小規模農業者でも有機JAS取得をカンタンに。生産者の販売管理・マッチングサイトのfarmO、有機JAS取得サポート機能を拡充
有機農業にまつわる課題をITで解決し、環境負荷の小さい農業に取り組む生産者の負荷軽減を目指すWebサービス「farmO(以下、ファーモ)」において、有機JAS*認証取得に必要な記録類の作成をサポートする「格付・出荷記録ダウンロード機能」を拡充しました。生産者にとって負担の高い格付の業務を支援することで各国で拡大する有機農産物のマーケットに対応しやすくすることを狙います。
持続可能な農業の普及を目指す、株式会社坂ノ途中(京都市/代表取締役 小野邦彦)は、有機農業にまつわる課題をITで解決し、環境負荷の小さい農業に取り組む生産者の負荷軽減を目指すWebサービス「farmO(以下、ファーモ)」において、有機JAS*認証取得に必要な記録類の作成をサポートする「格付・出荷記録ダウンロード機能」を拡充しました。生産者にとって負担の高い格付の業務を支援することで各国で拡大する有機農産物のマーケットに対応しやすくすることを狙います。
■ farmO(ファーモ)について
有機農業にまつわる多くの課題を解決し、営農のハードルを下げることを目的に一般社団法人「次代の農と食をつくる会」のプロジェクトとして坂ノ途中で開発・運営しているWebサービスです。ファーモは、⑴ペーパーワークが大変、⑵顧客開拓に苦労する、⑶物流費がかさむ、といった生産者の三大課題の解決のために、三つのサービスを展開しています。
1. 販売管理でデータとつながる
出荷や受注情報を入力しデータとして蓄積させることで、ペーパーワークの省力化を図ったり、受注管理をスムーズに進めることができます。 今回の機能追加で、有機JAS申請・更新に必要なデータも記録・出力できるようになりました。
2. マッチングで買い手とつながる
現在登録している買い手は400件近く。注文表を公開したり、掲示板への投稿で顧客開拓や取引につなげることができます。
3. 発送お助けサービスで物流がつながる
大手物流会社と連携し、全国2000か所の物流センターに持ち込むことで安価な送料で全国に宅配することができます。
■ 背景
有機農産物の流通量は世界でも2008年から2018年にかけて2倍になり、日本でも2015年から2018年にかけて輸出金額は3.1倍になるなど近年成長しています。また、農林水産省が2021年3月に発表した「みどりの食料システム戦略」では、2050年までに有機農業に取り組む面積を100万haに拡大するなどの目標を掲げており(2018年段階では約2万3700ha)、オーガニック農産物の市場拡大が見込まれています。しかし、生産者にとって有機JAS認証取得の申請・更新は事務作業の負担が大きいという課題がありました。小規模農業者や、人手の少ない状況では、有機JAS認証同等の基準で栽培していても、事務作業が障壁になり認証の取得に至っていない生産者は少なくなく、販売機会の損失にも繋がっていました。
■ 新機能「格付・出荷記録ダウンロード機能」で事務作業を省力化
従来、有機JAS認証に必要な記録類を簡易に作成できる機能は生産行程管理システムに組み込まれていることが主流でした。ファーモは販売管理システムでありながら、有機JAS認定に必要な記録類の出力ができることに特色があります。
ファーモでは、登録した買い手からの注文はもちろん、それ以外の買い手からの受注も自分で登録することで、すべての注文を一元管理することができます。今回の新機能はこの特色を生かし、さらに有機JAS認証に必要な三つのことが可能になりました。
・受注管理と連動した格付・出荷記録に必要なデータの記録・蓄積・Excelファイル出力
・期間に応じたデータ出力と証票管理の残数や出荷量の自動計算
・毎回入力しなければならないJAS基本情報(生産行程管理者など)の自動入力
詳しくは: https://www.farm-o.net/start
有機JAS認証*
有機JAS認証制度は、生物や自然環境にできるだけ負荷を与えない農業やその農産物の加工、小分けや輸入の品質を明確にするための仕組みです。各国で制度化されたことに続き2001年に日本でも始まりました。
株式会社坂ノ途中 会社概要
farmOを運営する株式会社坂ノ途中は、「百年先もつづく農業を。」をコンセプトに、新しく農業をはじめる人──新規就農者のパートナーとして、野菜を中心とした食品ECを展開しています。就農を希望する人の約9割は、有機農業など環境負荷の小さい農業に興味を持っているため、その受け皿をつくりるサポートすることで持続可能な農業の普及を目指しています。
本社:京都市下京区西七条八幡町21番地
代表取締役:小野 邦彦
設立:2009年7月21日
HP:https://www.on-the-slope.com/
■ farmO(ファーモ)について
有機農業にまつわる多くの課題を解決し、営農のハードルを下げることを目的に一般社団法人「次代の農と食をつくる会」のプロジェクトとして坂ノ途中で開発・運営しているWebサービスです。ファーモは、⑴ペーパーワークが大変、⑵顧客開拓に苦労する、⑶物流費がかさむ、といった生産者の三大課題の解決のために、三つのサービスを展開しています。
1. 販売管理でデータとつながる
出荷や受注情報を入力しデータとして蓄積させることで、ペーパーワークの省力化を図ったり、受注管理をスムーズに進めることができます。 今回の機能追加で、有機JAS申請・更新に必要なデータも記録・出力できるようになりました。
2. マッチングで買い手とつながる
現在登録している買い手は400件近く。注文表を公開したり、掲示板への投稿で顧客開拓や取引につなげることができます。
3. 発送お助けサービスで物流がつながる
大手物流会社と連携し、全国2000か所の物流センターに持ち込むことで安価な送料で全国に宅配することができます。
■ 背景
有機農産物の流通量は世界でも2008年から2018年にかけて2倍になり、日本でも2015年から2018年にかけて輸出金額は3.1倍になるなど近年成長しています。また、農林水産省が2021年3月に発表した「みどりの食料システム戦略」では、2050年までに有機農業に取り組む面積を100万haに拡大するなどの目標を掲げており(2018年段階では約2万3700ha)、オーガニック農産物の市場拡大が見込まれています。しかし、生産者にとって有機JAS認証取得の申請・更新は事務作業の負担が大きいという課題がありました。小規模農業者や、人手の少ない状況では、有機JAS認証同等の基準で栽培していても、事務作業が障壁になり認証の取得に至っていない生産者は少なくなく、販売機会の損失にも繋がっていました。
■ 新機能「格付・出荷記録ダウンロード機能」で事務作業を省力化
従来、有機JAS認証に必要な記録類を簡易に作成できる機能は生産行程管理システムに組み込まれていることが主流でした。ファーモは販売管理システムでありながら、有機JAS認定に必要な記録類の出力ができることに特色があります。
ファーモでは、登録した買い手からの注文はもちろん、それ以外の買い手からの受注も自分で登録することで、すべての注文を一元管理することができます。今回の新機能はこの特色を生かし、さらに有機JAS認証に必要な三つのことが可能になりました。
・受注管理と連動した格付・出荷記録に必要なデータの記録・蓄積・Excelファイル出力
・期間に応じたデータ出力と証票管理の残数や出荷量の自動計算
・毎回入力しなければならないJAS基本情報(生産行程管理者など)の自動入力
今回の機能追加は有機JAS認証を既に取得している生産者へヒアリングを行い、その要望から開発に至りました。今後もファーモをもっと便利に活用していただけるように、そしてオーガニックを広げるためにも、ご要望を聞きながら改善を図っていきます。
詳しくは: https://www.farm-o.net/start
有機JAS認証*
有機JAS認証制度は、生物や自然環境にできるだけ負荷を与えない農業やその農産物の加工、小分けや輸入の品質を明確にするための仕組みです。各国で制度化されたことに続き2001年に日本でも始まりました。
株式会社坂ノ途中 会社概要
farmOを運営する株式会社坂ノ途中は、「百年先もつづく農業を。」をコンセプトに、新しく農業をはじめる人──新規就農者のパートナーとして、野菜を中心とした食品ECを展開しています。就農を希望する人の約9割は、有機農業など環境負荷の小さい農業に興味を持っているため、その受け皿をつくりるサポートすることで持続可能な農業の普及を目指しています。
本社:京都市下京区西七条八幡町21番地
代表取締役:小野 邦彦
設立:2009年7月21日
HP:https://www.on-the-slope.com/
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