GW こどもの日にあたり、日本の魚食普及を目指す4社が合同で「お魚好いと〜と!?FUKUOKA 魚食普及 キャンペーン」を実施

認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえの協力で、福岡県こども食堂ネットワークを通じて福岡県のこども食堂に、各社が県産の自慢の商品を寄贈致します。

株式会社ベンナーズ

株式会社ベンナーズは、総出荷量の10%にあたるフィシュル「500食」相当の寄贈予定。


食の三方よし「作り手、使い手、社会を豊かにすること」を目指す株式会社ベンナーズ(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:井口剛志)は、株式会社博水、株式会社吉開のかまぼこ、共進水産有限会社と合同で、5月5日(木)のこどもの日にむけて、「お魚好いと〜と!?FUKUOKA 魚食普及キャンペーン」を実施します。

第一弾:2022年4月28日(木)お魚好いと〜と!?魚食試食イベント&こども食堂へ株式会社ベンナーズの「フィシュル」のお魚パック約100食分を贈呈
寄贈先:福岡県こども食堂ネットワーク(事務局:認定NPO法人チャイルドケアセンター):http://npo-ccc.net

第二弾:2022年5月5日(木)〜5月31日(火)期間中に各オンラインショップからのご購入で、各社の出荷量に応じた指定数量を「むすびえー福岡県こども食堂ネットワーク」を通じて、福岡県のこども食堂に、各社が県産の自慢の商品を寄贈致します。

子供たちにお魚や水産加工品を実際に食べてもらうことで、より魚を身近に感じてもらい、今後の魚食普及を初め、未来の豊かな水産業の発展に向けて取り組んで参ります。

・認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ:https://musubie.org
・認定NPO法人チャイルドケアセンター:http://npo-ccc.net
 
  • 日本の水産業の現状
日本の年間の漁獲量は1984年頃をピークに年々減少し続けています。それに伴い、漁業者人口も減少傾向にあり、後継者不足の問題に悩まれているのが現実です。

 

出典元:水産庁 ※1「数字で理解する産業」※2「漁業就業構造の変化」
※1 https://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/R1/01hakusyo_info/index.html
※2 https://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/r01_h/trend/1/t1_f2_3.html

昨今の水産資源管理の規定を進めるまでは、現在のような厳密な規制をしてこなかったことが水産資源の枯渇が進み、漁獲量が年々減少していく結果へと至りました。今後の日本の水産業においては2020年に制定された改正漁業法、TAC(漁獲可能量)を行うことにより水産資源管理を厳密に行っていくことが重要視されています。

出典元:水産庁 ※1「数字で理解する産業」
※1 https://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/R1/01hakusyo_info/index.html

前述の通り、漁獲量が減少傾向にありつつ、同時に魚介類の年間消費量についても減少の一途を辿っており、その一つの理由として、「魚離れ」が関係していると私たちは考えております。

ライフスタイルの変化により、そのままの魚を買ってもどうしたらいいかわからない、など「魚が嫌いになった」というよりも「魚を手軽に食べることが難しい」、「料理のレパートリーが少ない」といった「魚離れ」へと繋がっています。

例えば、お寿司は子供から大人まで根強い人気がありますし、やはり日本人は本当の意味で魚が嫌いになってはおらず、魚を家庭で食べる機会が少なくなってきています。

今回のこどもの日から「お魚好いと〜と!?FUKUOKA 魚食普及キャンペーン」を実施し、今後の日本を背負っていく子どもたちにお魚を日常的にもっと食べてもらうことで、より魚を身近に感じてもらい、魚食普及を初め、未来の豊かな水産業の発展に向けて取り組んで参ります。
 
  • お魚サブスク「フィシュル」とは 


株式会社ベンナーズ

魚のフードロスを減らすことにより“日本における水産業の発展”と“作り手、使い手、社会を豊かにすること”を目的にお魚のサブスクリプションサービスを2021年3月よりECサイトにて販売をスタートしました。
昨今、ライフスタイルの変化などにより食に対する消費者ニーズが多様化しています。更にコロナウィルスの影響から人々の生活・行動様式についても変化しており、外食と内食の垣根がなくなっていくと予想されています。

 新たな生活様式に対応したお魚ミールパックを普及させることにより衰退の一途をたどる日本の魚食文化の再建を目指しながら、味には関係の無い理由で規格外とされる「未利用魚」を積極的に利用することで、魚のフードロス削減と漁業者の収入の底上げを図り、「SDGs12条」「SDGs14条」への貢献を目指しています。

※未利用魚: 十分な水揚げ量が無かったり、形が悪かったり傷がついていたり等の理由で価値が付かず、流通される前段階で通常の流通に乗らなくなってしまった魚のこと。総水揚げ量の約30~40%が未利用魚とされています。

 私達は食の三方良し実現し、未利用魚を含めた全ての魚を大切にしていくと共に、フィシュルに関わってくださっているサポーター、企業様、生産者さん達をパートナーだと考え、日々、サービスの向上に努めています。

フィシュル公式サイト:https://fishlle.com
寄贈内容:総出荷数量の10%を寄贈

〜SDGsの取り組み〜
※SDGs12条:つくる責任 つかう責任 持続可能な方法で生産し、責任を持って消費する
※SDGs14条:海の豊かさを守ろう 持続可能な社会のために、海と海の資源を守る 
       海と海の資源を持続可能な方法で利用する
 
  • ご協力企業様


株式会社 博水

創業明治36年の5代続く練りもの屋。
練り物は日本の伝統食、もともとは日本各地で水揚げされた余った魚を無駄にしないため、保存するために、当時の人の知恵で生み出された食品です。
博水では、日本の伝統的な製法と味を守るため、福岡近海で水揚げされた鮮魚を原料に使用することにこだわっています。特に、練り製品の原料として高級とされる「えそ」。

日本の伝統を守り後世に残すため、博水は国産原料の使用にこだわり続けます。

■取組内容
福岡市長浜市場から仕入れた鮮魚を自社工場で処理してすり身を製造しています。
事業内容:各種練り製品の全国卸売、直売店での自社販売、実演販売
主な加工品:https://www.hakusui-tempura.com
寄贈内容:えそ生すり身500g✖️10個売れたら、天ぷら2枚入り3パック寄贈

■コメント
練り物はファストフード感覚で手軽に食べられる魚食だと思っています。魚食離れの要素の中には、調理の手間や、加熱の必要性、生ゴミが出ることなどがあると思いますが、練り物は加工品であればこれらを取っ払って手軽に食べることができます。
取り組みの一つにフィッシュプロテインがあります。練り物は低脂質で良質なタンパク質なので健康志向にあった食品です。練り物が普段の食事のタンパク源の選択肢の一つとして選ばれるよう取り組んでいます。
弊社では、家庭用のすり身を販売しており、家庭でできたての練り物を食べてもらえるよう取り組んでいます。その一環で、まずできたての練り物の美味しさを知ってもらうために、店舗で揚げたてギョロッケ販売のイベント行っています。ご来店されるお客様の中には、お子様が魚嫌いだけどここの練り物だと美味しく食べるとのお声もあります。一般的に魚食普及といえば鮮魚のイメージが強いと思いますが、練り物からの魚食普及も今後取り組んでいきたいと思います。
 


株式会社吉開のかまぼこ

福岡県みやま市で明治23年に創業し130年続く老舗かまぼこ屋です。理念は「健康社会に貢献する」であり、コンセプトは「原料の原料まで極めた自然派かまぼこ」です。アレルギーをお持ちのお客様より「添加物の入っていない蒲鉾を作って欲しい」とリクエストを頂き、体に優しく美味しいかまぼこ作りを行なっております。実は弊社は2018年に後継者難で休業に至っておりました。私は大学生の時に日本の技術や伝統が失われている原因である「後継者問題」に興味があり、研究活動を通して吉開のかまぼこと出逢いました。先代の三代目吉開喜代次さんは「完全無添加で体に優しく美味しい蒲鉾を作り続ける」という想いを大事にしてこられ、休業後もお客様から復活を願う声がずっと寄せられている状況…。私は「本物を追求している企業や事業を次世代に残したい」と思い、吉開のかまぼこを継ぎ、今復活に向けて励んでいます。

■取組内容
昔ながらの西日本で作るかまぼこならではのエソを100%使った「古式かまぼこ」を製造・販売しています。
事業内容:かまぼこの全国卸売、オンライ販売(現在はmakuakeから購入可)
主な加工品:https://www.makuake.com/project/yoshigainokamaboko
寄贈内容:かまぼこ10本売れたら、1本を寄贈

原料は魚のすり身・みりん・昆布だし・自然海水塩・エソのエキス。また、みりん等の2次原料にまで無添加を求める事を徹底しており、リン酸塩・化学調味料・保存料や卵・小麦粉等不使用の為、小さいお子様やアレルギーをお持ちのお客様にも安心して召し上がっていただけます。

■コメント
お魚は高タンパク・低脂質・低糖質・低カロリーです。近年タンパク質が不足している人が多いというニュースもよく目にしますが、かまぼこ等の加工品であれば気軽に召し上がって頂くことが出来ます。
私もこれまでお肉やお菓子ばかり食べていた時期があり、健康診断では悪玉コレステロールが基準値を上回る悲惨な状況…。体は仕事、スポーツや遊び、何をする上でも資本なので健康を維持する上でやはり食生活はとても大事ですし、お魚は良いと思います。弊社のかまぼこは魚の旨味たっぷりで、そのまま食べて美味しいのが自慢です。大事なご家族との食卓に、健康を願う方への贈り物に、弊社のかまぼこを選んで頂ければと思いながら「安心・安全・美味しい」を追求し続けていきます。
 


共進水産有限会社

福岡県宗像市鐘崎漁港を拠点に、古い時代より先祖代々続く漁師の一族です。私たちは、豊饒の海・玄界灘に面した宗像市・鐘崎港を本拠に中型旋網漁業と、トラフグ延縄漁業を営んでいます。昨年より加工事業へ乗り出し、自ら漁獲した魚を中心に、鐘崎港で水揚げされた魚を加工し、 安全でおいしい製品をお届けいたします。

■取組内容
共進丸の加工品の原料水産物は、私たちや鐘崎の漁師たちが、命を懸けて漁獲した天然の水産物です。
事業内容:水産加工品のオンライン販売
主な加工品:https://kyoushinmaru.shop-pro.jp
寄贈内容:天然ぶり 焼きほぐし 1個売れたら、1個寄贈

共進丸の加工品は、魚そのものの味を大切にするため、食品素材以外の添加物は使用していません。調味料(アミノ酸等)他、保存料、着色料等、用途表示が必要な添加物は、味噌・醤油も含めて使用していません。

■コメント
海洋汚染や気候変動による海洋資源の枯渇や石油高騰に伴う経費の増大など、右を見ても左を見てみても切羽つまった死活問題ばかりがある水産業。また、水産物の需要減少は生産者側における魚価の低迷や所得の減少、漁業者数の減少に深く影響し水産物が割高になってしまう要因にもなっています。
安い、便利、おいしいの三拍子揃った食材は「食」に使う労力や、時間が無い現代では特に重宝される条件。そんな中で、普段の食卓に魚が並ぶ事は今では珍しく、面倒で割高な魚は今や嫌われ者の存在にすらなりつつあるのかもしれません。
世界的な水産物の需要拡大とは裏腹に、日本人と海との関係は年々遠くなり、海の恵みや、本当の魚の美味しさに触れる機会はどんどん失われて行く気がしています。
いち漁業者として、少しでも海の素晴らしさを多くの方に知って頂き、共有出来る様に努力しなければと強く感じています。
 
  • 報道関係者お問い合わせ先
株式会社ベンナーズ 長谷川
メールアドレス:l-hasegawa@benners.co.jp
  • 企業概要
社名:株式会社ベンナーズ
所在地:福岡県福岡市中央区大名2丁目6番11号203号室
代表者:井口 剛志
事業内容:お魚サブスク「フィシュル」、魚のフードロス削減のためのプラットフォーム事業、卸売業
代表者電話番号:092-692-2033
メールアドレス:info@benners.co.jp  
URL: https://www.benners.co.jp

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ビジネスカテゴリ
中食・宅配農林・水産
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会社概要

株式会社ベンナーズ

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URL
https://www.benners.co.jp/
業種
水産・農林業
本社所在地
大名2−6−11 203
電話番号
092-985-8804
代表者名
井口 剛志
上場
未上場
資本金
4500万円
設立
2018年04月