Ashiraseが「VISI-ONEアクセレータープログラム」「トヨタ・モビリティ基金コンテスト」に採択されDE&I(※1)実現へ加速
株式会社Ashirase(代表取締役:千野 歩、以下Ashirase)は、参天製薬株式会社(本社:大阪市、以下Santen)、特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会(東京都新宿区、以下、JBFA)、一般財団法人インターナショナル・ブラインドフットボール・ファウンデーション(東京都新宿区、以下、IBF Foundation)の3者が主催する「VISI-ONEアクセラレータープログラム」(※2)に採択されました。今後、より幅広い「あしらせ」の届け方として、BtoBtoCビジネスモデルについて実証していきます。
また、「Mobility for ALL ~移動の可能性を全ての人に。」(※3)に採択されました。ここでは、外出時のコミュニティにおける不安を取り除くアプリを実証し、ユーザーの行動範囲の拡大に繋げていきます。
また、「Mobility for ALL ~移動の可能性を全ての人に。」(※3)に採択されました。ここでは、外出時のコミュニティにおける不安を取り除くアプリを実証し、ユーザーの行動範囲の拡大に繋げていきます。
VISI-ONEアクセラレータープログラムVISI-ONEアクセラレータープログラムは、「見える」に関するイノベーションを追求し、視覚障がいに関わる“壁”を溶かす新規事業創出支援を目的としてSanten、JBFA、IBF Foundationが主催しています。
1.プログラム参画の目的
本プログラムの実証を活用しBtoBtoCのビジネスモデルにおける課題を検証し、利用者がプロダクトに触れていただく機会を増やしていくことを目的としています。
2.今後の展開
靴の中に挿入するデバイスにより、音声ではなく振動で情報を伝えるナビゲーション「あしらせ」を旅行や出張時に手軽に公共交通機関の窓口で借りて充実した旅・移動ができる仕組みを作っていきます。一方で、導入においては、受付における担当者の作業コストや、ビジネスモデルの構築など、様々な課題が存在しており本実証では上記課題に対するPOCを行い社会実装に向けて取り組みを加速させていきます。
Make a Move PROJECT
一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(東京都文京区、理事長:豊田 章男)は、誰もが自由に移動できるモビリティ社会の実現に向け、幅広いプロジェクトを通じて世界中の移動課題の解決に取り組んでいます。
1.プロジェクト参画の目的
利用者が、複数人での外出時においても「あしらせ」をお役立ていただけるよう、友人の位置情報や、施設内ナビゲーション機能の追加を検討してまいります。これまでAshiraseは、単独歩行支援プロダクトしての有効性を実証してまいりました。今回さらに、自律したユーザー同士がコミュニティでの外出を楽しめるよう、プロダクトの可能性を探ります。
2.今後の展開
Ashiraseは、誰もが気兼ねなく外出できる社会を実現していきたいと考えております。一方で、視覚障がい者同士では、待ち合わせ時にお互いの存在に気づけないことや、大規模な商業施設や遊園地のように、ルートそのものが存在しない場所があることなど、様々な課題が存在しております。
本実証では上記課題に対するPOCを行い、ユーザーが現地を楽しめる仕組みづくりを進めてまいります。
DE&Iとは(※1)
「DE&I」は、「Diversity(ダイバーシティ、多様性)」「Equity(エクイティ、公平性)」「Inclusion(インクルージョン、包括性)」の頭文字からなる略称です。企業や組織においても、DE&Iはイノベーションを生み出し持続的な成長を図るために必要な土壌とされています。
VISI-ONEアクセラレータープログラムとは(※2)
「“見える”と“見えない”の壁を溶かし、社会を誰もが活躍できる舞台にする」というビジョンを掲げ、2020年にSanten、JBFA、IBF Foundationがパートナーシップ契約を締結しました。その3者パートナーシップでは、「共体験でそれぞれの個性や強みを理解する」、「見えるに関するイノベーションを創出する」、「視覚障がい者のQuality of Life (生活の質:QOL)を向上する」という3つのゴールを設定し、2021年4月から様々な活動を「VISI-ONEプロジェクト」として展開しています。「VISI-ONEアクセラレータープログラム」は、そのプロジェクトの一環であり、「見える」に関するイノベーションを追求し、視覚障がいに関わる“壁”を溶かす新規事業創出支援を目的としています。
【VISI-ONE アクセレータープログラムについて】
https://www.santen.co.jp/ja/accelerator-program/application.jsp
■実施体制
主催:参天製薬株式会社、特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会、一般財団法人インターナショナル・ブラインドフットボール・ファウンデーション
運営事務局:ReGACY Innovation Group株式会社
Make a Move PROJECT 「 Mobility for ALL ~移動の可能性を全ての人に。」とは(※3)
「もっといいモビリティ社会」をつくるをコンセプトに、「Mobility for ALL 移動の可能性を、すべての人に。」「Fun & Safety安全かつ最高に楽しい体験を。」「Good Life on Earthすべての生命が共存できる地球のために。」の3つの部門テーマからアイデア×ソリューションを募るコンテストです。
【Make a Move PROJECT 公式サイト】 https://mobility-contest.jp/
■実施体制
主催:一般社団法人トヨタ・モビリティ基金
「あしらせ」について
あしらせは、視覚障害者向けの歩行ナビゲーションシステムです。デバイスを靴に装着し、靴の中での振動により、視覚を邪魔せずに視覚障害者を誘導していきます。視覚障害者に特化した誘導情報の生成と、独自振動インターフェースにより、ユーザーは直感的にルート情報を把握することが出来るため、安全に余裕を持って歩行することが可能になります。また、スマートフォンとデバイスのソフトウェアは適宜アップデートし、新たな歩行体験を提供し続けていきます。
【会社概要】
社名 :株式会社Ashirase
代表者 :千野歩
設立 :2021年4月
HP :https://www.ashirase.com/
Facebook :https://www.facebook.com/Ashirase/
お問い合わせ先 info@ashirase.com
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