~3月22日「世界水の日」~ オーストラリア ケアンズ観光局「ケアンズ・サステナブルトラベル・ハブ」日本語版 本日3月20日(月)より公開開始

自然保護プロジェクトや文化体験型レジャーなどサステナブル旅の情報が簡単に探せる!!世界的な環境認証を受けたプログラムを紹介。サステナ旅の計画をこのサイトで実現してください!

ケアンズ観光局

ケアンズ観光局(オーストラリア クイーンズランド州ケアンズ、CEO:マーク オルセン)では、2023年3月22日(水)  「世界水の日」に先駆けて、本日3月20日(月)より「ケアンズ・サステナブルトラベル・ハブ」の日本語版の公開を開始します。
「ケアンズ・サステナブルトラベル・ハブ」日本語版では、グレートバリアリーフをはじめ2つの世界遺産が集まる唯一の観光地であるケアンズ地域の様々な自然保護プロジェクトや文化体験型レジャー、世界的な環境認証を受けた旅行計画をサポートするサステナブルな取り組みを行っている企業やプログラムを紹介しています。これにより、ケアンズ観光を楽しみながら自然・文化の保護を支援するという、目的をもったサステナブル旅を、より簡単に、誰でも計画・実現できるようサポートします。

オーストラリア北東部に位置する「ケアンズ」は、世界自然遺産「グレートバリアリーフ」の玄関口であり、シュノーケリングやダイビングなどの自然豊かなアクティビティを数多く体験する事ができる観光地として、日本からの観光客も年々増加しています。

最近では、気候変動の影響に対する関心の高まりから、より思慮深く、より意図的に「環境配慮型」の旅行スタイルを追求する訪問客も多くなりました。また、観光は持続可能である以上に、修復的であり、和解的であり、最終的には再生的であるべきだという関心も高まっています。


そこで、「ケアンズ・サステナブルトラベル・ハブ」 では、そんな旅行スタイルを求める方に向けて、ブログや紹介ビデオなど様々なリソースを通じて、ケアンズ地域が環境とコミュニティを大切にしていることを旅行者に理解してもらうとともに、サステナビリティとレジャーの両立をお約束する多彩なプログラムを準備、随時情報更新を行うことで、常に最新のサステナブル旅を提案します。

また、公式団体・組織から認証されたレジャープログラムはじめとしたサステナブル旅について解説しており、地域の生態系の再生を通じてCO 2を除去するプラットフォーム「リフォレスト」(※1)を利用して個人やイベントのオフセットを確認することができます。

(※1)リフォレスト(https://reforest.com.au/about-us/):オーストラリア クイーンズランド州にて設立。プラとフォームでは個人での排出量などを計算できるアプリを提供している。


ケアンズ観光で人気の「ケアンズ水族館」では、サンゴの保護と研究や再生活動のため400種あるハードコーラル(※2)のうち、すでに 200 種を収集しています。将来的にはケアンズから北に車で 1 時間の熱帯地方にある町「ポート・ダグラス」で 800 種のサンゴを培養できるバイオバンクを建設予定であり、現在世界中の人々から寄付を募り、バイオバンクへの寄付協力を盛り込む観光プランなども随時情報を公開していく予定です。また、バイオバンクの設立後にはサンゴのバイオバンク見学ツアーの開催を予定しています。

(※2)ハードコーラル:サンゴのなかで体内に褐虫藻を共生させて成長が速く、サンゴ礁の形成に役立つ造礁サンゴのことで、硬い骨格を持つ。


クイーンズランド州のなかでもケアンズ&グレートバリアリーフ地域の観光事業者は、オーストラリアで最も多くのエコ認証体験を提供しており、ダグラス・シャイアが世界初のエコ認証デスティネーションとなるなど、多くのマイルストーンを達成しています。例えば、スカイレール レインフォレスト ケーブルウェイは、世界で初めてアース・チェック マスター認証(※3)を取得した観光事業者であり、地球上に10社しかないアース・チェック マスターのうちの1社です。

(※3)アース・チェック認証:温室効果ガスの排出、エネルギーや水、廃棄物に関するマネジメント、社会的、文化的なマネジメントなどを評価し認定される。取り組みによって認証のレベルが上がり、マスターは最上位となる。


CEO マーク・オルセンは、英語版の先行公開に先立ち、以下のように語りました。

「ケアンズ&グレートバリアリーフ地域の約束は、産業として、地域としての継続的な改善です。サステナビリティとは、環境やネットゼロへの道だけでなく、地域社会への還元を意味します。私たちは、観光業界が持続可能なビジネス慣行を採用し、フットプリントを測定し、より大きな利益のために前進する計画を立てるのを助けるために本サイトを導入しました。」


  • ケアンズ観光局の取り組み

オーストラリアは2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロ(ネットゼロ)を目指すことを発表しています。それに加えて、ケアンズ&グレートバリアリーフ地域のあるクイーンズランド州では2030年までに炭素排出量を2005年の30%に削減することを目指しています。さらに、クイーンズランド州政府は2050年のネットゼロ達成のため、クイーンズランドツーリズム・クライマイトアクションプランを立ち上げました。ケアンズ観光局は、州観光産業協議会、州政府観光局、観光省などとともにこのプロジェクトの運営委員会に関わり、ケアンズ地域の二酸化炭素排出量削減に寄与しています。

コロナ禍においても、ケアンズ&グレートバリアリーフ地域は「エコ・ラグジュアリー」の推進やカンタス航空との「グリーン・ティア」プログラムなど、ケアンズへの旅行者にサステナブルな体験を推奨する活動を行ってきました。現在ではケアンズ観光局のメンバーに登録する16%の企業がエコ認証を取得していますが、地域として2030年までに30%の取得を目指しています。


ケアンズ観光局では地元企業にツールキットを提供し、サステナブル・ツーリズムへの取り組み方を支援しており、ツールキットでは、サステナブル・ツーリズムに必要な4つのピラーを説明しています。

 グローバル・サステナブル・ツーリズム協議(GSTC)は、持続可能な観光と旅行のためのグローバルな基準を設定し、管理している組織で、オーストラリアの主要認証機関であるエコツーリズム・オーストラリアやアース・チェックなどの観光認証機関への国際認定の提供やベースラインの作成などを行っています。

GSTCは、4つのピラーとして

A:持続可能な経営 B:社会経済への影響
C:文化への影響 D:環境への影響

をあげており、ツールキットではそれぞれのピラーで先進的な取り組みを行っているケアンズの地元企業をケーススタディとして紹介しています。


それぞれの組織の詳細は下記HPを参照ください。

【グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(GSTC)】 https://www.gstcouncil.org/about/?lang=ja

【エコツーリズム・オーストラリア】 https://www.ecotourism.org.au/(英語)

【アース・チェック】 https://earthcheck.org/(英語)


  • 各企業のサステナブルな取り組み例(一部)

■スカイレール レインフォレスト ケーブルウェイ

オーストラリア ケアンズにあるスカイレール世界遺産 熱帯雨林 ケーブルウェイは、世界遺産にも登録された熱帯雨林の魅力がいっぱいの、世界初の環境保護をコンセプトにした観光アトラクションです。10年間のベンチマークテストと認定プログラムでの審査を経て、スカイレールは太平洋地域で初めてアース・チェック プラチナム認証を取得しました。同レベルの認証を受けているケーブルウェイは、世界でスカイレールのみです。


■ハートリース動物園

オーストラリアで唯⼀ユネスコ世界遺産に登録された熱帯⾬林の中に位置する野⽣動物公園です。ハートリースが位置するワンゲッティは⻄側にマカリスター⼭脈、東側は珊瑚の海に囲まれた絶景の中にあり、周辺はケアンズやデインツリーとは異なる“乾いた熱帯⾬林”に属しています。内陸部の乾燥地帯のような環境と熱帯⾬林の気候を併せ持ち、⽣物学的に豊かで多様性に富んでいます。ハートリースはエコツーリズム・オーストラリアに認定されており、周囲の環境への影響を最⼩限に抑えるために持続可能な⽅法で事業を⾏っています。


■グリーン島&グレートアドベンチャー

©ケアンズ観光局©ケアンズ観光局

世界遺産のグレートバリアリーフと熱帯雨林の2つの世界遺産が融合するグリーン島では観光業を進めて行く中で、持続可能な環境保護が最重要となります。 グリーン島の周りのサンゴ礁の大きさは約120ヘクタールあり、島の面積の約80倍のサンゴ礁が広がっています。また、グリーン島には55種類以上の様々な鳥類、120種類以上の植物のほか海がめの産卵も確認されており、島の周りにはたくさんの海がめが生息する特別な島です。




ケアンズ観光局では「世界水の日」に合わせ、サステナブルな旅情報「ケアンズ・サステナブルトラベル・ハブ」日本語版 を公開。これからも積極的な情報発信を行っていきます。


  • 「ケアンズ・サステナブルトラベル・ハブ」日本語版 概要

サイト公開日

2023年3月20日(月)

URL

https://www.tropicalnorthqueensland.org/jp/articles/cairns-sustainabletravel-hub/

主なコンテンツ

・ケアンズ観光局の取り組み

・各企業のサステナブルな取り組み例

・エコ・ツーリズム

・カルチュラル・コネクション

・未来を育む観光

・ECO認証されているホテルやツアーを探す


<ケアンズ観光局 公式情報>

ケアンズ観光局 公式 日本語ウェブサイト:https://www.tropicalnorthqueensland.org/jp/

YouTube:https://www.youtube.com/user/CairnsGBR

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Twitter:https://twitter.com/CairnsGBR?lang=enz

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会社概要

ケアンズ観光局

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URL
https://www.tropicalnorthqueensland.org/jp/about/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区虎ノ門4丁目3-1 城山トラストタワー
電話番号
-
代表者名
マーク オルセン
上場
未上場
資本金
-
設立
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