”『蛍雪塾』栗林商船グループ合同若手研修2024”を開催しました

栗林商船株式会社


 栗林商船グループは、” 『蛍雪塾』グループ合同若手研修2024”を北海道登別市の『登別グランドホテル』で開催しました 。また、栗林グループ発祥の地“室蘭”にあるグループ会社の株式会社栗林商会を訪問し、栗林和徳社長より直接お話しいただき、栗林グループの歴史への理解を深めました。

『蛍雪塾』(けいせつじゅく)とは

 2024年4月に創設された栗林商船グループの社内塾です。研修プログラムに参加することにより、グループ従業員が継続的に成長し、グループの理念・目標を明確に理解し、さらなるグループの一体感を醸成し強い組織を目指すことを目的としています。また入社年度や役職に応じた研修を毎年実施します。従業員満足度調査を行い、客観的なデータに基づき課題を抽出し研修内容に活かします。

『蛍雪塾』の名前の由来は・・・

 蛍雪の功の故事(苦労しながら学問をおさめること)と栗林グループ発祥の地、北海道のイメージを織り交ぜて命名されました。

 今回の若手研修には、北海道(函館/登別)・仙台・東京・大阪のグループ7社から21名が参加しました。参加者の平均年齢は30歳(25歳~37歳)、平均社歴は8年(1年目~17年目)であり、今後組織の中でリーダ一シップを発揮する可能性が高いメンバーです。

 研修は、7月29日(月)~31日(水)の2泊3日で開催されました。

【 研修のテーマと内容 】

(1)栗林グループの歴史を学び、組織文化や価値観を知ること:

 「栗林商船とグループ会社の歴史について」「登別温泉と栗林グループの歴史について」の講義を受講、グループ2社の100周年記念DVDを視聴し、数々の挑戦の歴史を学びました。また地獄谷や温泉街を散策し、 栗林五朔翁(栗林商会の創業者)の名前が入った頌徳碑や歌碑等を確認し、登別温泉の発展に大きく貢献したことを知りました。さらに、室蘭に場所を移し、株式会社栗林商会を訪問し、栗林和徳社長からお話しを頂きました。その後、栗林五朔翁の本宅『蕙山苑』を見学しました。 

 ~ 栗林商会 栗林社長のお話 ~ 

 栗林和徳社長からは、「イランカラプテ」アイヌ語で「ようこそ。あなたの心にふれさせてね」というご挨拶、言葉の紹介を通じて、研修生を温かく迎えていただきました。続いて栗林家の歴史と考え方についてお話しをしていただきました。栗林家は135年前に新潟の三条から室蘭に移住しました。現在も10月ごろに一族が新潟三条に集まり、ご先祖の墓参りを行っているそうです。また栗林五朔翁が欧米列強に追いつくために様々な事業に挑戦した歴史をご紹介いただきました。具体的には、鉄の製造、牧畜業、海運業などです。栗林商船を設立し現在も事業を続けています。

 栗林五朔翁の長男である栗林徳一社長は、「南洋興発株式会社」を設立し、南洋諸島で製糖業などの事業を行いました。太平洋戦争の影響で非常に困難な時期を迎え、社員やその家族の多くが大変な困難に直面したとのお話しもありました。心を痛めた栗林徳一社長は慰霊のために毎朝、南方へ祈りを捧げていたそうです。栗林徳一社長の精神は「お金の失敗はリカバーできるが、命は最優先」と伝えられ、現代においても「人にやさしい栗林」という精神が受け継がれています。

~ 参加者のコメント(アンケートより抜粋)~

・様々な歴史や文化を知り、栗林商船グループとして働く誇りを持てました。

・栗林グループの歴史を直に学ぶことで、より親近感を得ることができました。

・インターネット等で調べるだけでは知り得ない、グループ各社の歴史や創業の祖である栗林五朔翁や関係者の挑戦の裏にある「思い」を知ることが出来たとともに、それらと自らの考えを併せて思いを馳せる良い機会になりました。

(2)若手社員として能力の向上を図ること:

 参加者を4つのチームに分けてチームワークを行いました。

「業務の進め方について」、「20年後の栗林商船グループと課題について」の講義やチームワークを実施しました。

(3)栗林商船グループ内の一体感の醸成と交流の活性化:

 研修参加者は、日常業務では接点が無い同世代のメンバーと約3日間の行動を共にし、研修の場だけでなく懇親会、温泉やサウナなどでも、意見交換をする機会を持ち、大いに良い刺激になりました。

【 今後の展望について 】

 この研修が若手社員の学びや成長、チームワーク、リーダーシップなどの基盤となることを期待しています。さらに、継続的な学びと成長を促進する研修プログラムの開発や体系的な人材育成プログラムの整備、各社間の連携強化を目指し、ネットワーキングの機会を増やすことで、組織全体を強固なものにしていきます。栗林商船グループは多様な視点で人材を活かし、持続的な成長を追求していく方針です。今回の参加者全員がそれぞれの職場で大いに活躍し、グループ全体の発展に寄与することを期待しています。         

 登別グランドホテル内 研修風景
 栗林商会 栗林和徳社長のお話
 蕙山苑での集合写真

  

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

株式会社栗林商会

 北海道室蘭市で運輸・商事・保険・旅行業などを行っている企業です。

 1919年に前身の栗林合名会社から、株式会社栗林商会と栗林商船株式会社(船舶部門が独立)に分離設立されました。

 住所:〒051-0023 北海道室蘭市入江町1番地19

 TEL:0143-24-7011

 公式HP: http://www.kurinet.co.jp/

蕙山苑(けいざんえん)

 北海道室蘭市常磐町に所在。1909年10月、栗林商会の創業者“栗林五朔翁”が建立。当時は室蘭港の整備などで、政財界の要人が次々と来蘭していた時期だったといい、要人を手厚くもてなすために、巨額の私財を投じて建てられました。五朔翁の出身地、新潟方面より宮大工を呼び寄せて釘を1本も使わずに造られたそうです。五朔翁の雅号『蕙堂』(けいどう)にちなんで名づけられたそうです。 

栗林商船株式会社                           

 1919年設立。苫小牧・釧路・仙台・東京・清水・名古屋及び大阪に内航大型RORO船を運航する内航定期船事業、小型船を日本全国に運航する内航不定期船事業を主たる事業としている内航船社です。内航大型RORO船が寄港する各拠点には栗林商船グループの港湾荷役会社並びに協力会社があり港湾における貨物の積揚、トレーラーを利用した内陸への集荷・配達を行う海陸一貫輸送サービスを提供しております。

 住所:〒100-0004 東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル3階341区

 TEL:03-5203-7981

 公式HP:https://www.kuribayashishosen.com/

株式会社登別グランドホテル   

 1938年に開業し、昭和天皇や上皇陛下にもご宿泊頂いた「登別の迎賓館」と称される老舗ホテルです。大浴場はゆったりとした優雅な空間で心身を開放してくれるローマ風呂。季節の移り変わりを映す日本庭園を眺めながら露天風呂を堪能でき、食塩泉・硫黄泉・鉄泉の3つの泉質をお楽しみいただけます。また2022年秋より大浴場露天スペースを改修し、「鬼サウナ」「清流サウナ」「樽水風呂」「熊サウナ」を新設し、SAUNACHELIN2023“第5位”を受賞しております。

 住所:〒059-0592 北海道登別市登別温泉町154番地 

 TEL:0143-84-2101 

 公式HP:https://www.nobogura.co.jp/

 公式ムービー:https://www.youtube.com/watch?v=viN5kGOsg7g&t=19s

 公式インスタグラム:https://www.instagram.com/noboribetsu_grandhotel/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

栗林商船株式会社

2フォロワー

RSS
URL
https://www.kuribayashishosen.com/
業種
倉庫・運輸関連業
本社所在地
東京都千代田区大手町二丁目2番1号 新大手町ビル3階341区
電話番号
03-5203-7981
代表者名
栗林 宏吉
上場
東証スタンダード
資本金
12億1503万円
設立
1919年03月