GSAとFishChoiceがFIPトレーサビリティ向上のために協力
GSAの水産加工工場基準(SPS)を利用して、より高い保証とトレーサビリティを提供
小売業者をはじめとする水産物を購入する企業は、その購買力を活用し、漁業が必要な環境的・社会的改善を行うための支援に重要な役割を果たすことができます。しかし、購入する水産物が信頼できる漁業改善プロジェクト(FIP)からのものであることを確認する必要があります。
この課題に対処するため、GSA(グローバル・シーフード・アライアンス)とFishChoice(フィッシュチョイス)は、FisheryProgress.orgで報告されるFIPに対して、GSAの水産加工工場基準(SPS)を利用して、より高い保証とトレーサビリティを提供する新しい共同プロジェクトを立ち上げました。
FishChoiceは、FishChoice.comとFisheryProgress.orgという2つのプラットフォームを通じて、持続可能な水産物やFIPに関する正確で一貫性のある信頼できる情報を提供するという重要な役割を果たしています。GSAの加工工場基準を利用し、両組織は、現在第三者漁業認証プログラムの外で運営されている天然水産物のサプライチェーンに明確さと価値をもたらすための試験的な活動を行います。
加工工場基準は養殖および天然水産物加工業者の環境への責任、社会への責任、食品安全に対応し、FIP製品の調達に関するさらなる価値を提供するトレーサビリティの要素を含んでいます。GSAは、加工業者がFisheryProgressに報告するFIPから確認された水揚げを報告するための追加ガイダンスとSPS監査資料を作成中であり、また監査員がこれらの関連性を検証するための資料も作成中です。
GSA CEO ウォーリーのコメント
「GSAは天然水産物分野への取り組みを継続する中で、私たちの組織が最も価値を提供できる分野を特定するため、市場パートナーと協力しています。FishChoice社とこのようなプロジェクトを開始し、水産物加工施設の監査において長年培ってきた実績ある専門知識を活用し、市場での信頼できるFIPトレーサビリティの保証における現在のギャップに対処することは、非常にエキサイティングなことです。」
FishChoice CEO リチャード氏のコメント
「世界で最も広く取引されている食品である水産物は、トレーサビリティと保証においてユニークな課題をもたらします。これらの課題に対処するためにテクノロジーを活用した実用的な方法を見つけることは、環境的・社会的に責任のある水産業を目指し続けるために不可欠です。」
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GSA について
世界水産物連盟(GSA: Global Seafood Alliance)は、教育、政策提言、第三者認証を通じて、責任ある水産業の実践を推進する国際的な非営利の業界団体です。GSAは、Best Aquaculture PracticesとBest Seafood Practicesの認証プログラムの開発を通じて、天然及び養殖水産物の保証を提供する世界のリーダー的存在となっています。GSA の活動は、環境への責任や社会への責任から食品安全まであらゆる領域に及んでいます。
1997年に世界養殖連盟(GAA: Global Aquaculture Alliance)として設立されたGSAは、アメリカ合衆国ニューハンプシャー州ポーツマスに本部を置いております。
詳しくは、www.globalseafood.org をご覧ください。
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Fishchoiceについて
FishChoiceは、何千もの企業に必要な情報を必要な時に提供することで、水産物の持続可能性を促進するオンラインツールを作成しています。FishChoice.comとFisheryProgress.orgという2つのアクセスしやすく、わかりやすく、効率的なプラットフォームにデータと情報を集め、持続可能性を合理化します。FishChoice.comは、企業が持続可能性の基本を学び、製品の持続可能性の状況を追跡し、その情報を顧客と共有し、持続可能性の要件を満たす水産物を見つけるためのインタラクティブなプラットフォームです。FisheryProgressは、世界のFIPsの進捗状況に関する信頼できる情報をワンストップで提供するもので、企業は購買力を使って進捗に報い、改善を促すことができます。
詳しくは www.fishchoice.com をご覧ください。
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