フィリピンの貧困層の子どもたちを支える里親会員募集キャンペーンを9/10まで実施

NPO法人DAREDEMO HERO

フィリピン・セブ島で貧困層の子どもたちに教育支援を行っているNPO法人DAREDEMO HERO(兵庫県西宮市 理事長:内山順子)が、51名の奨学生一人ひとりが学校に通うための学費や日々の食費、医療費などの費用を支える里親会員300口を目指す里親会員募集キャンペーンを9月10日まで実施します。
  • フィリピンの子どもたちが直面する貧困の弊害

DAREDEMO HEROの奨学生は、全員がやる気と志、さらに高い能力と壮大な夢を持っています。


「医者になって、病院に行くことのできない貧困層の人々を無料で診療したい」

「警察になって、この国の薬物問題を解決して平和な国にしたい」

「学校の先生になって、子どもたちにたくさんのことを教えてあげたい」


それらの夢をかなえるためには、大学に行くことは最低限の条件となります。フィリピン全体での大学進学率は、依然として30%台となっています。さらに、貧困層からの大学進学率となれば、10%にも満たないのが現状です。


「貧困」と聞くと、まっさきに「お金がない」ことが想像できますが、現実にはお金がないこと以外にも貧困がもたらす様々な弊害が、子どもたちの未来を奪っています。


・経験・・・貧困層は貧困がゆえに、経験できることに大きな制限があります。

・常識・・・貧困地区で育つと、そこでの常識が自分の常識になります。

・健康・・・貧困がゆえに衛生面・栄養バランスに問題があり、病気になっても病院にも行けません。

・思考・・・貧困層には、そこから抜け出すことをあきらめる思考を持つ人が多いです。

・情報・・・貧困層の親は、大事な情報を見逃してしまうことがあります。

・人間関係・・・貧困層の周辺には貧困層しかいません。そのためかかわる人々も貧困層です。

・教育・・・教育に理解のない親の場合、教育を受ける機会が子どもに与えられません。


貧困とは、このようにお金だけの問題ではありません。そのために「貧困支援」としてお金を提供し、「教育支援」として勉強を教えるだけでは、子どもたちは本当の意味で夢をかなえることができないのです。



貧困層の子どもたちを対象とした活動とはいえ、DAREDEMO HEROでは「かわいそうな子どもたち」を支援しているわけではありません。DAREDEMO HEROの奨学生は、当法人の厳正な選考プロセスを経た「がんばっている子どもたち」です。やる気と志、さらに能力が高い子どもたちを選抜し、がんばり続ける子どもたちの、努力が報われるように支援をしています。


  • DAREDEMO HEROのリーダー教育

DAREDEMO HEROでは、奨学生が将来、この国のあらゆる社会問題を解決できるリーダーとなれるよう、徹底したリーダー教育を実施しています。貧困に直面した子どもたちが、将来この国のリーダーとして、貧困問題の根本的な解決に取り組んでいってもらうことを願い、リーダー教育を行っています。

・【奨学金】大学卒業までの学費、及び制服代、教材費を支給しています。

・【生活費】奨学生が健康で学習に集中できるよう、生活費を支給しています。

・【昼食支援】奨学生に栄養バランスの取れた昼食を提供しています。

・【学習支援】DAREDEMO HEROには、教員資格を持ったスタッフがおり、いつでも奨学生の学習サポートができる体制を整えています。

・【道徳教育】常に感謝の気持ちを忘れず、利他精神に満ちたリーダーになるために、日常的に道徳教育を行っています。

・【社会経験】貧困層が経験することのできない、様々な社会経験を提供しています。


  • DAREDEMO HERO里親支援の特徴

DAREDEMO HEROの里親支援制度では、ご支援者様から子どもたちへの一方通行ではなく、長期的に様々な交流を続けることができます。奨学生との交流を続け、成長を見守っていただくことで、里親会員の皆様の喜びや生きがいにつながるような支援です。



・現地で子どもたちに会える

DAREDEMO HEROの里親支援の一番の特徴は、支援をいただいている奨学生に、現地でお会いいただけることです。奨学生が住む自宅や学校を訪問したり、保護者とお話しいただいたりすることで、ご支援いただく奨学生の生活の様子をご覧いただくことも可能です。

※現地にご訪問される際は、当団体へ事前にご相談ください。


・心のこもった手作りカードが届く

DAREDEMO HEROの里親支援では、ご入会時及び毎年の誕生日、クリスマスに、ご支援いただいている奨学生から、心のこもった手書きのカードを送らせていただいております。カードに書かれたメッセージから、奨学生の成長を実感いただくことができます。


・お手紙やプレゼントでの交流ができる

ご支援いただいている奨学生の誕生日や、クリスマス等にプレゼントやカードをお送りいただけましたら、当団体で責任をもって奨学生に渡し、お写真にてご報告させていただいております。


・奨学生の直近の成長が簡単に確認できる

ホームページ「奨学生一覧」から、ご支援いただく奨学生をご選択いただき、パスワードをご入力いただきますと、各奨学生の最新の情報(身長・体重・成績等)をご覧いただくことができます。パスワードは、ご支援開始時にご案内させていただいております。


・会報が毎月届く

毎月発行される会報で、一か月の活動の内容をご覧いただけます。会員の皆様には、毎月メールで会報とその月のニュースを配信させていただいております。


DAREDEMO HERO奨学生家庭の平均的な月収は、3万円以下です。その中から生活費や学費を賄わなければなりません。例えば、医者になりたいという夢を抱いて勉強に励んだとしても、年収360,000円の家庭に、250,000円を超える学費を払うことはできません。


このような現状の中で子どもたちは、家族のために自分たちの夢を諦めて、現実にあった未来を選択するしかありません。報われない努力を続けるよりも、生きていくために現実を受け入れるしかないのです。

そんな子どもたちにとって、遠く離れた日本で、自分の夢の実現を応援してくれる里親会員の方々の存在は、彼らが頑張るためのまさに「希望」となっています。


  • 皆様のご支援でできること

DAREDEMO HEROは子どもたちが学校に通い、学習のサポートや経験を積むために、以下のような支援を行っています。
里親会員として、DAREDEMO HEROが支援する51名の奨学生を一緒に支えていただけませんか?

  • 奨学生の成長

DAREDEMO HEROがセブで活動を始めてから10年が経ち、多くの里親様に支えられ、子どもたちは着実に成長をしています。

10年前、自分に自信のない貧困層の少年だったマイケルは、今アメリカでパイロットになるために訓練を受けています。すでに自家用操縦士の資格を取得し、エアラインパイロットを目指して頑張っています。

彼の夢は、パイロットになるという貧困層には絶対に叶えられない夢を実現し、貧困がゆえに夢を諦めようとしている子どもたちに希望を与えることです。

子どもたちにとって、里親様は家族であり、ヒーローであり、仲間であり、希望そのものなのです。

【動画:子どもたちにとって里親様とは】https://youtu.be/2QEtWeYis44


  • 里親会員300口を目指し、寄付キャンペーンを8/11から開始

現在、DAREDEMO HEROでは51名の奨学生を支援しています。奨学生全員が大学に通い、卒業し、夢を実現するために、2023年9月10日までに里親会員300口を目指して募集キャンペーンを実施いたします。

【里親会員キャンペーン概要】

◆キャンペーンページURL:https://daredemohero.com/parents-cp2023/


◆実施期間:

2023年8月11日(金)~9月10日(日)

◆目標口数:

里親会員の300口(一口:月2,500円/年30,000円)


・団体概要

NPO法人DAREDEMO HERO

フィリピンの貧困問題の根本解決のために、貧困がゆえに勉強ができない子どもたちに教育支援を行い、この国の未来を変えるリーダーを育成しているNPO法人です。さらに日本とフィリピンでの交流を通じて、日本のユースに向けたSDGsプログラム等も提供しています。

HP:https://daredemohero.com

Facebook:https://www.facebook.com/DaredemoHero2013

Instagram:https://www.instagram.com/daredemohero/

youtube:https://www.youtube.com/channel/UChA3C8savTOv9963tVDGXDA

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会社概要

NPO法人DAREDEMO HERO

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URL
https://daredemohero.com/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
兵庫県西宮市羽衣町 7-30 夙川グリーンタウン3F
電話番号
050-6865-6966
代表者名
内山順子
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年05月