社内を活性化させるための取組みが、本当に成果をあげているのか?お悩みの企業を募集。一橋大学の研究力とITツールで、科学的に可視化できる機会を提供します。
ITサービスやフリーアドレス、ランチ補助制度等の社内活性施策を導入したものの効果を分析できず、お悩みの企業を募集します。
一橋大学で社内ネットワークとその効果を分析する中島教授とRondの共同実証実験に参加することで、実施する施策の効果を定量的かつ学術的に分析し、各施策の効果の有無、改善点を把握することが期待できます。
解決する課題
各種社内活性制度や施策の効果を定量的に評価し企画・実行を行うことが難しく、担当者の経験や感覚に頼っており、実施する施策に費用対効果が分からない課題を解決します。
主な対象企業
戦略的に社内活性施策を実施したい従業員数300名以上の大企業
社内ランチ会やメンター制度等社員同士の斜めの会話が増える施策を実施しているが、いまいち効果が分からず次の一手に困っている企業。 社員が考えた新規事業や新しいアイデアを積極的に取り入れたいのにうまく社内の連携が取れていないとお困りの企業。
不動産デベロッパー: オフィスビルの開発・管理を行う企業
職場のレイアウト(デスクの配置や打合せルームやラウンジスペースの場所など)が従業員の生産性やコミュニケーションに与える影響を人流センサーやネットワークデータなどを使うことで分析し、お客様に対して同業他社よりも差別化されたオフィス提案をしたい企業。
オフィス設計会社・インテリアデザイン企業
オフィス空間のデザインや配置を手がける企業で、従業員のエンゲージメントやパフォーマンスを向上させるオフィスレイアウトやオフィス運用を提案・検証したい企業。
人材育成・組織開発企業
企業内でのリーダーシップ育成やチームビルディングプログラムを提供する企業で、社員同士のコミュニケーションやコラボレーション施策(研修やワークショップイベント等)が業績や組織文化に与える影響を科学的に検証したい企業。
なぜ解決できるか
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つながりDXサービス「parks」を活用し、各種施策を実施することで社員ネットワーク状況やノウハウ共有状況が施策実施前後でどのように変化するかを定量的に可視化することができる
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社内ネットワーク研究の第一人者である一橋大学 イノベーション研究センター 中島教授によるparksデータや各種サーベイ、客観データ等を活用した科学的かつ定量的に分析することで、実施した施策の成果の有無、その要因の特定を期待できる
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社内活性施策サービスを提供するRondと中島教授による1,2のデータをもとに企業独自の実態に基づいた考察・改善提案ができる。
つながりDXサービス「parks」の紹介
parksはトランザクティブ・メモリー(誰が何を知っているかを知っている程組織の成果が高まる)という学術的概念を踏襲し、DXとAIの力で効果的な社内活性を再現性高く実現するWebサービスです。
キューブ機能:メンバー間でスキルや専門知等の情報を可視化し合うことができる
タイムライン機能:メンバー情報やメンバーの考えていることがリアルタイムで流れてくることで相互理解が促進される
AI検索機能:欲しい情報を持ってる人を見つけたい時に、AIが適任者をレコメンドしてくれることで早期連携を実現できる
アナリティクス機能:ノウハウ共有、コミュニケーション等のparksデータを基にネットワークの変化やノウハウ共有の変化を可視化することができる
一橋大学イノベーション研究センター中島賢太郎教授のご紹介
2008年東京大学大学院経済学研究科修了。博士(経済学)。東北大学、一橋大学准教授を経て現在一橋大学イノベーション研究センター教授
都市経済学。スマートフォンGPSデータや衛星画像データなど様々なデータを用いて、都市の中で行われる経済活動についての検証を行っている。特に近年は、ウェアラブルセンサーなどを用いて、企業内のコミュニケーションが業務成果に与える影響についての検証を行うなど、企業内部の経済活動についての実証研究を行っている。応用地域学会坂下賞(2015年)、Best paper prize AREUEA conference 2021 (2021年) 、Homer Hoyt Institute Best Paper Award for the 2021 Joint Real Estate Conference(2021年)
共同研究開始に当たっての中島教授によるコメント
コミュニケーションを通じた情報共有やアイデアの交換は、イノベーションの創出や生産性上昇の根幹となる経済活動の一つです。一方でこのようなコミュニケーションのあり方を、定量的に計測することは難しく、それが実際にイノベーションや業務成果にどのように結びついているのかを検証するのは簡単ではありません。「parks」は、組織内の人々の情報を可視化し、また、これまでに無かったつながりを形成するサービスとして機能することが期待されます。「parks」によって得られるデータによって、組織内のつながりや連携が業務成果に与える影響について定量的な証拠を得ることが可能になり、組織運営における様々な施策の有効性について再現性の高い示唆を得ることが可能になると期待しています。
株式会社Rond 代表取締役 豊永悠馬の紹介
日鉄興和不動産に新卒で入社し、オフィスビルの管理運営、インキュベーション施設の企画運営、地方創生型ワーケーション施設の企画、エリアマネジメント等に従事。
parks開発の想い
会社員時代、同僚との何気ない会話や繋がりが、仕事のモチベーションを高め、新たな事業アイディアを生み出し、過去の経験者に相談することで業務効率を向上させたり、他部署との連携から新たな事業展開を導くなど、多くの成果を上げることができました。このように、人と人との出会いが、やる気や生産性、そして生み出す価値に大きな影響を与えることを実感しました。
出会いから生まれる化学変化には、エネルギーとロマンが宿っていると感じます。しかし、これまで私が経験した出会いは、いずれも偶然によるものでした。そこで、効果的な出会いを再現性高く生み出すことで、個人や企業、さらには社会が抱える課題をより迅速に解決できると考えました。そして、この課題に対応するサービスがまだ存在しないことから、株式会社Rondを創業し、つながりDXサービス「parks」を開発・提供しております。
応募方法
企業様が検証したいこと等をヒアリングしながら実証実験の座組、計測方法、費用など設計し最適なプランをご提案します。
まずは実証実験にご興味のある方はぜひその旨をこちらからお問い合わせください。
本件に関するお問い合わせ:https://rond.co.jp/contact
企業情報
会社名:株式会社Rond
所在地:東京都港区南青山2丁目2番15号Win AoyamaビルUCF6階
代表者:代表取締役 豊永 悠馬
事業内容:「出会いから、化学変化を生み出す」をミッションに掲げ、つながりDXサービス「parks」の開発・提供
parks公式サイト:https://lp.xparks.jp
コーポレートサイト:https://rond.co.jp
本件に関するお問い合わせ:https://rond.co.jp/contact
大学名:一橋大学 イノベーション研究センター
所在地:東京都国立市中2-1
研究者:中島賢太郎教授
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