【Riiid Inc.】世界トップクラスの国際会議「ACL」と「NAACL」で論文が採択されました!
AIを活用したTOEIC®︎学習アプリSantaを提供するRiiid Inc.(所在地:東京都中央区、日本代表:文鎔柱 Moon YongJoo、以下Riiid)は、自然言語処理(NLP)学会でもっとも権威のある国際会議「ACL(計算言語学学会)2022」と「NAACL(北米計算言語学学会)2022」でAI調査研究に関する論文を発表し採択されたことをお知らせします。Riiidは今後もNLP技術によるAI機能を拡張し、教育業界に新たなAIモデルを構築していきます。
- はじめに
Riiidは、RiiidのAIにより、画一的な学習からパーソナライズされた学習へ、教育におけるパラダイムシフトを牽引し、世界中で質の高い教育を民主化する事を目指しています。
2021年4月には、CB Insightsの「AI 100」(世界のAI企業トップ100)に選出され、同年5月にソフトバンク・ビジョン・ファンド2から資金調達を受けております。
- 今回、学会で発表し採択された2つの論文について
今回、ACLでRiiidが発表した論文(論文名:Dialogue Summaries as Dialogue States(DS2)、Template-Guided Summarization for Few-shot Dialogue State Tracking)では、超大型言語モデルを利用して「チャットボット」などの対話型システムを学習させるという新しい方法論を提示しました。
一般的にチャットボットなどのサービスを個々のドメインに導入するとなると膨大な量のデータと大きなコストを必要としますが、今回Riiidが提示した方法では、一連の過程で訓練速度を向上させ効率化させることで、わずか1%という非常に少ないデータだけでも従来の方法を上回ることができる会話追跡機能を示しました。
Riiidは今回の研究を通じて、今後、学習者と双方向で対話できるAIチューターの開発に技術的基盤を構築していきます。
■NAACL(北米計算言語学学会)2022で発表した論文について
RiiidがNAACLで発表した論文(論文名:GRAM:Fast Fine-tuning of Pre-trained Language Models for Content-based Collaborative Filtering)では、コンテンツベースの知識追跡モデル(Knowledge Tracing)をより効率的に訓練することができる新しいアルゴリズムを提案しました。
Riiidは過去にもユーザーの正解を予測するKTモデルにコンテンツを活用しようと試みましたが、過度に演算量が多く膨大な時間が掛かるため、実際のソリューションに適用するには限界がありました。
しかし今回Riiidが提案した新しいフレームワークを適用した場合、最先端のKT性能を維持したまま、特定のドメインで150分の1まで学習時間を短縮できることが分かりました。
また、このGRAMはユーザーの学習記録がない全く新しい問題に対しても効果を発揮し、以前のモデルと比較して、正誤答予測の精度(AUC)が約40%も向上しました。
Riiidが提供するAIを搭載したTOEIC®︎対策アプリSantaには、今回NAACLで発表した論文GRAMを基に、よりアップデートされたモデルを適用しています。
NLP技術とは...
NLPは、「Natural Language Processing」の略で、「自然言語処理」とも呼ばれます。
自然言語とは、人間が日常的に使っている英語や日本語などの「言葉」のことで、NLP(自然言語処理)は、その自然言語が持つ言葉の意味などを様々な応報で処理・解析する技術のことを指します。
- RiiidのYJ Jang CEOのコメント
- Riiidについて
昨年、2021年には世界トップクラスの人工知能に関する国際会議AAAI(Association for the Advancement of Artificial Intelligence)にもRiiidの論文が採択されました。
所在地 :〒104-0061 東京都中央区銀座六丁目10-1 GINZA SIX13階
日本代表者 :Yongjoo Moon
事業内容 :AI Ed事業
URL :https://riiid.com/
AI×TOEIC®︎対策アプリ「Santa」:https://www.aitutorsanta.com/jp/
▼本件に関するお問い合わせ先
jp_pr@riiid.co
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