長崎県のデジタル畜産事業を支援

県内の畜産農家にFarmnote Colorなど603台を導入

酪農・畜産業界に特化したIoTソリューションを開発・提供する株式会社ファームノート（本社：北海道帯広市、代表取締役 下村 瑛史 以下、ファームノート）は、長崎県のデジタル畜産サポート推進事業において
弊社製品Farmnote ColorとFarmnote Cloudが導入されたことを発表します。

　長崎県は、分娩間隔の短縮によるコスト縮減や事故率低減、見回り作業の省力化など、地域の特性に応じたスマート農業の技術体系を図るため、県内の若手農家等にFarmnote Color603台を貸与し、ファームノート及び、全農畜産サービス株式会社（以下、全農畜産サービス）・NTTコミュニケーションズ株式会社（以下、NTT Com）の協力のもと、データの収集・解析に取り組みます。

弊社及び全農畜産サービス・NTT Comは、長崎県が目指すデータ駆動型の農業支援体制の実現にも貢献していきます。ファームノートで長崎県を担当する九州セールス高橋拓也は「日々の牧場作業に、弊社の製品を活用いただくことで生産性向上に貢献したい。より取り組みが浸透するように、勉強会などを実施し、生産者をサポートしていきたい。」と意気込みます。

【具体的な展開のイメージ】

• 長崎県様よりコメント

「長崎県では、長崎県スマート農業推進方針を掲げ、３K農業から新４K（快適・効率的・稼げる・かっこいい）農業を目指しています。ファームノートのIoT機器を活用したデータ駆動型の営農支援により、新規就農者でもベテランに負けない畜産経営を実現できるよう目指していきます」
 

• NTTコミュニケーションズ株式会社様よりコメント

「NTT Comでは、ICT（情報通信技術）を活用した課題解決として、畜産業界スマート化の促進に取り組んでいます。長崎県の生産者にFarmnoteColor、FarmnoteCloudを活用いただき、さらなる繁殖作業の効率化に役立ていただきたいと考えております。今後も生産者のお力になれるよう、パートナー企業と一緒に取り組んでまいります。」
 

• 全農畜産サービス株式会社様よりコメント

「弊社はJAグループのお客様を対象に様々な畜産資材の販売を行っております。今回長崎県の生産者様に導入いただいたファームノート社のIoT機器はAIやクラウドを利用し、個体情報の共有や、発情・疾病兆候の検知を行う事ができます。今回の事業が生産性向上の助力となれるよう願っております。」



■ファームノートのご紹介

「世界の農業の頭脳を創る」を経営理念に、農業とインターネットを融合させることで産業構造を変え、生産性と競争力の高い農業の実現に向けて、クラウド牛群管理システム「Farmnote Cloud」や牛向けウェアラブルデバイス「Farmnote Color」などを開発・提供をしています。

次世代のロールモデルとなるような社会的インパクトのある事業を創出したとして、2019年には第5回「日本ベンチャー大賞・農林水産大臣賞」(主催：経産省、農水省、オープンイノベーションベンチャー創造協議会)のほか、第17回「日本イノベーター大賞・日経ビジネスRaise賞」(主催：日経BP社)、第8回「ものづくり日本大賞・内閣総理大臣賞(主催：経産省、国交省、厚労省、文科省)」を受賞。

2023年には内閣官房主催の「冬のDigi田甲子園」においてベスト８を受賞しました。

【会社概要】
■会社名：株式会社ファームノート
■代表者：代表取締役　下村 瑛史
■所在地：北海道帯広市公園東町1-3-14

■設立：2013年11月
■資本金：9000万円
■TEL：[phone]
■URL：https://farmnote.jp/
■事業内容：農業IoTソリューションの開発・提供