会情勢が不安定な今だからこそ、「組織の方向性」を明確にする重要性を実感しており、「組織の方向性」を明確にすることで、「経営側と従業員側で同じベクトルで進める」と半数以上が回答しました。
今回の調査では、企業を経営していく中で、経営者のトップメッセージは非常に重要であると経営者が考えるのと同様に、社員からも組織の方向性を明確にし、経営側と働く側の意識を統一し、組織力を高める必要があると考えられていることが分かりました。一方で、組織の方向が明確にトップメッセージで発信されていると感じる一般社員は多いものの、実態としては自身の仕事に結びつけられるような内容ではなく自分事として捉えにくいメッセージが多いことが明らかになりました。トップメッセージにより、社員にどのように働いて欲しいかが伝わらない場合は、経営者の自己満足で終わる結果になります。コロナや物価の高騰や円安等、さまざまな社会情勢が不安を煽る今、不穏なムードに打ち勝つためには、会社としての方向性を擦り合わせ、結束力を高めることが求められているのではないでしょうか。
- 社会情勢が不安定な今だからこそ、「VISUALIZEbook」で組織のピントを合わせませんか?
VISUALIZEbook(ビジュアライズブック)は、企業のパーパス(使命)やビジョンにピントを合わせて可視化する、理念浸透のバイブルと呼べるツール。雑誌風の誌面デザインで、すべてのメンバーの共感を得て全員が能動的に動けるようにします。
(https://stlongmarket.thebase.in/items/64326325)
- 会社概要
http://www.lens-associates.jp/
会社名 :株式会社レンズアソシエイツ
設立 :2014年1月6日
代表取締役:矢野まさつぐ
所在地 :〒460-0016 名古屋市中区橘1-6-8 LENS bldg. 2F
事業内容 :クリエイティブパートナー事業・クリエイティブスペース事業( L3F )
URL :https://www.lens-associates.jp/
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