SIP Global Partners、AIコンピューティング向けフォトニック技術の業界リーダーである米LightmatterのシリーズCラウンドを共同リード出資
■Lightmatter概要
Lightmatterは、米マサチューセッツ工科大学(MIT)からスピンアウトしたNicholas Harris氏(Ph.D. 創業者兼CEO)を中心とした研究チームによって、2017年に創業されました。業界で最高速かつエネルギー効率に優れたフォトニックプロセッサ、インターコネクト、ソフトウェアを開発・展開し、最先端の人工知能(AI)およびハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)におけるパラダイムシフト、持続的な成長の実現をミッションとします。
既存のコンピューティング技術は、AIデータ処理とそれに伴うエネルギー消費を支えるために設計されていません。大規模言語モデルは、膨大なテキスト入力によって訓練され、運用コスト、電力や冷却リソースが大幅に増加します。シリコンフォトニクスは、AIおよびその応用先を支えるための高い経済性と低環境負荷を提供する潜在能力を持っています。Lightmatterのハードウェアおよびソフトウェアソリューション(Envise、Passage、Idiom)は、最先端のフォトニックコンピューティングおよびインターコネクト技術を活用して、優れたパフォーマンスとエネルギー効率を実現します。
詳細については、Lightmatterのホームページhttps://lightmatter.co/をご覧ください。
■SIPコメント
急速に進化する生成AI技術とそのユースケースの世界的な成長はもはや不可逆です。Lightmatterのフォトニックを活用した独自のアプローチはそれを支える優れた演算能力をもたらす可能性を秘めています。SIPは、Lightmatterの日本市場への早期参入に高い期待を持っています。そして、彼らが日本のAIユースケースの指数関数的な成長におけるマーケットリーダーになると確信しています。(齋藤 茂樹、ファウンディング・パートナー)
■Lightmatterコメント
AIの急速な進展により、計算インフラは前例のない速さで改善される必要があります。この進化のエネルギーコストは、地球規模の課題です。生成AIとスーパーコンピューティングは、フォトニック技術によって今後数年で変革されるでしょう。Lightmatterの次世代コンピューティング技術で、日本のAIエコシステムを支えることを楽しみにしています。(Nicholas Harris氏 Ph.D. 創業者兼CEO)
■SIP Global Partnersについて
日米に拠点を置く、独立系クロスボーター・ベンチャーキャピタルです。SIPは、Climate Techと5Gエコノミーを投資の中核テーマにしています。次の数兆円市場を形成するメガトレンドと革新的ながら初期ステージの技術分野を捉える独自の投資手法「Market-Led VC 3.0」は高い評価を受けています。VC/PE、M&Aを含む金融分野における30年超の豊富なトラックレコードを持つテクノロジーベンチャー投資家、アントレプレナー、グローバル企業CEO・ボードメンバーなど企業経営と投資のスペシャリストがチームを構成しています。SIPは、国内戦略事業法人や機関投資家LPに対して、米国がリードする変革的イノベーション市場への足掛かりを提供し、最先端のテクノロジーベンチャー企業との提携によるコアビジネスの強化、投資リターンの獲得など、事業目的に沿ったファンド投資事業、共同投資事業、パイプライン構築をシームレスに支援します。
■会社概要
Lightmatter, Inc.
代表者:Nicholas Harris(Ph.D.) 創業者兼CEO
所在地:ボストン、マサチューセッツ州
SIP Global Partners
代表者:齋藤 茂樹 、Justin Turkat ファウンディング・パートナー
所在地:東京都港区南⻘山1-2-6 ラティス⻘山スクエア2F
URL: https://sipgp.com/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像