国際デザインアワード「ADFミラノサローネデザインアワード2022」最優秀作品の展示・プレゼンテーションを行うレセプションパーティーをイタリア・ミラノで6月８日（水）18時より開催！

～世界最大の家具・インテリアの見本市「ミラノサローネ」の開催時期に合わせて実施、イタリアの現地メディアや企業が参加予定～

青山デザインフォーラム（以下ADF）が主催する世界のクリエーターアーティストを対象とした国際デザインアワード「ADFミラノサローネデザインアワード2022」の最優秀賞受賞者の作品展示と審査員、メディアやイタリア企業に向けた作品のプレゼンテーションを行うレセプションパーティーを2022年6月８日（水）18時よりGARDE　ITALY S.R.L.のショールームにて開催いたします。

【ADFミラノサローネデザインアワード2022総評】https://www.adf.or.jp/adfaward/?id=1647245200-387542
 

• 「ADFミラノサローネデザインアワード」受賞作品の展示・プレゼンテーションを開催！

「ADFミラノサローネデザインアワード」は、2009年から現在まで世界のデザイナー・クリエイターを対象にした国際デザインアワードとして開催されています。最優秀賞受賞者には世界最大規模の家具の見本市である「ミラノサローネ」で展示する機会を創出し、優秀なデザイナー・クリエイターの発掘と作品を世界へ向けて発信するサポートをしています。2022年も昨年に引き続き 「再⽣︓re_ 」をデザインテーマに多様な作品がエントリーされました。
そして、６月に開催される世界最大の家具・インテリアの見本市「ミラノサローネ」が開催されるイタリア・ミラノで、「ADFミラノサローネデザインアワード2022」の最優秀者の作品展示と審査員、メディアやイタリア企業への作品のプレゼンテーションを行うレセプションパーティーを2022年6月８日（水）18時より開催いたします。
また、「ミラノサローネ」会期中、「ADFミラノサローネデザインアワード2022」優秀賞獲得作品がGARDE　ITALY S.R.L.（イタリア・ミラノ）のショールームで展示されます（展示日時：6月7日～12日10:00～18:00）。

【「ADFミラノサローネデザインアワード2022」 受賞者・受賞作品、審査員について】
＜受賞者・受賞作品＞
最優秀賞
○Lisa Ogawaさん / Tomomi Kawashimaさん
作品名：The beauty of wasting
Country Japan

優秀賞
○Gaurav Waliさん/Yashika Munjalさん（日常のオブジェクトに影響を受けたインドのデザインデュオ）
作品名：Outside/Inside

○小林楓太さん（東京都立大学(旧首都大学東京)都市環境学部建築学科　在籍）
作品名：feel you

最優秀賞/優秀賞の作品情報：https://www.adfwebmagazine.jp/design/adf-milano-salone-design-award-2022-winners-interview-and-project-introduction/

＜審査員＞

Piet Boon（ピート・ブーン）氏 （Studio Piet Boon）
世界的に活躍するオランダのデザイナー。建築家、家具デザイナー、プロダクトデザイナーなど幅広い分野で世界的に活躍しています。

Magnus Gustafsson （マグヌス・グスタフソン）氏（Yarō Studio）
世界の小売業界で10年以上のキャリアを持つスウェーデンのデザイナーであり、デザイン事務所Yarō Studioの創設者。

坂東 航太 氏 （Bando x Seidel Meersseman　https://bxsm.nyc/）
ニューヨークを拠点とするインテリアデザイン会社Bando x Seidel Meerssemanの責任者。

Eric Clough（エリック・クラウ）氏 （212box　http://212box.com/）
米ニューヨークを拠点とする建築家デザイナー兼デザイン会社212box代表。

【「ADFミラノサローネデザインアワード」レセプションパーティー 概要】
開催日時：2022年6月8日（水）18:00～２１：００
開催場所：GARDE　ITALY　S.R.L. （住所：Via Tortona 37, 20144 Milano, Italy）
 

• 「ADFミラノサローネデザインアワード」受賞者・受賞作品

＜最優秀賞＞
小川莉咲さん/川島与実さん
（両者とも、多摩美術大学プロダクトデザイン学科 卒業）
作品名：THE BEAUTY OF WASTING

＜作品紹介＞
受賞アーティストのお二人が「自然界にみつけた魅力を突き詰めた作品。石は、古来より人の身近にあるにも関わらず、硬く冷たく無機質で、どこか遠い存在。そんな石という素材の価値を探求し、消耗という行為を結びつけることで、人の身近に置ける姿をデザインした。」とお二人は語ります。
各審査員から、「これは持続可能な消耗品のための感動的なデザインです。 シンプルさと機能性から、時代を超越するものを感じます」や「「re_」のコンセプトを文字通りに解釈することで、ADFミラノサローネデザインアワードのすべての要素をひとつに集約し、反映しています」等の高い評価を得て、このたびの最優秀賞受賞となりました。本作品は、6月に延期になったミラノサローネ期間中に[A1] GARDE ITALY S.R.L.（イタリア・ミラノ）のショールームで展示されます。（展示日時：6月7日～12日10:00～18:00）

＜優秀賞＞
Gaurav Waliさん/Yashika Munjalさん
（日常のオブジェクトに影響を受けたインドのデザインデュオ）
作品名：Outside/Inside

＜作品紹介＞
Outside / Insideは、「容器」、時間、および製品設計の規範の概念で遊ぶ一連の物（オブジェクト）です。 私たちの理解として、物に対する感性は、特定の推定上の制限なしでは理解できないところまで成熟しています。これを念頭に、私たちは最も基本的な物である容器から思考実験を始めました。私たちは自分自身に問いかけました。「あなたは『容器』について何を理解している？それを説明するとしたら、どんなイメージが思い浮かびあがる？そのイメージをどこまで広げることができる？遠すぎるとすればどこまで？」。
「デザイン」するのではなく、松葉の自然な特性を捉えて、身近なものに新しい価値をもたらしたいと考えました。素材をそのまま使用することで、Outside / Insideの自由に流れるフォームは、ユーザーがオブジェクトを使用する独自の解釈を思い付くように促し、好奇心と再発見の感覚を際立たせています。

小林楓太さん（東京都立大学(旧首都大学東京)都市環境学部建築学科　在籍）
作品名：feel you

＜作品紹介＞
コンセプトは、「私たちの空間を再構築する」です。人は感覚的な生き物で、無意識に自身の身体スケールを構築し続けています。例えば、人とすれ違う時にぶつからないということはお互いの身体スケールを無意識のうちに感じ取っているから。
モノには重力が働くため、モノの下部に対しては物理的に認識できます。しかし、本質的に感じていることはモノの上部にあり、上部の何もない空気にモノの気配を感じているのではないかと思いました。
この作品は、そんな日常に溢れる無意識の感覚を、点と線の２つの要素で意識的に感じて欲しいと思い製作しました。ある点をつなぐ時は、誰かの目線になる。点が線を結び、線と線の幅が誰かにとっての心地よい幅になる。自分一人で消化しきれない感覚が、ある人を思うきっかけとなり、違った視点で世界を見られるのではと思いました。訪れた人が、破壊と構築を繰り返しながら空間をつくり、ある時の違和感やその中にある少しの心地よさを感じて欲しいという思いを込めました。
 

• 特定非営利活動法人　青山デザインフォーラムについて

ADFはデザイナー、アーティスト、建築家の社会的地位の向上と世界的に活躍する人材育成をミッションとして2009年に日本で設立された特定非営利活動法人です。設立以来、世界各国のデザイン、建築家協会および団体などと数多くの業務提携を行うとともに、ミラノで年に一度開催される『ミラノデザインウィーク』期間中に2013年よりフォーリサローネに展示会場を設営しております。

【会社概要】
社名：特定非営利活動法人青山デザインフォーラム
所在地：〒107-0062　東京都港区南青山5-2-1 ４F
理事長：鈴木　克尚
活動内容：
ADFは、建築家、デザイナー、アーティスト、クリエイターを繋ぐプラットフォームを提供することを目的とし、文化・社会貢献活動とブランディングをサポートするCSR活動の一環としてのアワード事業、そのほかにメディア事業、アート事業、ソーシャルイノベーション事業、ビジネスマッチング事業を行っております。
HP：https://www.adf.or.jp/