「新型コロナウイルス感染症による飲食店のデリバリー動向調査」の結果について
飲食店デリバリーサービスに活路を見出すための緊急調査
新型コロナウィルスの感染拡大により、外食業界全体に与える損失はかつてない状況へと追いやられています。この状況下の元、株式会社メニューデザイン研究所では飲食店におけるデリバリーサービスに活路を見出すことを目的とした消費者向け動向調査を実施しました。
■調査対象
会社員・会社役員・自営業・パート/アルバイト・専業主婦・無職 計65名
■調査方法
WEBアンケート
■実施期間
令和2年4月8日(水曜日)~10日(金曜日)3日間
■調査結果・概要
Q.新型コロナウイルスの影響でデリバリーする回数に変化はありますか?
●「していない」が84.6%と圧倒的に多く、「増えた」が9.2%、「変わらない」が4.6%で「減った」が最も少なかった。
Q.「増えた」と答えた方に。デリバリーした業態は?(複数回答可)
●「ファストフード」が最も多く、次いで「ピザチェーン」が多かったが「居酒屋チェーン」は「個人の飲食店」は0だった。
Q.「増えた」と答えた方に。デリバリーした時間帯は?(複数回答可)
Q.「増えた」と回答した方に。デリバリーする理由とは?
- スーパーに行く回数を減らすため
- 作らなくていいし、家から出なくてもいい
- 作る時間 取りにいく時間がないから
- 外食の代わり
- なにより楽
Q.「減った」又は「していない」と答えた方に。デリバリーしない理由とは?
- 感染予防
- スーパーやコンビニ、もしくは店内飲食で事足りるため
- 自宅が郊外なのでデリバリーの文化が家に無い
- もともとデリバリーは価格が高く利用していません
- 自炊の意識が高くなったから
- 自炊してます。それ以外は外に食べに行きます。
- 自炊するから。スーパーで買う方が安いから。
- デリバリーは割高なのであまり利用しません
- 宅配ピザや近隣の中華飯店以外は利用しない。店に行って食べたいと思っている。
- デリバリーしてまで食べたいと思わないからです
- デリバリーはファーストフードのイメージが強く、日ごろの食事での利用機会がない
- デリバリーよりは価格や手軽さでスーパーやコンビニの惣菜を購入することが多い
- 緊急事態宣言が出るまで外食をしていたため。これからは利用するかも知れない。
- 一定金額以上ではないとデリバリーしてくれないため
- 持ってきてもらうのに抵抗あり
- 生活圏内にテイクアウト店が多くあり、それで満足しているため
- 近場に魅力的なデリバリーを扱っているお店がないから
- 外食に頼る必要が無いため
- デリバリー出来る店舗の情報がない・・
- 今ずっと家にいるので、自炊する時間が十分にある(料理がささやかな楽しみでもある)
- したいものがない。または、少し歩いたところに商店街があり何でもそろう。
- コロナに関わらずデリバリーを利用していないため
Q.デリバリーでよく使うサービスやアプリはありますか?(複数回答可)
Q.デリバリーする際する際の重視点は?(複数回答可)
●「おいしさ」が76.5%と最も多く、「価格」が33%、「注文までの待ち時間」が31%であった。
Q.デリバリーする際、不満に思うことや改善してほしいと思うことはありますか?
- とにかく価格が高く感じてしまいます
- 温かい料理が冷めていること
- 配達時間の目安が分かるとうれしい
- 受け渡しをスムーズにしてほしい
- 価格帯がもう少し安ければな、、と感じました
- 今までデリバリーの対応で不満に思ったことはないです
- たまに注文がガッツリ終わってから待ち時間表示があるのがめんどくさい
- アプリなどの登録が面倒で、あとあとメールや通知が鬱陶しい
- 配達員さんたちの意識(口にいれるものを扱っている意識)
- 時間通りに来ない、許容範囲を超えてるくらい冷めている
- 1人分だと配達の最低額に達しない
- 注文サイトでの商品説明をわかりやすくしてほしい
- 決済方法を、カードや電子マネーしてほしい
- 過剰包装によりゴミがたくさん出る点
- 配達員は常に清潔でかつ、ある程度の接客技術を身につけていて欲しい
Q.新型コロナウイルス対策として、飲食店のデリバリーに求めることは?
- 感染防止
- もっとお手軽価格に!!
- 商品を詰め込む際にどのような環境でやっているのか知りたい(手袋やマスクは着用しているか?
- 衛生面(お金はなるべくさわってほしくない。カード決済などが安心)スタッフのマスク、消毒など
- 作ってる人、配達員の衛生管理
- 正直来てもらっても気つかう(こんな時代に悪いなという)ので
- いたずらやセキュリティで難しいかもだが、手続きが簡単な一見さん的な利用がしたい
- お弁当でも美味しければ注文すると思うので、形が変わっても頑張って欲しい
- ドライバーの衛生管理(手を洗わないまま商品に触られると少し心配)
- キャッシュの受け渡しでなく事前に決済できること
■自由意見
日頃からデリバリーの活用をしたことのない消費者が多く、都市において緊急事態宣言がなされた後も大きな動向の変化はみられなかった。ただ今後活用の機会は増えるかもしれないという意見もある。デリバリーサービスは人手を介すことからテイクアウト以上に衛生面への配慮を求める意見も多かった。
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