ファミリーで楽しみながら学べるSDGsイベントを開催しました。廃材を使ったアートで、Tシャツやハンカチを自分だけの宝物にアップサイクル【Tani】
5月5日の子どもの日、阪急メンズ大阪にて、アーティスト若木くるみ、SOARとTaniがコラボし、ものづくりの楽しさを子ども達に体験してもらいました。今後は親子で参加できるイベントとして展開予定です。
イベントでは、微かなプリントのかすれや汚れのためにB品として販売対象外となるTシャツやハンカチに、廃材の木を利用したスタンプを押したり、ペンで絵を描いたり、子ども達が自由にカスタマイズ。自由な創造力で、アーティストやスタッフを含め、大人たちも刺激を受ける体験となりました。
指導してくださったのは関西を拠点に活躍し、Taniとのコラボレーションなどで交流のある若木くるみ氏とSOAR氏。
若木氏が年輪など木の特徴をいかした得意の版画を、SOAR氏が廃材へのペイントを指導。ブナの木が服へと生まれ変わる工程を学びつつ、世界に一つの宝物が次々と出来上がりました。参加者やご家族には、生地の肌触りの良さを気に入っていただけ、それぞれの創意工夫でオリジナルのアイテムを作ることができたと感激の声が聞かれました。
大胆かつユーモラスなアート表現に定評のある若木氏、大自然を独特の世界観でアートに写しとるSOAR氏、二人のアイデアと才能がかけ合わさり実現した今回の企画。Taniを代表する素材 Silktouch(シルクタッチ)がブナの木からどのように作られるかを紹介するミニコーナーも設置。ブランドとして一貫して重視している環境への配慮や、天然の木材を由来とした素材へのこだわりを、参加者、アーティスト、皆で体感することができました。
製品そのものの特徴を生かしつつ、新たな価値を与え、別のものに作り変えるアップサイクル。そのプロセスの中で、サステナビリティの大切さやアートに触れる体験。今回は子ども対象のイベントでしたが、今後は大人も含めて楽しめるイベントとして、より多くの地域で展開していき、他企業やアーティストの方々とも協業しながら、このように楽しく学べるイベントを通じてSDGsを啓蒙していきたいと思っています。
アーティスト紹介
KURUMI WAKAKI (若木くるみ):
1985年 北海道生まれ。2007年 京都市立芸術大学版画専攻卒。
自身の剃り上げた後頭部に顔を描き布に転写する「顔拓」にはじまり、野菜、樹木、波、道路など、身の回りのあらゆる凹凸を刷りとってかたちをあぶり出す新進気鋭のユニークなパフォーマーであり版画家。第12回岡本太郎現代芸術賞展 岡本太郎賞等、受賞多数。今回、その日の気分で顔ポケットを付け替えられるTシャツで Taniと初のコラボが実現。
SOAR (ソア):
兵庫県生まれ、京都嵯峨美術短期大学卒業。2018年より soar(ソア)として絵を描き始め、テキスタイルデザインコンペサイトにて数点の作品が入賞、アパレルブランド等で商品化された。山地図からなる作品や、ステンドグラス風の作品を経て、2023年より登山をしながら絵を描き、自然の中での体感や経験の表現を追求している。Taniとは SS23以降、コラボを重ね、今回のイベントで予約販売された限定Tシャツの他、今後も新製品でのコラボが進んでいる。
【好評発売中】若木くるみ氏とのコラボ商品 Emotional T
Tani オンラインショップ、阪急メンズ東京B1FのTani 旗艦店の他、5月28日まで銀座三越5Fにて開催中のPOP-UPでも取扱中。商品の詳細、オンライン注文:リンク
サイズ:S / M / L - ユニセックス(女性はワンサイズ小さめか、ゆったりとオーバーサイズで。)
価格:13,200円(税込)
【販売終了】イベントと同時にSOAR氏とのコラボで、期間・店舗限定プリントTシャツも予約販売をしました。
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