工程管理SaaSの「ものレボ」と製造実行システム「Sodick MES」の機能連携サービスを提供開始

工程管理の「ものレボ」に、機械の稼働データが自動で登録されるようになりました。

ものレボ株式会社

ものレボ株式会社(本社:京都市中京区、代表取締役:細井 雄太)は、株式会社ソディック(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:古川 健一)と提携し、両社のシステム製品の機能連携を図る新サービスの提供を開始いたします。

今回の新サービスは、ものレボ株式会社(以下ものレボ)の中小製造業のデジタル化を推進する工程管理SaaS「ものレボ」と、株式会社ソディック(以下ソディック)の製造工程の把握や管理、作業者への指示や支援などを行う製造実行システム「Sodick MES (Manufacturing Execution System)」との機能連携を実現するものです。

工程管理SaaS「ものレボ」は、入力された工場の現場データをもとに分析を行い利益率や生産性の改善に活用できることが特徴のひとつですが、これまでは現場作業者による手作業でデータを登録していました。

今回、「Sodick MES」と連携することで、機械が稼働した実績データは「ものレボ」に自動で取り込まれるようになります。これにより確実な実績データを手間なく登録することが可能となり、蓄積された実績データをもとに、より適切な工程計画を立てることにつなげることができ、データの取得から活用までをワンストップで実現します。
「企業変革力(ダイナミック・ケイパビリティ)」の強化に向けた、適切な工程計画や現場の見える化といった短期的な課題解決だけではなく、生産性の向上や競争力の維持強化といった、中長期的な課題の解決にもつながると考えています。

■提携の背景
2020年及び2021年版ものづくり白書では、コロナウイルス感染症の拡大や国際情勢の変化など、激動の世の中に対応するため自己を変革していく「企業変革力(ダイナミック・ケイパビリティ)」を強化する必要性を示しています。2022年においても、その必要性は引き続き提唱されており、その実現に向けた足がかりのひとつが製造実行システム(MES:Manufacturing Execution System)です。
MESとは、製造工程の把握や管理、製造現場の作業者への指示などを行うシステムであり、導入や利活用が進むと、製造現場のより詳細なデータを蓄積することができます。このデータを生産計画のしくみなどと連携させデータ分析を行うことにより、最適な稼働状況のシミュレーションや製造現場へのリアルタイムなフィードバックを実現し、工場の生産性向上につながります。

※2022年版ものづくり白書:経済産業省・厚生労働省・文部科学省
https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2022/index.html

■「Sodick MES」について
「Sodick MES」は、IoT・DX活用による生産現場全体の最適化 「スマートファクトリー」実現に向け製造工程の把握や管理、作業者への指示や支援などを行う製造実行システムです。

「Sodick MES」は「資源をムダなく利用し、生産効率の向上を図る」ことを目標に、生産活動における品質・コスト・納期を継続的に改善するため現場情報を収集し、評価・分析を通じた生産効率の最大化を目的としています。
生産管理システムと工作機械の稼働情報を連携することで、リソース(人・機械)ごとの能力まで加味した最適な生産計画の立案と、実際の生産過程における実績収集・分析・カイゼンを支援。全体最適化を図ることで生産性の向上とコスト低減を実現し、ムリ・ムダ・ムラの無い利益体質へ導きます。
将来的に立案した生産計画をもとにした「最適自動生産」の実現を目指しています。

2022年11月1日プレスリリース
『IoT・DX活用による生産現場全体の最適化 「スマートファクトリー」実現に向け製造工程の把握や管理、作業者への指示や支援などを行う“製造実行システム”「Sodick MES」提供開始のお知らせ』
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.sodick.co.jp/pdf/221101190249_PressRelease_SodickMES_20221101.pdf

<株式会社ソディック>
事業内容:工作機械事業…放電加工機、ハイスピードミーリングセンタ、金属3Dプリンタ 産業機械事業…プラスチック射出成形機、マグネシウム合金射出成形機 食品機械事業…製麺機、米飯製造機 その他…産業用リニアモータ、工業用セラミック、消耗品、LED照明
設立:昭和51年8月3日(創業 昭和46年2月)
本社所在地:〒224-8522 横浜市都筑区仲町台3-12-1
代表者:古川 健一
Webサイト:https://www.sodick.co.jp/
電話番号:045-942-3111

■「ものレボ」について
「産業革命と呼ばれることをする」を目的に、デジタル技術を駆使して日本から新しい未来のサプライチェーンをつくることをミッションにグローバルに事業展開をしている2016年創業のスタートアップ企業です。
多様化する世界において製造業では少量多品種・短納期の要求が高まっています。しかし、少量多品種・短納期の中小製造業はデジタル技術の習得に苦戦していることも事実です。サプライチェーンプラットフォームの実現に向けた第一歩として、工場の製造現場のデジタル化を推進する工程管理SaaS「ものレボ」を開発し、2019年1月より国内外130社(2022年4月30日時点)の製造現場でご利用いただいています。

工程管理SaaS「ものレボ」は、製造業専門のクラウド型工程管理アプリです。
従来の煩雑な管理業務をデジタルによりまるっと見える化することで、管理工数の削減や生産性の向上を実現します。
  1. 製造現場の情報をリアルタイムに共有ができ社内の情報共有を円滑化
  2. 簡単な工程計画作成と進捗管理により納期遅延を抑制
  3. 機械負荷の把握ができ生産性を意識した工程計画の作成をサポート
  4. ワンタッチで作業実績が入力でき日報作成の手間を省略
  5. 初期費用0円で気軽、手軽に導入可能

<ものレボ株式会社>
事業内容:製造業向け工程管理SaaSの開発・販売
設立:2016年2月1日
本社所在地:京都府京都市中京区三坊西洞院町572御池マスギアネックスビル8F
代表者:細井 雄太
Webサイト:https://monorevo.jp/
電話番号:075-585-5097

■本プレスリリースに関するお問合せ先
ソディック株式会社 広報室 TEL:045-942-3111(大代表)
ものレボ株式会社 岩見 Mail:info@monorevo.jp

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会社概要

ものレボ株式会社

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URL
https://monorevo.jp
業種
情報通信
本社所在地
京都市中京区三坊西洞院町572 御池マスギアネックス8F
電話番号
075-585-5097
代表者名
細井 雄太
上場
-
資本金
1億円
設立
2016年02月