新型コロナワクチン接種による後遺症SIRVA(シルバ)の治療法を10月8日の第49回日本肩関節学会にて発表
運動器カテーテル治療を関東、関西をはじめ国内10院で提供する医療法人社団祐優会オクノクリニック(所在地:東京都港区 総院長:奥野祐次)は、新型コロナワクチンの接種後の副作用の一つで、ワクチンをうけた肩周辺に重度の痛みが生じてしまい、数年にわたって痛みが生じるSIRVA(シルバ)について、その実態を調査し治療法を発表したのでお知らせいたします。
- SIRVA(シルバ)について
インターネットの検索ボリュームを基にした解析では、新型コロナワクチンのワクチン接種を受けた患者さんのうちの0.3~0.5%の(1.1億人受けたと仮定すると300,000~500,000人 ※当院調べ)人がSIRVA(シルバ)にかかったと思われます。SIRVA(シルバ)になりやすい人の特徴として40代~50代の女性が若干多く、また痩せ方の人に少し多いことがわかりました。さらに糖尿病や甲状腺機能の病気がある人は、なりやすいことも判明しました。またSIRVA(シルバ)は治りやすい疾患ではなく、重度の五十肩よりもしぶといとされ自然経過による改善は2~3年は少なくともかかることが予想されることも分かりました。
医療法人社祐優会オクノクリニック総院長の奥野祐次は、第49回日本肩関節学会において、SIRVA(シルバ)の国内での発生状況や、疾患の特徴、およびSIRVAに対する新しい治療を開発しその有効性を発表しました。SIRVA(シルバ)は医療従事者でもまだ知らない方も多く、一般の人ではSIRVA(シルバ)を知らずワクチン接種後の痛みに困っている方もかなり多いと想定されます。今後も私たち痛みの専門オクノクリニックとしては啓発活動を行い、この病気の認知を広め、多くの人が路頭に迷わないように努めていきたいと思います。
- Youtube動画「痛みの専門医チャンネル」 ワクチン接種後の痛み[SIRVA] 注射針が痛みの原因
- Youtube動画「痛みの専門医チャンネル」【前編】ワクチン接種後の痛原因と痛みを事前に防ぐ方法を医師が解説
- Youtube動画「痛みの専門医チャンネル」【後編】ワクチン接種後の肩の痛みを防ぐ方法。正しい注射位置を知ることで接種後の痛みを回避
- 痛みの治療専門 オクノクリニックについて
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総院長紹介
総院長:奥野 祐次(オクノユウジ)
2006年3月、慶応義塾大学医学部卒業。放射線科医として血管内治療に従事したのち、大学院にて「病的血管新生」の研究を行い、博士号を取得。その後、江戸川病院で運動器疾患に対する血管内治療を専門とし、2014年4月に運動器カテーテルセンター センター長に就任。2017年10月に横浜にてオクノクリニックを開院。国内外で多くの学会に登壇し、運動器カテーテルの技術を広めている。
■クリニック概要
クリニック名: Okuno Clinic. 東京 表参道
所在地 : 〒107-0062 東京都港区南青山5-6-26 青山246ビル3F
アクセス : 表参道駅徒歩1分
営業時間 : 9:00~18:00
URL : https://okuno-y-clinic.com
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