空き物件活用プロジェクト「ショップハウス」の2棟目が完成

しおまち商店街(広島県尾道市瀬戸田町)で店舗と宿泊施設が一体化した建築ユニット「ショップハウス」の2棟目が新たにオープン。

株式会社しおまち企画

株式会社しおまち企画(代表取締役 :小林 亮大、以下しおまち企画)では、2022年12月より、商店街を活性化するプロジェクトとして、店舗と宿泊施設が一体化した建築ユニット「ショップハウス」の開発を進めています。10月25日、ショップハウスの2棟目が瀬戸田港近くのしおまち商店街エリアに誕生したことをお知らせします。1階のテナントスペースには、来春に飲食店が開業予定。2階には、同社が運営する宿泊施設を併設した複合施設「SOIL Setoda」の客室を2部屋新設し宿泊運営を開始しています。

  • 「ショップハウスプロジェクト」について 

「ショップハウスプロジェクト」とは、しおまち企画が空き店舗や空き地の活用を通して、商店街全体の活性化を目指すプロジェクトです。2025年までに、空き家を活用したリノベーション型と空き地を活用した新築型を合わせてショップハウス10棟の開発を目指しています。

フェーズ1では、SOIL Setodaに隣接した物件で、ショップハウスのプロトタイプとして「リノベーション棟(2023年4月開業)」と「新築棟(2023年10月開業)」をそれぞれ開業。しおまち商店街エリアで複数の物件を取得しており、3棟目以降の建設も計画中です。


  • ショップハウス 2棟目のフロアプラン 

10月25日、本プロジェクトの第2弾となる新築型ショップハウスを開業いたしました。本建築ユニットは建築面積が40平米とコンパクトなため、商店街の中の空き地などスペースが限定された土地にも適しています。この新築型はしおまち商店街エリアで複数展開していく予定です。


1階:テナント区画。来春に飲食店が開業予定。

2階:複合施設「SOIL Setoda」の客室

SOIL Setodaの客室として、長期滞在に適した「スタジオタイプ」2室を開業いたしました。各客室にはワークデスクやシャワー、クローゼットを完備。客室は1棟目と同様に、西粟倉村で製材加工されたFSC認証を受けた内装材や、西粟倉村の原木からつくられたFSC認証を受けた構造用合板を使用。壁には牡蠣殻が含まれた瀬戸田漆喰を採用しています。

西和倉村の内装材、瀬戸田漆喰を使用。西和倉村の内装材、瀬戸田漆喰を使用。


  • 建築について 

客室内の照明や空調をコントロールできる大型タッチパネル。発電状況や消費電力の詳細の確認も可能。客室内の照明や空調をコントロールできる大型タッチパネル。発電状況や消費電力の詳細の確認も可能。

2棟目では株式会社モノクロームが開発する新築向けHEMS、「Home-1(ホームワン)」を新たに導入。客室の照明や空調をタッチパネル上で操作ができるうえに、Roof-1(屋根一体型太陽光パネル)による発電状況や消費電力をリアルタイムで確認することが可能。本システムにより、客室で使用される電力を100%自給しています。


参考URL:https://www.monochrome.so/home


Roof-1(屋根一体型太陽光パネル)。蓄電池(TESLA社)も導入することで、日中に発電したエネルギーを夜間帯も客室の電力として使用することが可能に。Roof-1(屋根一体型太陽光パネル)。蓄電池(TESLA社)も導入することで、日中に発電したエネルギーを夜間帯も客室の電力として使用することが可能に。

デザイン:Puddle Inc.

建築家 加藤匡毅(かとうまさき)率いる建築・空間設計事務所。 まだ見たことのない“情景を描く“ことから手を動かし始め、これまで15を超える国と地域でカフェやホテルの空間設計、家具や音響プロダクトの開発など、多面的なアプローチを用い、居心地の良い空間創りで高い評価を得ている。代表作に「SANU Apartment Ichinomiya 」「sequence MIYASHITA PARK」「Dandelion Chocolate」などがある。


Puddle Inc.コメント

「前回のリノベーションモデルと同時に計画を進めていた新築ショップハウスのプロトタイプが遂に立ち上がった。この新築モデルはリノベーションモデルと同様に、グラウンドレベルは街に開く商店、2階を宿泊施設という構成である。建築的には正方形モジュール(6.34m×6.34mの計40㎡)を縦に積み上げたシンプルな形状を取る事で本敷地のみならず、商店街の空き地をにそのまま、もしくはマイナーチェンジで建築が可能となるように計画している。今回のプロトタイプモデルでは、1階のテナント区画は平面上4つのコーナーと接道面に開口を設け、どのようなテナントが入っても、中と外がシームレスにつながる計画としている。2階は18㎡の客室を2部屋設け、リノベーションモデルと同様に室内に高低差をつくり出しコンパクトでありつつも『すごす』と『ねる』を使い分ける事のできるミニマルな宿泊空間を目指した。」

<Puddle Inc. 代表取締役 加藤匡毅>


  • 次の展開「フェーズ2」について 

フェーズ2では、瀬戸田港エリアで2024年度中に新たに3店舗の開業を目指し開発中。瀬戸田港エリア外の物件の開発も予定しており、商店街全体での開発を本格的に推進してまいります。

また、しおまち企画では現在フェーズ2で開発中の物件の1Fテナント入居者を募集中。 フェーズ3の開発に向けて継続して資金調達も行っています。テナントへの入居やプロジェクトへの投資にご興味のある方は下記までお気軽にお問い合わせください。


募集中のテナントの概要

所在地:しおまち商店街付近(お問合せください)

面積:約40㎡

業種:特に指定なし

家賃:お問合せください

特記:スケルトン状態での引き渡しとなります


問い合わせ先

株式会社しおまち企画:info@shiomachi.jp

電話番号:0845-25-6511


  •  株式会社しおまち企画について 

会社名:しおまち企画

所在地:広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田254番2

設立年月日:平成31年3月28日

代表取締役:小林亮大、岡雄大

Web:https://shiomachi.jp/shiomachi-kikaku/

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ビジネスカテゴリ
ホテル・旅館旅行・観光
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会社概要

株式会社しおまち企画

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URL
-
業種
サービス業
本社所在地
広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田254番2
電話番号
-
代表者名
小林 亮大
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年03月