新たな漆工職人が誕生!インターンツアー参加学生の1人が、長野の伝統工芸・木曽漆器の後継者に!
長野の伝統工芸・木曽漆器を手掛ける「丸嘉小坂漆器店」。未来の後継者を見つけようと、3月に開催されたインターンツアー参加学生の1人が、4月から同工房で働くことが決定いたしました。
海外からも注目を集める、日本の伝統工芸品。
しかし、全国各地の産地・工房では、後継者不足が深刻な問題となっています。
一方で、全国には職人を目指して専門的な技術や知識を学ぶ大学生・専門学生が数多くいます。
ただ、産地・工房の求人情報にたどり着くことができず、職人への道を諦めてしまう学生が少なくありません。
産地・工房の情報が学生に届かないことが、後継者不足における大きな課題の一つです。
その課題を解消しようと、ニッポン手仕事図鑑では、2018年度より「後継者育成インターンツアー」を開催。
就業体験や、移住者との懇親会などを通して、未来の後継者となり得る若者たちと産地・工房とのマッチングをはかることを目的としています。
今回、ツアーの訪問先となったのは、長野県塩尻市にある「丸嘉小坂漆器店」。
長野県の伝統工芸のひとつである、木曽漆器の技法を活かした製品を扱う工房です。
(ツアー詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000042780.html)
全国から集まった、美術や工芸を学ぶ学生の中から、
1人が漆工職人として、同工房で4月から働くことが決定いたしました。
参加者の中から、実際に後継者が誕生するのは、本ツアーで初の事例となります。
今後もニッポン手仕事図鑑では、「後継者育成インターンツアー」をはじめとして、未来の後継者を育てるための取り組みを展開していきます。
詳細については、ぜひお問い合わせください。
(https://nippon-teshigoto.jp/contact)
■『ニッポン手仕事図鑑』について
ニッポン手仕事図鑑は、「ニッポンの手仕事を、残していく」をコンセプトに2015年1月にリリースされた、日本が誇る職人の手仕事、地方の文化や伝統工芸を、映像で紹介している動画メディアです。
(https://nippon-teshigoto.jp)
■長野県の伝統的工芸品産地活性化プロジェクト
「伝統的工芸品産業支援補助金」制度(経済産業省主催)の採択を受け、2018年よりニッポン手仕事図鑑が進めるプロジェクト。これまで長野県の伝統工芸品7か所にて工房の映像制作やインターンツアーを開催。
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