晩秋に輝く花の宝石「ダイヤモンドリリー」展 【加茂荘花鳥園・静岡県掛川市】で花の販売が始まりました
加茂荘花鳥園(静岡県掛川市)で、「第34 回ダイヤモンドリリー展」を開催しております。庄屋屋敷で怪しくも美しく輝くダイヤモンドリリーをお楽しみください。温室内で花の販売も始まりました。
ダイヤモンドリリーは、ヒガンバナの仲間で南アフリカ原産の球根植物です。
学名はネリネ(Nerine sarniensis)といいますが、花弁が光に当たるとキラキラ輝くことから、一般的に「ダイヤモンドリリー」と呼ばれ、近年は切り花や鉢植えなどで人気が高まっています。
加茂荘で誕生したオリジナル品種
加茂荘花鳥園では、このダイヤモンドリリーを1986 年に導入して以来品種改良を重ね、少しずつ花のグレードが上がるよう努めてきました。
現在は、手まりのように高密度で、一般的なものよりもはるかに大きなダイヤモンドリリーをはじめ、色・かたち様々なオリジナル品種が公開されており、そのほぼすべてが当園で種から育てられたオリジナルのものです。ダイヤモンドリリーは、入れ替えをしながら全部で約1 万株ほどが展示される予定です。その特徴は、手まりのように高密度で他よりも大きい花や、輪数が多いものなどがあり、毎年多くのお客様にご覧いただいております。今年も、展示しているダイヤモンドリリーの開花が充実してきたことから、花の販売も始まりました。
園内2 か所で違った楽しみ方ができるダイヤモンドリリー
同園では、ダイヤモンドリリーを2 か所で展示しており、それぞれの場所で違った楽しみ方ができます。
受付から直結している展示温室では、一番多い時で3,000 株ほどが展示され、ガラス張りの天井から明るい陽の光が差し込むと、花弁がキラキラと輝く様子がご覧になれます。一方、外の花菖蒲園の東側に位置する築250 年の庄屋屋敷では、土間や農機具小屋に置かれた古道具など使ってダイヤモンドリリー展示。和と洋が融合した美しいアレンジメントを見ることができます。
球根植物で育てやすいといわれるダイヤモンドリリーですが、実生苗だと開花までに早くても4~5 年かかります。 加茂荘花鳥園では育種で種から育てているため、長年の試行錯誤の末に、今年ようやく咲くものもあります。
ダイヤモンドリリーの見ごろ
今年のダイヤモンドリリーの見ごろは例年11 月上旬~下旬。花の生育状態で前後する場合がありますが、今はまさに見頃です。ので、詳しくはHP またはSNS をご確認いただくか、加茂荘花鳥園までお問い合わせください。
ダイヤモンドリリーの販売
販売時間: 10-15 時まで。(木曜定休)
値段: 1,000 円~
★その日によって販売している花の色や形が異なる場合があります。(ご希望がございましたら花販売スタッフにご相談ください)
加茂荘花鳥園
〒436-0105 静岡県掛川市原里110
0537-26-1211
http://kamoltd.co.jp/
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