やさしいSNS「いつでもおかえり」の事業拡大で株式投資型クラウドファンディング開始
心の声を価値に変える令和のSNS「いつでもおかえり」、自然流入3.5万DL達成の株式会社 祭が次なる成長へ資金調達開始

株式会社 祭(https://matsuli.jp 以下、当社)は、やさしいSNS「いつでもおかえり」(https://matsuli.jp/s-itudemo)の事業拡大を目的とし、株式投資型クラウドファンディング(ECF)による資金調達を開始いたします。
自然流入のみで3.5万DL突破、現在1万MAUを達成し、業界平均の8倍となる約60%の1ヶ月後継続率を実現。既存メンタルヘルス系サービスが抱える「高い顧客獲得コスト」と「低いリテンション率」という課題を独自設計で解決した同サービスの次なる成長段階として、WEB版開発・自治体連携強化・独自AI技術開発に向けた資金調達を、ECFプラットフォーム「イークラウド」を通じて実施します。
ECF開始概要
-
募集期間:2025年7月17日〜8月4日
-
調達目標:508万円(上限2,016万円)
-
プラットフォーム:イークラウド (プロジェクトページ)
-
資金使途:
-
WEB版プラットフォーム開発とユーザー体験向上のためのシステム強化
-
自治体連携拡大と行政向けソリューション開発のための営業・開発体制強化
-
独自AI技術開発と大学連携研究プロジェクトの推進
-
-
募集単位: 9万6千円〜
-
事業説明会:7月22日(火)21:00〜22:00(Zoomウェビナー, 会議リンク)
弊社の目指す「生まれや性別に関係なくすべての人が自分の人生を自ら選択できる社会」の実現に共感し、ともに育む仲間を募る場として、本ECFを活用いたします。
メンタルヘルス市場の構造的課題
現代の日本では悩みや不安を「感じている」と回答した人の割合が78.2%(※1)、精神疾患の生涯発症率は22%(※2)に上ります。メンタルヘルス市場は2024年実績3兆8,425億円から2033年には5兆3,505億円(※3)への拡大が予測されています。
逼迫した潜在需要にも関わらず、専門機関でメンタルケアを受けているのはわずか3割(※2)に留まります。
※2 World Mental Health Japan Survey 2nd
※3 日本メンタルヘルス市場統計 - IMARC Group, 1ドル145円換算

背景要因は需要供給の双方で想定されます:
需要側:そもそも相談できない
周囲での適切な相談相手の不在、無自覚による見過ごし、偏見・抵抗感による回避など、様々な理由で本当に支援が必要な人ほど手を挙げられない状況があります。
実際、こころの不調を感じた時に 30 % (※4) の人が相談できる相手・場所が「ない」と感じており、いる場合、家族や知人以外のサポート先は高くても16% かかりつけ医に限ります。
※4 【調査報告】メンタルヘルスに関する世論調査(2022年8月12日)-日本医療政策機構
供給側:継続的な支援が困難
従来のメンタルヘルス系サービスは高い顧客獲得コストと、低いリテンション率に悩まされており、継続的な支援の提供が困難でした。
解決策: SNS「いつでもおかえり」と、専門支援への橋渡し
【第1段階】安心できる居場所の提供
誰でも利用可能で続けやすい居場所として、やさしいSNS「いつでもおかえり」があります。心理的安全性を重視し、次の特徴を持ちます:
-
匿名利用前提
-
「よしよし」共感スタンプ中心のコミュニケーション
-
リポスト機能・DM機能の排除による炎上・トラブル防止
上記設計により、既存の供給側の問題を克服した圧倒的な数値を実現しております:
-
1ヶ月後継続率:60%, アプリ平均7%(※5)の8倍
-
投稿被リアクション率:300%, 他SNS10% (※6)の30倍
-
現在MAU:1万(自然流入のみで達成)
※6 SNS初心者での「いいね」数 = 投稿あたり平均0.1個推計(Instagram:フォロワー10人×LFR(Like-Follower Rate)1% で算出)
日常的投稿もできる気軽さも相まって、暖かくつながりやすい居場所としてユーザーが定着し、相談や本音も投稿できるようになります。

【第2段階】AIによる専門サポート橋渡し
第1段階の居場所で交わされる本音データにより、「声なきSOS」の専門サポートへの接続が可能になります。これにより元来「相談できない」人も、居場所での日常投稿を通じて自然に専門支援につながることができます。
大学との共同研究を通じて開発中の独自感情分析AIが、心理的安全性の高い環境で蓄積される本音データから「声なきSOS」を早期発見し、本人が助けを求める前に適切な専門サポートへの「悩みの交通整理役」として橋渡しを行います。
持続可能な収益構造の構築
単なるバナー広告に依存せず、以下の多層的な収益モデルを構築します:
1. 高付加価値マッチング広告: 心理的安全性の高い環境で蓄積される本音データを活用し、行政サービスや民間企業の専門サポートを必要とする人に適切にマッチング。従来の広告より高い成約率・単価を実現
2. 自治体連携事業: 現在都内自治体と協議中の子育て支援・孤独対策等の行政課題解決により、単なるアプリから社会インフラへ進化
3. 段階的な収益源拡大: WEB版公開後のプレミアム機能、サブスクリプションサービス、IPコラボレーション等
収益予測:2026年1月期に単月黒字と2万MAU、2028年1月期に60万MAU達成を目指します。
これらの収益モデル構築とAI技術開発、WEB版展開が今回の資金調達の主要な使途となり、持続可能な社会インフラとしての基盤を確立します。
実績とメディア掲載
3.5万DL、現在1万MAUを達成。
主要メディアでの掲載多数:

代表コメント
「なんでもないふりをして、みんな、すこしずつ傷ついている。私たちが目指すのは『治す』ことではなく『一緒にいる』こと。ふと戻ってこれる場所として、誰も望まないひとりぼっちを生まない社会の実現を目指します」(代表取締役 清水舞子)
代表取締役プロフィール
多摩美術大学出身、母子家庭育ち。 学費をカメラマン派遣や本のせどりなど様々なスモールビジネスで工面。 その過程で新宿の繁華街の店長をした経験から社会課題に深い関心を持ち、ITデザインの技術を独学で習得、株式会社祭を起業。
会社概要
株式会社 祭
公式サイト:https://matsuli.jp
「いつでもおかえり」アプリ:https://itsuoka.matsuli.jp
事業内容:医療・ヘルスケア関連のアプリケーション開発、サービス事業
注意事項
※本プレスリリースは、当社の事業に関する情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の取得を勧誘するものではありません。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像