茨城県初の地域活性化起業人の派遣が決定!茨城県大子町で締結式が開催され、都市部企業の知見・ネットワークと地域資源を活用した新たな地域活性化事業の創出へ。
森林や古民家といった多様な地域資源を活用した地方創生に向けて、大子町と都市部企業が人的交流を含めた連携体制を確立!
2021年4月14日、茨城県大子町と株式会社さとゆめとの間で地域活性化起業人派遣にかかる派遣協定の締結式が開催されました。本協定に基づき、株式会社さとゆめから社員1名が大子町まちづくり課に3年間出向し、現場で地域と共に地域活性化事業に取り組んでいくこととなっています。
左から赤津副町長、高梨町長、さとゆめ嶋田、久保
茨城県大子町は、茨城県と福島県、栃木県の県境に位置して山々や森林といった自然豊かな地域です。町の中心を流れている一級河川の久慈川、茨城県最高峰の八溝山、日本三名瀑に数えられる「袋田の滝」などの自然資源や、奥久慈軍鶏(しゃも)、奥久慈リンゴ、奥久慈茶といった特産品も豊富に有しています。しかし、高齢化率が46%を超す過疎地域であることに加え、2019年10月には台風19号に被災、2020年以降は新型コロナウイルスにより町の基幹産業である観光産業が大きなダメージを受けています。特に、台風19号では町と水戸を結ぶライフラインの一つであったJR水郡線の橋梁が増水した川に流され、1年5か月ほど不通となっており、町民生活にも大きな影響をもたらしました。
大子町が誇る日本三名瀑の一つ「袋田の滝」
増水した久慈川によって根本部分から崩落した水郡線の橋梁(緑部分)
締結式調印の様子。左;高梨町長、右;さとゆめ嶋田
今般、さとゆめからは独立行政法人国際協力機構(JICA)で途上国の観光事業に携わっていた経歴を持つ久保信也が派遣されます。久保はさとゆめに入社以来、森林セラピーを中心に多くの地域のヘルスツーリズム事業を推進してきた実績を有しており、今回の派遣で、より地域に密着した事業の企画・運営が期待されています。
さとゆめ代表取締役 嶋田
さとゆめ 久保
少子高齢化・人口減少、新型コロナウイルスの蔓延を背景に、地域にとっては困難な状況が続いていますが、大子町とさとゆめは互いの資源・知見を活かした強力なタッグを組んで乗り越えていくことを目指しています。
森林セラピーロードとして認定されている「奥久慈憩いの森」
活用が期待されている古民家
【大子町公式ホームページ】
https://www.town.daigo.ibaraki.jp/
【株式会社さとゆめコーポレートサイト】
https://satoyume.com/
【株式会社さとゆめメンバー紹介ページ】
https://satoyume.com/member/
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