【SDGsとマイアイテム】約8割の方がSDGsに貢献したいと回答!求めるサポートは「簡単にできる行動などのわかりやすい情報の提供」
「マイアイテム」を使用することで精神的な充実感を覚える方は多いことが明らかに
株式会社uluコンサルタンツ(所在地:大阪市中央区、代表取締役:坪田 寿一)は、2025大阪・関西万博での「TSUGITE(ツギテ)」プロジェクト始動に際して「SDGs(持続可能な開発目標)とマイアイテム」に関する調査を実施しました。
2025年の大阪・関西万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」。このテーマのもと、持続可能な社会の実現に向けた多様な取り組みが世界各国から集まり、未来に向けたアイデアと技術が交わる場となります。中でも、日々の暮らしの中で私たち一人ひとりが実践できる「小さな選択」は、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた鍵として、ますます注目を集めています。
その代表例のひとつが、「マイバッグ」「マイボトル」「マイ箸」などのマイアイテムの活用です。使い捨てを減らし、環境への負荷を抑えるこうした行動は、気候変動や資源の枯渇といった地球規模の課題に対して、誰もが無理なく取り組める身近な一歩といえるでしょう。
そこで今回、国内の工芸品に関する情報発信を行うサイト「わたしの名品帖」(https://store.meihincho.com/)を運営する株式会社uluコンサルタンツは、日常的にマイアイテムを使っている方を対象に、「SDGs(持続可能な開発目標)とマイアイテム」に関する調査を実施しました。
調査概要:「SDGs(持続可能な開発目標)とマイアイテム」に関する調査
【調査期間】2025年3月18日(火)~2025年3月19日(水)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,006人
【調査対象】調査回答時に日常的にマイアイテムを使っていると回答したモニター
【調査元】株式会社uluコンサルタンツ(https://store.meihincho.com/)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
約8割の方がSDGs(持続可能な開発目標)に貢献したいと回答

はじめに、「SDGs(持続可能な開発目標)を知っていますか?」と質問したところ、約8割の方が『よく知っている(16.3%)』『ある程度知っている(58.9%)』と回答しました。
SDGsの認知度は高まりつつありますが、知らない方も一定数いるようです。
SDGsには、人類がこの地球で暮らし続けていくために2030年までに達成すべき、環境・差別・貧困・人権といった問題についての17の目標がありますが、この目標に対してどのような意識を持っているのでしょうか。
「SDGs(持続可能な開発目標)に貢献したいと思いますか?※SDGs(持続可能な開発目標):人類がこの地球で暮らし続けていくために、2030年までに達成すべき、環境・差別・貧困・人権といった問題についての17の目標」と質問したところ、約8割の方が『とてもそう思う(22.7%)』『ややそう思う(60.9%)』と回答しました。
大多数の方が、SDGsへの貢献に前向きである姿勢を示していることがわかりましたが、どのようなサポートがあればSDGsに貢献する行動に取り組みやすいと思うのでしょう。
ここからは、前の質問で『とてもそう思う』『ややそう思う』と回答した方にうかがいました。

「どのようなサポートがあれば、SDGs(持続可能な開発目標)に貢献する行動に取り組みやすくなると思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、『簡単にできる行動などのわかりやすい情報の提供(74.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『SDGs(持続可能な開発目標)に貢献する商品やサービスの割引制度やポイント還元制度(41.9%)』『SDGs(持続可能な開発目標)に貢献する商品やサービス購入時の税制優遇(26.5%)』となりました。
簡単にできる行動などの情報提供や、経済的インセンティブといったサポートがあればSDGsに貢献する行動に取り組みやすいと思うようです。
では、SDGsに貢献する行動として、実際に取り組めそうだと思うことは何なのでしょうか。
「SDGs(持続可能な開発目標)に貢献する行動で、できそうだと思うものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『節電(78.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『節水(74.8%)』『省エネ家電を使用する(54.6%)』となりました。
『節電』や『節水』『省エネ家電を使用する』といった行動が上位になり、日常生活の中で手軽に取り組める行動に貢献の意識が集まっていることがわかりました。
使用している『マイアイテム』1位は『マイバッグ』!
次に、日常的に使用されている『マイアイテム』について再び全員に聞きました。

「『マイアイテム』を主にどのようなシーンで使用していますか?(複数回答可)」と質問したところ、『自宅以外の外出時全般(48.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『職場や学校(35.4%)』『通勤・通学時(27.7%)』となりました。
多くの方が、日常の多様なシーンで『マイアイテム』を活用しているようです。
さらに「どれくらいの頻度で『マイアイテム』を使用していますか?」と質問したところ、『1週間に数回(40.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『ほぼ毎日(35.5%)』『1週間に1回(16.3%)』となりました。
日常的に高頻度で使用されている方が多く、習慣化されている傾向が見られましたが、どのような『マイアイテム』を使用しているのでしょうか。

「使用している『マイアイテム』を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『マイバッグ(83.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『マイカップ・ボトル・タンブラー(48.5%)』『マイ箸(22.3%)』となりました。
約8割の方が、買い物時に活用できる『マイバッグ』を使用しているようです。
また、『マイカップ・ボトル・タンブラー』『マイ箸』を使用している方も多いことがわかりました。
「『マイアイテム』を使用している理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『節約になるから(61.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『使い捨て製品の使用を減らせるから(44.7%)』『使用してみたら習慣化したから(31.2%)』となりました。
経済的メリットに加え、環境意識やライフスタイルとしての定着が動機となっているようです。
『マイアイテム』を使用することで精神的な充足感を覚える方は約8割
では、『マイアイテム』の使用がどのような心理的な効果をもたらしているのでしょうか。

「『マイアイテム』を使用することで、どのような気持ちになりますか?(複数回答可)」と質問したところ、『経済的でよい選択をしているという喜びがある(54.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『環境保護に貢献しているという誇らしさがある(24.4%)』『お気に入りのものを使うことで日常生活に小さな幸せや豊かさを感じる(23.0%)』となりました。
実利だけでなく、経済的や環境保護に貢献している、小さな幸せといった感情を持つ方が多いようです。
最後に「『マイアイテム』を使用し、使い捨て製品の使用を減らすことに精神的な充足感を覚えますか?」と質問したところ、約8割の方が『とても充足感を覚える(17.3%)』『やや充足感を覚える(58.3%)』と回答しました。
『マイアイテム』の使用は精神的な満足感にも寄与していることが浮き彫りになりました。
まとめ:「マイアイテム」の使用によって節約志向や環境配慮だけでなく、精神的な充実感を覚える方が多い結果に!
今回の調査で、SDGsへの関心は高いものの具体的な内容理解にはばらつきがあり、行動へのハードルを感じている方も一定数いることがわかりました。
一方で、情報提供や割引、税制優遇などのインセンティブが行動喚起につながる可能性が高く、多くの人が「節電」や「節水」「省エネ家電の使用」など、日常的なレベルで貢献可能な行動に前向きであることも明らかになりました。
また、「マイアイテム」の使用は、単なる道具としての利便性を超えて、節約志向や環境配慮といった実利的な価値観と、喜びや誇りといった情緒的な要素を兼ね備えたものであるようです。
多くの方が「マイバッグ」や「マイカップ・ボトル・タンブラー」「マイ箸」などを使用しており、「1週間に数回」といった頻度での使用が多いことも示されました。
このような結果から、「マイアイテム」のように日常の中で小さく始められ、かつ本人の満足感につながるアクションを軸に据えることが、持続可能な社会づくりの一歩として有効であると言えるでしょう。
SDGsの本質を体現する、工芸と食の挑戦 「わたしの名品帖」と「とんかつ乃ぐち」2025大阪・関西万博での「TSUGITE(ツギテ)」プロジェクト始動

株式会社uluコンサルタンツが運営する「わたしの名品帖」(https://meihincho.com/)は、日本の伝統工芸の魅力を広く発信し、次世代へとつなぐための情報発信や支援活動を行っています。
取り扱うのは、伝統の技を活かしながらも現代にフィットする“名品”の数々。SNSやWEBサイトを通じ、日常の中で取り入れやすい工芸のアイデアや使い方を提案し、「伝統は難しそう」と感じる方にも身近に感じてもらう工夫を重ねています。
「わたしの名品帖」が目指すのは、良いものが良い形で引き継がれる世界。その実現のためには、商品の魅力を紹介するだけでなく、販売方法や修理・お直しのあり方、そしてその価値をどう伝えるかといった発信方法まで含めて、工芸のあり方を現代に即して再構築することが重要だと考えています。



「TSUGITE(ツギテ)」
こうした考えのもと、当社は2025年大阪・関西万博に出展する人気料理店「とんかつ乃ぐち」(http://noguci.com/)のプロジェクトマネージャーとして参画し、食と工芸を融合させた新たなSDGs実践型プロジェクト「TSUGITE(ツギテ)」を始動します。


本プロジェクトでは、万博店舗で使用したお箸に、希望者向けに輪島塗を施し、後日記念品として自宅にお届けする取り組みを実施。使い捨てではなく、「育てて、使い続ける」という日本の工芸の精神を現代に蘇らせ、能登の復興支援にもつなげます。
このような取り組みは、今回の調査結果から見えてくる消費者の価値観に応えるものであり「買って終わり」ではなく「育てて使う」「直して繋ぐ」という体験そのものを提供します。
「使い捨てを減らしたい」「環境に貢献したい」と考える消費者の多くが、マイアイテムを通じて日常からSDGsに取り組んでいることが明らかになりました。TSUGITEは、こうした価値観に寄り添い、「買って終わり」ではない工芸の新しい体験を提供します。

わたしの名品帖は、万博から始まる“日常に根ざしたSDGs”の姿を、食と工芸の連携を通じて世界へ発信し、この仕組みを若手職人の活躍機会の創出や、海外展開を見据えた持続可能なビジネスモデルとしても広げてまいります。
■わたしの名品帖メディアサイト:https://meihincho.com/
■わたしの名品帖ストア:https://store.meihincho.com/
■『わたしの名品帖』Instagram:https://www.instagram.com/meihincho_japanesefinecrafts/
■株式会社uluコンサルタンツ:https://www.ulu-consultants.co.jp/
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