<開催レポート>さくらインターネット史上初の大型オンラインイベント・スタート前プレイベント『Tellus Satellite Cafe ONLINE vol.1』

 インターネットインフラサービスを提供するさくらインターネット株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:田中 邦裕)は、オンラインイベント「Tellus Satellite Cafe ONLINE vol.1」を6月30日(火)に開催いたしました。
 本イベントは、7月14日(火)~9月1日(火)に開催する当社初の大型オンラインイベント「Tellus SPACE xData Fes. -Online Weeks 2020-」に先がけて開催したプレイベントです。


≪オフィシャルムービーURL≫https://youtu.be/gKOD7ZczqV4
 

  • さくらインターネット株式会社 xData Alliance Project 開発グループ 城戸よりご挨拶
 開催に先立ち、さくらインターネット株式会社 xData Alliance Project 開発グループ 城戸彩乃よりご挨拶をいたしました。
 城戸は、Tellusに関し「日本の政府が今まで公開してきたような衛星データを含め、様々な衛星データを民間の皆さまに無償で公開していくプラットフォームで、今まで扱いの難しかった衛星データを様々な所から集め、簡単に加工して利用できるようにし、提供しているというものになります。全体像としては、衛星データを扱うためのコンピューティングリソースから、それを扱えるようになるためのラーニング環境まで、様々なコンテンツを提供しております。」と説明しました。
 また、今年2月より提供を開始したTellusマーケットについて、「これは様々なツール(例えば衛星データや地上データ、ユーザーの皆様が所持しているデータ、Tellusの衛星データを解析するアルゴリズム等)を売る、もしくは所持している人から買ったりすることが出来るようなマーケットプレイスになっております。現在は無料のものを売買するまでしかできておりませんが、今後、課金も対応していく予定ですので、これも是非使ってみていただけたらと思います。」と解説を行いました。
 最後に、「Tellus Satellite Cafeは本日が2020年度の初回となりますので、ここからさらにエンジンをかけ、皆様とコミュニケーションを取っていけたらと思います。よろしくお願いいたします。」とコメントしました。
 
  • 株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ 代表取締役副社長 軽部政治 様
    さくらインターネット株式会社 フェロー 小笠原 によるトークセッションを実施
 続いて、株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ 代表取締役副社長 軽部 政治 様と、さくらインターネット株式会社 フェロー 小笠原 治による「Tellusの考える今の時代のイベントとは」を行いました。

小笠原は、「本当に大事なのは『音声』。どう伝わるかが課題になります。今まではテレカンや、この様なオンラインのイベントを仕方なしに行っていたり、どちらかといえば“サブ”な扱いをされる手段でしたが、これがメインになる事で、相手側にちゃんと人がいて、ちゃんと伝わっているのか等を考え出す…そうするとオンラインやデジタルの上にも、いわゆる定性的な、感性的なところが出てくるはずです。徐々にオンラインでのイベントが非常用に実施するではなく、『ちゃんとそこに参加する人がいるんだ』というベースでいかに喜んでもらうか、オンラインだからこそ出来ることは何か、という風に考え方が変化していくんじゃないかと思っています。」と語りました。

 軽部様は、 「例えば難しい言葉を並べられて『Tellusでできること』と言って、僕の様な素人にTellusの技術面の凄さ等を説明されても、興味を失くしていく一方になります。なので、いかに素人でも分かる言葉にポイントを絞ってできる可能性の共通言語を探るか、という事が重要になると思っています。7月から行われるイベントでは色んな技術が身につくと思いますが、やはり 『じゃあ、それって他の人に伝える時どんな言葉で表現すればいいの?』という課題を、それぞれ受講者の方に(もしくは教える方も、)同時進行で考えながら色んな知識を身に着けるという事が、全てのイベントを通して必要になる事なんじゃないかなと思います。」と語り、今の時代のイベントに関し意見を交わしました。
 
  • さくらインターネット株式会社 xData Alliance Project 運用グループ 牟田
    Tellus 公式オウンドメディア 宙畑 編集長 中村 による「衛星データで何ができるのか、利用事例を学ぶ」
 最後に、さくらインターネット株式会社 xData Alliance Project 運用グループ 牟田梓と、Tellus 公式オウンドメディア 宙畑 編集長 中村友弥より、衛星データの利用事例、およびTellus公式オウンドメディア「宙畑」をご紹介いたしました。
 衛星データ利用事例の紹介パートでは牟田が、「稲作において重要な『収穫時期』『タンパク質』『土地の肥沃』。この3つに対して衛星データでは収穫時の穂の色や、アメダスの気温データで穂が出てからの毎日の平均気温を積算したりタンパク質の含有率を穂の色の違いで推定する、加えて土を撮影する事により、含有率を把握することができるなどし、稲作をサポートしています。また、衛星データは海面水温を観測することができ、これにより海流を把握することができます。この海流の隙間に魚群が存在するため、漁業分野において活躍がなされております。 」と農業・漁業における利用事例を解説。
 続いて中村は、Tellus公式オウンドメディア 宙畑を「宙畑では衛星データの利用事例のほかにも、様々な記事を出しております。」と説明。最後に「来月から開催のFesにおきまして、宙畑の講座も開催予定です。こちらも是非ご参加ください。 」と、来月のイベントの向け呼びかけを行いました。









 

 

  • 衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」について
 Tellusは、さくらインターネットが経済産業省の「政府衛星データのオープン&フリー化及びデータ利活用環境整備・データ利用促進事業」を受け、開発・運用に取り組んでいる衛星データプラットフォームです。衛星データや衛星データを扱うさまざまなツールの提供、アプリケーションなどの開発環境、衛星データ活用のためのトレーニングおよび衛星データコンテストなどの教育コンテンツ、そして衛星データを活用するためのさまざまなドキュメントを提供するオウンドメディアといった機能を有します。また、Tellusには衛星データに加え、気象、人流などの地上データを順次搭載しています。本プラットフォームの名称は、宇宙から得られる地上のデータにより豊かな未来を作り出したいという意を込め、大地の女神「Tellus(テルース)」から取っています。

・Tellusウェブサイト
https://www.tellusxdp.com/

・Tellusロゴ

 
  • さくらインターネット株式会社について
代表者  :代表取締役社長 田中 邦裕
本 社  :大阪府大阪市北区大深町4番20号
創 業  :1996年12月23日
設 立  :1999年8月17日
資本金  :22億5,692万円
売上高  :219億8百万円(2020年3月期)
URL    :https://www.sakura.ad.jp/corporate/

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会社概要

URL
-
業種
情報通信
本社所在地
大阪市北区梅田1丁目12番12号 東京建物梅田ビル11階
電話番号
-
代表者名
田中邦裕
上場
東証プライム
資本金
22億5692万円
設立
1999年08月