アートは「OS」へ ─ O株式会社、ART & BUSINESS AWARD 2025 ニューアートビジネス部門ファイナリストに選出
2025年12月9日(火)「FUTURE VISION SUMMIT 2025」SESSION「越境するアーティストたち」にa春が登壇

O株式会社(読み:オー、本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:a春、以下「当社」)は、経済産業省とForbes JAPANが主催する「ART & BUSINESS AWARD 2025」のニューアートビジネス部門ファイナリストに選出されたことをお知らせいたします。
a春メッセージ
「アート」をオフィスに飾る芸術作品、もしくは、会社をよく見せるキャンペーンの道具だと考えていませんか?だとしたら、その組織はアートの最も重要な機能を、ロック解除できていないのかもしれません。Oが考える「アート」とは、「人がどう見て、どう問い、どう選ぶか」を書き換えるための、目に見えないオペレーティングシステムなのです。
思考が外部委託されていく時代に
ここ数年、私たちは「考えること」の一部を、静かに機械に任せ始めました。
検索エンジンは記憶を、
アルゴリズムは好みを、
そしてAIは、「クリティカルシンキング」そのものを肩代わりしていくー。
便利さと引き換えに、頭のなかの「鍛錬の場」は、少しずつ縮んでいきました。
失われていく「内なるスタジオ」
毎日、
人々は入力欄に問いを投げ、
返ってきた答えをコピー&ペーストし、
次のタスクへと歩を進めていきます。
そのスピードに比べると、「自分の内側に潜る時間」は遅くて、効率が悪くて、ノイズにさえ見える。
けれど、Oはそこにこそ人間のフルポテンシャルが眠っていると考えました。
“Oのミッションは、人の創造力を最大限に引き出すインターフェースをデザインすることです。”
このミッションから生まれたのが、次世代クリエイターのための3Dワールド型インターフェース「MEs」。プロジェクトルームやコミュニティ空間として立ち上げることで、技術的な障壁なくフロー状態に入りやすくする、創造のためのインターフェースです。
AIが考えてくれる時代だからこそ、MEsは人の“内なる世界”を育み、知覚・批判的思考・共感力を磨くための訓練場=スタジオとして設計されています。

「アートをビジネスのOSにする」という問い
OはMEsを、単なるクリエイターツールではなく、アートを起点にビジネスの見方そのものを変えるOSとして扱う実験を始めました。
キャンペーンのためのアートではなく、
ビジネスモデルを問い直すためのアート。
このアプローチは、すでにトヨタグループや三井不動産リアルティといった企業から、慶應SFC、横浜市立大学(大阪・関西万博での展示を含む)といった教育機関、そしてY Combinator採択スタートアップのINEDITまで、多様な現場でMEsを使った実験が走り始めています。
アート×戦略の新しいプロトタイピング
こうした実践の中で、MEsは単なる3D空間を超えた「戦略プロトタイピングの場」として進化しています。
-
言葉になる前のビジョンを“空間”として素描し、要素を動かしたり目線を変えたりしながら、その空間の変化を手触りとして感じ取る
-
ステークホルダー、スケジュール、制約、そして空気感までを一つの「マップ」のように見渡し、寄ったり引いたりしながら、ひとつの調整が全体にどう響くのかを見る
-
チームの仮説やアイデアを手に取れる「オブジェクト」として扱い、複製・分岐・再構築を重ねながら、自分と他者の思考が同じ空間に可視化された軌跡として残っていく様子を見る
アーティストとリーダーが同じ「場」と「作品」を介して対話することで、
パワーポイントでは起こせなかった価値の再編集が、日常的な営みになっていきました。
ニューアートビジネス部門ファイナリストに選出
「ART & BUSINESS AWARD 2025」は、企業とアーティストのコラボレーションから生まれる新たな価値やイノベーションを評価し、アートとビジネスの新しい関係性をつくることを目的としたアワードです。その中でOは、広告やCSRにアートを“添える”のではなく、アートをビジネスのOSとして組み込んでいく試みを継続している点が評価され、ニューアートビジネス部門のファイナリストに選出されました。
Oの選出は、「アートとビジネスの交差点をどこまで広げられるか」という問いに対するひとつの答えでもあります。
FUTURE VISION SUMMIT 2025というステージへ
結果発表とプレゼンテーションは、「FUTURE VISION SUMMIT 2025」にて行われます。OとMEsにとってもそれは、「アートをビジネスのOSにする」という問いを、日本中のリーダーやクリエイター、教育機関、スタートアップたちと共有するための開かれたインターフェースになるでしょう。
FUTURE VISION SUMMIT 2025
期間:2025年12月9日(火)・10日(水)
会場:丸ビル7階丸ビルホール・丸ビル8階コンファレンススクエア / 三菱ビル1階サクセス
主催:「FUTURE VISION SUMMIT 2025」実行委員会
※ 構成団体:大丸有エリアマネジメント協会(リガーレ)、Forbes JAPAN、「有楽町アートアーバニズム (YAU)」実行委員会、一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会
共催:東京藝術大学
特別協力:三菱地所株式会社
公式サイト:https://www.fvs2025.com/
【SESSION 1】越境するアーティストたち
a春 (Founder | CEO) / 江上 越 / 亀井 潤(AMPHICO CEO) / 脇田 玲 (慶應義塾大学環境情報学部教授) / 鶴岡 優子 (寺田倉庫・NENOIRO)モデレーター
アート、テクノロジー、サイエンス、ビジネスなど、境界線がますます曖昧になる時代。本セッションではアートのバックグラウンドを持ちながら領域を超えて社会変革のために活動する4人の「越境するアーティストたち」が一堂に会す。彼らがそれぞれの分野で培った視点から、既成の枠を超えた創造性の本質と、未来の社会におけるアート、アーティスト的姿勢の役割についてディスカッションする。
アートを戦略のOSとして使いこなすリーダーへ
それ以来、Oにとって「アート」は、プロジェクトを彩る装飾ではなく、戦略と組織文化を更新するためのOSとして扱われています。この実験のフロントラインに立つのが、アーティスト/ストラテジストであり、O株式会社 Founder | CEO の a春。
リーダーや組織とともに、次のような問いを引き出していきます
-
「私たちは、何を“当たり前”だとみなしているのか?」
-
「どんな未来を、まだ言葉にできていないだけで、すでに欲しているのか?」
-
「誰の感性や痛みが、このプロジェクトの外側に取り残されているのか?」
アートは、数字には表れにくい違和感や共感といった感性こそがイノベーションの源泉であり、 その感性を組織のOSに実装していくプロセスについて語ります。
「アート」の重要な機能を見逃さないで
「アート」を芸術作品、もしくは、キャンペーンの道具だと考えているならば、
そのいちばん重要な機能を、まだ使わずに放置しているのかもしれません。
それは、人がどう見て、どう問い、どう選ぶかをかたちづくる力です。
もし、この話が少し抽象的に聞こえるなら、それで正解です。
ここから先は、あなたの文脈に具体的に落としていきましょう。
新規事業の開発、ブランド戦略、組織デザイン、生産性の向上など、現在進行中の課題を選択し、a春(O株式会社 Founder | CEO)との面談を予約してみてください。
https://form.typeform.com/to/rsj2P1Bo
企業や大学、クリエイターのためのスタジオ「MEs」は、幅広い目的に応じた最適なデジタル空間を提供いたします。
本件に関するお問い合わせ
O株式会社
担当:a春
Email:info@o-me.io
公式サイト:https://www.o-me.io/studio/ja
すべての画像
- 種類
- 経営情報
- ビジネスカテゴリ
- アート・カルチャー
- 関連リンク
- https://www.o-me.io/
- ダウンロード
