<平成世代に聞くSDGsとスチールに関するアンケート>日常のSDGs「無料・気軽さ」を重視一方でリサイクル優等生「スチール」の認知は1割に
~ 地球生まれの素材「鉄」で作ったイベント用カップ「1Day Steel Cup」まもなく始動 ~
総合容器メーカー、大和製罐株式会社(本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:山口裕久)は、全国の18~35歳までの1,030名を対象に「平成世代に聞くSDGsとスチールに関するアンケート」を実施し、その調査結果を発表します。
※本リリース内に記載している「スチール缶」は「飲料用スチール缶」を指します。
<調査サマリー> (1) 平成世代の約8割が日常的にSDGsを意識 (2) SDGsで重視すること:1位「お金がかからないこと」、2位「気軽にできること」 (3) 平成世代が思い浮かべるSDGs素材は「再生紙」 (4) スチールの主原料を約6割が「鉄」以外と回答 (5) スチール缶のイメージ:約5割が「缶コーヒー」を想起 (6) 約4割がスチール缶の分別廃棄の経験なし (7) スチール缶がリサイクルできることは半数が理解しているものの、 リサイクル回数は65%が「3回未満」と回答 (8) スチール缶のリサイクル率を「90%以上」と回答した人は全体の1割(7%)にとどまる |
<調査概要> 期間:2024/3/8 - 2024/3/11 対象:全国の18~35歳 男女 有効回答数:1,030名(うち男性:523名、女性:507名/均等割付) 調査機関:株式会社インテージ 調査方法:インターネット調査 |
■調査結果
(1) 平成世代の約8割が日常的にSDGsを意識
日常的に行っているSDGs活動について全ての回答者に質問したところ、78%が普段から何らかのSDGsを行っていることがわかりました。そのうち「リデュース」、「リユース」、「リサイクル」の全てを選択した人は12%でした。
< SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」より資源に対する意識について質問します >
Q1. 日常的に取り組んでいるSDGs活動で当てはまるものを選択肢からすべて選んでください。n=1,030 / 複数回答
(2) SDGsで重視すること:1位「お金がかからないこと」、2位「気軽にできること」
(1)で「SDGsに取り組んでいる」と回答した人を対象に「SDGs活動をする上で最も重視していることは何か?」と質問したところ、「お金がかからないこと」が212人で最多回答となりました。2位の「気軽にできる」と合わせると全体の4割を占めており、日常生活の中で気軽に取り組めるSDGs活動を好む傾向がみられました。
Q2.【Q1で「取り組んでいる」と回答した方】SDGs活動を取り組む上で最も重視していることは何ですか? n=665 / 単一回答
(3) 平成世代が思い浮かべるSDGs素材は「再生紙」
「環境に優しい素材で最初に想起するモノは何か?」を聞く質問では40.4%が再生紙と回答。リサイクル効率のよい「鉄やアルミなどの金属素材」は1.6%と認知が低いことが明らかになりました。また、思い浮かべる理由として「身近にあること」や、「TVやコマーシャルなどで見聞きする」など日常的に目にする機会の多い素材が選ばれていることがわかります。
Q3. 環境に優しい素材(SDGs素材)として最初に思い浮かべるモノはなんですか? n=1,030 / 単一回答
(4) スチールの主原料を約6割が「鉄」以外と回答
スチールの主原料で思い浮かぶ素材を聞く質問では6割が「鉄」以外の素材を回答。「アルミ二ウム」と回答した人も3割以上いたことからもアルミとスチールの違いや、スチールへの関心度の低さがうかがえる結果となりました。
Q4. スチールの主原料で最初に思い浮かぶものを選択肢の中から答えてください。 n=1,030 / 単一回答
(5) スチール缶のイメージ:約5割が「缶コーヒー」を想起
「スチール缶の印象」と質問したところ、「コーヒー飲料が多い」という回答が約3割と最も多く、スチール缶=缶コーヒーを想起する人が多い結果となりました。また、「リサイクル効率の良さ」や「環境に優しい」などのSDGs要素は全体の1~2%と素材の認知が低いことがわかります。
Q5. スチール缶について印象を3つまで教えてください n=1,030 / 単一回答
(6) 約4割がスチール缶の分別廃棄の経験なし
「スチール缶を廃棄する際に分別して捨てたことがあるか」と質問したところ、約6割が「ある」と回答。その一方で「ない/覚えていない」を選択した人は4割以上(42%)とほぼ半数を占める結果となりました。
Q6. スチール缶を廃棄する際に分別して捨てたことはありますか? n=1,030 / 単一回答
(7) スチール缶がリサイクルできることは半数が理解しているものの、リサイクル回数は65%が「3回未満」と回答
「スチール缶がリサイクルできるか?」と質問したところ、52%が「知っている」と回答。しかし「知っている」と回答した人の中でも65%が「3回未満」と回答しており、「10回以上」と回答した人は2割にとどまる結果でした。
Q7. <左グラフ>スチール缶がリサイクルできることを知っていましたか? n=1,030 / 単一回答
<右グラフ>【「知っていた」と回答した人】スチール缶は何回リサイクルできると思いますか? n=540 / 単一回答
(8) スチール缶のリサイクル率90%以上と回答した方は全体の1割(7%)にとどまる
スチール缶のリサイクル率についての質問では「10%未満」と回答した人が最多(17%)の回答となっており、実際のスチール缶のリサイクル率である「90%以上」と回答した人は1割(7%)という結果となり、認知不足が顕著に出ていることがわかりました。
Q8. スチール缶のリサイクル率は何パーセントだと思いますか? n=1,030 / 単一回答
■「1Day Steel Cup」プロジェクトについて
「1Day Steel Cup(ワンデー スチール カップ)」は、当社の目標でもある循環型社会の実現への一環として新たに誕生したイベント用飲料容器です。スチール製品のリサイクルマークが入っているので通常のスチール製容器同じように回収しリサイクルが可能な新しいタイプの金属カップです。スチール素材の性質を活かすことで時間が経っても強度が変わらず、屋外イベントやスポーツ観戦、映画館での使用に最適です。
キャッチコピー「ダイチへ カエル ソザイ。超サステナブル!それがスチール」について
スチールの主原料である鉄が地球の1/3を占める素材であること、またリサイクルしやすい特性から「地球(大地)へと還り、また再利用される循環イメージ」を直観的に想起させる表現として採用しました。スチールアンバサダーである「カエルちゃん」がスチールの魅力を分かりやすく、シンプルに伝えていきます。今後は公式ホームページや、SNSなど様々なコンテンツも順次開始する予定です。
SDGsへの取り組み
地球規模で環境問題が深刻化するなかで、どのようにして持続可能な未来を育んでいくかということは、私たちみんなが取り組むべき課題となっています。大和製罐株式会社では総合容器メーカーとして、SDGs(持続可能な開発目標)を企業活動の中核に据え、環境に優しいモノ作りに取り組んでいます。そのなかでも循環型社会の構築を目指すために、リサイクル性に優れたスチール缶をはじめとした金属容器の認知向上を目指しています。
会社概要
大和製罐株式会社は、総合容器メーカーとして、社会に貢献することを基本理念とし、食品・飲料向け金属容器、化粧品、日用品向けチューブやポンプなどのプラスチック容器を提供しています。合わせて、お客様のコンセプトに適した飲料開発の支援、容器やデザインの提供、委託充填先や設備の紹介など容器に関わるサービスを提供しています。
社 名:大和製罐株式会社
代表者:山口裕久(代表取締役社長)
本 社:東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー9階
事業内容:
・各種缶詰用空缶(ビール・ジュース・コーヒー・炭酸などの各種飲料、魚介、果物等)の
製造販売
・化粧品・食品用プラスチック容器及び金属容器・キャップ類などの各種容器の製造販売
・容器製造システム及びプラントの研究・開発・設計
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