Greenkeysから左右分割キーボード「Gravity36」が2025年2月9日から発売開始
左右合計で36キーしかない可愛いスモールガジェット。片手でも両手でも楽しく便利に使える。
GreenEchoes Studio(事業所:新潟市中央区)は2025年2月9日19時より、オンラインストア「Greenkeys Shop」でオリジナルキーボードキット「Gravity36」の販売を開始いたします。
この商品は予約販売であり、規定販売数に達し次第、販売を終了いたします。(再入荷通知登録が多数の場合は再販売も検討)
今回の発売に際し、特別販売価格にて提供することで、多くのユーザー様にご利用いただけることを期待しております。
■通常販売価格は14,500円(税込)
→特別販売価格13,000円(税込)*
※リリースキャンペーン価格。特別販売価格での販売は2月23日まで
Gravity36は左右分割型のDIYキーボードキットで、ハンダづけサービス(1,500円(税込))をセット購入し、お好みのキースイッチを用意することで、ドライバー一本で組み立て可能です。
商品の発送に関しては、2024年3月下旬を予定しています。
■購入先|Greenkeys Shop(https://shop.green-keys.info/)
■プロモーションページ|Greenkeys -Gravity36
製品コンセプトは「できないことを楽しむ」
「できないことを楽しむ」
これがGravvity36の製品コンセプトです。
やはり、日本国内で「キーボード」といえばノートパソコンでの採用例が多いファンクションキーを備えた75%レイアウトが一般的となっており、ファンクションキーがない65%、アローキーがない60%サイズのキーボードを使うにはそれなりに「スイッチングコスト」が生じます。
この「スイッチングコストを楽しむ」ことが本製品のコンセプトです。
スモールキーボードは「3階建」に例えることができる
キーボードを家に例えるならば、キー数の多いフルサイズキーボードは「平屋建て」、キー数が少ないキーボードは「2階建て」のようなイメージがしっくりくるでしょう。
このように、一般的なサイズのキーボードに比べキー数が少ないキーボードは、ファンクションキーを使用し別のレイヤーに移動することで、小型ながらフルサイズのキーボードと同様の「延べ床面積」のタイピングを実現いたします。
Gravity36は、その点において「30%サイズ*」に分類されます。よって、60%キーボードよりもファンクションキーを多用し、3階建て構造となっています。
※フルサイズキーボード(104キー=100%)に対して36キーを搭載しているため、比率は34.6%となります。
デメリットをメリットに
もちろん、ファンクションキー以外にも「短押しで文字入力」「長押しでレイヤーキー」といったMod-Tap機能を多用するため、すぐに使いこなせません。
ただし、不思議なことに、この「できない過程」を「楽しい」と感じることは、幼い頃に抱いた「チャレンジする楽しさ」と似ていると言えるでしょう。
Gravity36は、「あの頃の気持ち」を思い出すきっかけになる「強い重力を持ったガジェット」と言えるのです。
スモールキーボードをマスターした暁には、なんともいえない充足感と省スペース性、タイピング体験の効率化を手に入れることができるでしょう。
左右分割型キーボード「Gravity36」について
Gravity36は、キーボード専門メディア「Greenkeys」の運営者である河村亮介(GreenEchoes Studio代表)がキー配列を考案し、takashicompanyが設計・開発を行った左右分割式のメカニカルキーボードです。
通常のキーボードと同じ「ロウスタッガードレイアウト(横ズレ)」を採用することで、キーボードの持ち替えによる違和感を最小限に抑えています。
左右に一つずつマイコンを搭載しており、片手18キーのマクロパッドとしてそれぞれ利用できるほか、左右間を4極オーディオケーブル(TRRSケーブル)で接続することで、左右分割型のスモールキーボードとしても利用できます。
Gravity36は「自作キーボードキット」となっており、キースイッチ以外のパーツはすべてキット内に同梱されています。
キーキャップに関しては、Keyreativeが販売する「KAM ASTHA」の別注キットとなっており、Gravity36のキー配列や世界観に合わせてカスタマイズされているため、別途キーキャップを別途用意する必要はありません。
さらに、購入時に「ハンダつけオプション」を選択することで、ドライバー1本で組み立てることが可能です。
販売価格およびオプションについて
Gravity36の販売価格およびオプションパーツ、はんだつけサービスの価格は下記の通りです。
■Gravity36 - DIYキーボードキット:14,500円(税込)(2025年2月23日まで13,000円(税込))
ーキット内容
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メイン基板(必要パーツは全て実装済み)
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USB Type-C ProMicro互換MCU×2 *1
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12ピンコンスルー×4 *2
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M2ねじ(5mm)×24
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M2スペーサー(10mm)×12
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ゴム足 ×8
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アクリルトッププレート(左)
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アクリルトッププレート(右)
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アクリルボトムプレート(左)
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アクリルボトムプレート(右)
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Keyreative KAM ASTHAキーキャップセット(41keys)
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TRRSケーブル×1本(試供品)
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キーキャップ&キースイッチプラー×1(試供品)
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案内用フライヤー
ー別途購入が必要なもの
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Cherry MX互換キースイッチ×36個*
※キースイッチに関してはAmazon/遊舎工房/Talpkeyboardなどでご購入いただけます。
ー特筆事項
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キットの組み立てには一部ハンダつけが必要です。ハンダつけが不安な方は「ハンダつけオプション(1,500円(税込))」をセットでご購入ください。
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組み立て方はこちらからご覧ください -Gravity36 Build Guide
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ファームウェアに関しては事前に書き込んであります。キーマップの変更についてはRemap*がご利用いただけます。
※RemapはWEBブラウザ上で利用できるキーマップ変更アプリです。Gravity36を接続した状態でサイトへアクセスすると、キーマップの変更やマクロキーの設定が行えます。
■アクリルオプション:各色2,000円(税込)
キットに同梱されているアクリルプレート(トッププレートおよびボトムプレート)の交換用カラーとして、下記の4色のアクリルプレートも合わせてご利用いただけます。
※オプション品で装着しているキーキャップは同梱されません。ご注意ください。また、販売開始時にはアクリルオプションの内容が変更となる可能性がございます。
Gravity36の特徴
Gravity36の特徴として、4つの「C」を備えています。
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Comfortable
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Carryable
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Customizable
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Concentrable
Comfortable|快適に使える
左右分割デザインにより、自然な姿勢で手を広げてタイピングすることができます。また、キー数が少ないため、指の移動を最小限に抑え、効率的にタイピングできるでしょう。
Carryable|持ち運べる
コンパクトサイズのため、どこでも簡単に持ち運ぶことができます。
Customizable|カスタマイズできる
自身の好みに合わせてキーレイアウトを変更できるため、スモールキーボードとしてだけでなく、マクロパッドとしても利用可能です。MCUが2つ付属しているため、一方にはMacのキーレイアウト、もう一方にはWindowsのキーレイアウトを入れてOSによって使い分ける、もしくは一方をショートカットキーを登録したマクロパッドとしても利用可能です。さらには、キースイッチだけでなく、キーキャップ、アクリルプレート、TRRSケーブルに至るまで、自分自身でカスタマイズできます。※アクリルプレートはオプションとして提供しています。
Concentrable|集中できる
キー数が少なく効率的なレイアウトのため、ホームポジションから離れることなくタイピングできるため、手元を見ずに作業に集中できるでしょう。
Gravity36の活用のシーン
Gravity36は2種類の使い方ができます。
■Gravity36の使い方
片手用のマクロパッドとして使う
両手入力用の左右分割型スモールキーボードとして使う
片手用マクロパッドとして使う
Gravity36は、左右それぞれにプログラム可能なマイコンボードを搭載しているため、左右独立して使用できます。
キーマップ変更アプリ「Remap」を用いることで、アローキー+特殊操作キー、テンキーパットとしてや、各種ソフトウェアのショートカットキーを登録することで、クリエイター向けショートカットデバイスとして利用できるでしょう。
※テンキー等として利用するには、別途キーキャップの用意が必要です。同梱のキーキャップセットは、左右分割型スモールキーボードの使用を想定しています。
左右分割型スモールキーボードとして使う
Gravity36は、左右間を4極オーディオケーブル(TRRSケーブル)で接続することで、左右分割型のスモールキーボードとして利用できます。
キーの押下時間によって役割の異なる入力ができる「Mod-Tap」機能と、レイヤー機能を組み合わせることで、たった36キーで通常のサイズのキーボードと同じように入力できるでしょう。
例:
左手親指にあるスペースバーに「短押しでスペース/長押しでレイヤー1へ移動」する役割を設定
レイヤー1ー最上行左端キー(レイヤー0では「Q」が設定されてある)場所に「1」を設定
左手親指のスペースバーを押しながら左手小指で「Q」を押すと「1」が入力される
また、オリジナルキーキャップ作成サービス-YUZU Custom Keycaps*を利用すれば、ご自身が設定したレイヤーに合わせたオリジナルキーキャップを作成することもできます。
※Greenkeysのアフィリエイトリンクを含みます。リンク先はGraviry36のオリジナルキーキャップ作成ページです。
実際の使用感に関しては、動画を確認していただいた方がイメージがつきやすいです。
販売を記念して吉村特殊パーツ製作所とコラボキャンペーンを実施
Gravity36の発売を記念し、ディアマンテガラス製パームレストなどを製作販売する「吉村特殊パーツ製作所」とコラボレーションしたプレゼントキャンペーンを実施します。
期間:2025年2月3日19時ー2月8日21時
応募要件
吉村特殊パーツ製作所-公式SNSアカウント(@SPECIAL_PARTS_Y)をフォロー
GreenEchoes Studio代表河村の公式SNSアカウント(@Hottyhottea)をフォロー
キャンペーン投稿に対して「いいね」と「リポストを実施」
プレゼント商品
上記応募条件を満たした方の中から抽選で1名に「Gravity36 DIY Kit(ハンダ付け済)」と「ディアマンテガラス【四方小口磨き】横130mm×縦90mmサイズ×左右分」をプレゼント
当選者発表日:2025年2月9日18時(@Hottyhotteaのアカウントから発表)
「オールインワンキット」で自作キーボードの魅力を広めたい|販売者の思い
多くの現代人にとってパソコンは仕事に生活に密接に関わっており、なくてはならない存在なのは誰しもが理解できるでしょう。そんなパソコンにとって必須となっているのが「キーボード」です。 キーボードがなければパソコンに指示を与えることはできませんが、あまりにも「そこにあることが当たり前の存在」すぎて、着目される機会が少ないのも事実です。
最近では、大手メーカーが打鍵感を重視したものや見た目がおしゃれなものなどを次々に発売しており、注目が集まりつつあります。さらにそのキーボードを突き詰めていった結果、「自身で設計する」という思想に至ったコミュニティが日本に存在することはあまり知られていません。今回リリースした「Gravity36」は、「自作キーボードコミュニティ」から生まれた製品です。
日本以外の国では「カスタムキーボード」を趣味とする人も増えており、キーボードブランドからの新製品のリリースも活発になっています。そんなキーボードブランドの商品では、日本の自作キーボードコミュニティから着想を得たようなキーボードが発売されてきており、日本の自作キーボードシーンへの注目が高まってきていると私は考えています。特に、foostan氏が設計したCorneをはじめとする「左右分割型」のスモールキーボードに関しては日本で独自の進化を遂げており、魅力的な製品が多く存在します。近年では、キーボード愛好家のミートアップイベント天下一キーボードわいわい会や日本最大のキーボードの即時販売イベントキーボードマーケットトーキョーに関しても年々イベント規模が大きくなってきており、今後も益々盛り上がっていくことでしょう。
Gravity36を通して、もっと自作キーボード界隈に興味を持つ人が増えることを願っています。
サンプル提供についてのご案内
メディア向けに提供可能なサンプルが若干数ございます。
運営媒体で掲載してくださる企業がございましたら、報道機関向け問い合わせ項目に公開してある連絡先へご一報いただければ幸いです。
※サンプルセットには限りがございます。応募多数の場合はこちらで提供先を選択いたしますので何卒ご了承くださいませ。
GreenEchoes Studioについて
「満足できるサービスを」がコンセプト。
GreenEchoes Studioは、新潟県新潟市を拠点に事業展開を行う個人事業です。
メディア運営事業の他、WEBライターとしてキーボード関連メディアや通信事業関連のメディアへの寄稿や各種キーボードイベントへの取材活動、キーキャップブランドやキーボードブランド・販売代理店との製品の共同開発など、幅広く活動しています。
コーポレートサイト:https://company.greenechoes-studio.com/about
キーボード専門メディア「Greenkeys」:https://green-keys.info/
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