海での仕事における事故・災害対策は十分? 過半数以上は落水・遭難の対策が不十分と回答!

約8割が「落水・遭難者を発見するツールの準備は重要」と回答

テレネット株式会社

テレネット株式会社(所在地:長野県飯田市、代表取締役:青山 貴子)は、海で仕事をしている・していた方を対象に、「海での仕事の安全対策」に関する調査を実施しました。

海での仕事は、常に事故や災害のリスクと隣り合わせです。

では、実際に海で働く人々は、どのようなリスクを感じ、どのような対策を講じているのでしょうか?

また、落水や遭難の危険についてどのように考えているのでしょうか?

そこで今回は、海での思いがけない落水や遭難・漂流時に落水・漂流者を電波で探すツール「サーチミー」https://telenet.co.jp/searchme/)を提供しているテレネット株式会社が、海で仕事をしている・していた方を対象に、「海での仕事の安全対策」に関する調査を実施しました。

調査概要:「海の仕事の安全対策」に関する調査

【調査元】テレネット株式会社(https://telenet.co.jp/

【調査方法】インターネット調査

【調査期間】2025年2月17日(月)~2025年2月18日(火)

【調査人数】402人

【調査対象】調査回答時に海で仕事をしている・していたと回答したモニター

【調査パートナー】リンクアンドパートナーズ

【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

約7割の方が海での仕事中に事故・災害の危険を感じた経験があると回答!

はじめに、「怖いと思う海の事故・災害は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『津波(52.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『落水(42.5%)』『遭難(42.5%)』『地震(41.5%)』となりました。

自然災害である「津波」や「地震」への恐怖が高い一方で、「落水」や「遭難」といった人的要因による事故も懸念されていることがわかります。

海での仕事においては天災と人的事故の両方に対する警戒が必要と言えるでしょう。

「実際に海での仕事中に事故・災害の危険を感じたことはありますか?」と質問したところ、約7割の方が『ある(67.9%)』と回答しました。

■海での仕事中にどのような危険を感じた?

・船から海に投げ出されて海上保安庁に助けてもらった(40代/女性/愛知県)

・エンジン故障による漂流(40代/男性/長崎県)

・台風時の海での作業(50代/男性/静岡県)

・潜水で溺れそうになった(60代/男性/北海道)

台風時の作業や潜水中のトラブルなど、海での仕事は危険と隣り合わせであり、多くの方が事故や災害のリスクを感じていることがわかりました。

事故の種類は多岐にわたりますが、いずれも適切な装備や対策を講じることで被害を軽減できる可能性があります。

海の事故・災害の対策として実施していること1位は「ライフジャケットの常時着用」

「海の事故・災害に備えて、どのようなことを実施していますか?(複数回答可)」と質問したところ、『ライフジャケットの常時着用(54.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『気象情報の定期的な確認(46.5%)』『船の定期的な点検・整備(44.3%)』『緊急連絡手段の確保(衛星電話など)(41.3%)』となりました。

基本的な安全対策として、「ライフジャケットの常時着用」が最も多く実施されていることがわかりました。また、気象情報の確認や船の定期点検、緊急連絡手段の確保といった事前の準備も重視されているようです。

では、実際にどのような装備を準備しているのでしょうか。

「海の事故・災害に備えて、どのようなものを準備していますか?(複数回答可)」と質問したところ、『ライフジャケット(50.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『GPS(41.3%)』『中軌道衛星を利用して船舶位置を特定するシステム(40.8%)』となりました。

こちらも『ライフジャケット』の準備が最も多い一方で、GPSや船舶の位置を特定するシステムなど、最新技術を活用した装備を導入している方もいることがわかりました。こうした技術の活用が、さらなる安全対策の強化につながる可能性がありそうです。

落水・遭難事故の危険性を感じる方は多い!しかしながら対策に不十分さを感じる方も…

海の事故・災害に備えて、さまざまな対策をしていることがわかりました。

では、仕事中に落水や遭難のリスクはどの程度あると認識されているのでしょう。

「海の仕事で落水・遭難の危険性はどれくらいあると感じますか?」と質問したところ、約8割の方が『とてもある(36.3%)』『ややある(44.8%)』と回答しました。

大多数の方が落水・遭難のリスクを強く認識しており、現場の安全対策がいかに重要であるかがうかがえます。

落水・遭難者を見つけるための対策は万全なのでしょうか。

「現場では、落水・遭難者を発見するための対策は万全と感じますか?」と質問したところ、約6割の方が『もう少し対策が必要(52.0%)』『不十分である(7.2%)』と回答しました。

過半数以上の方は対策不足を感じていることがわかりました。多くの方が落水や遭難のリスクを認識していながらも、実際の対策には課題が残っているようです。

では、落水・遭難者発見のための対策が十分でないことで、どのような不安を感じるのでしょうか。

前の質問で『もう少し対策が必要』『不十分である』と回答した方にうかがいました。

「落水・遭難者を発見するための対策ができていないことで、どのような不安を感じますか?(複数回答可)」と質問したところ、『救助までの時間が長引くことによる生存率の低下(56.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『自分や同僚が落水・遭難したときに発見してもらえない(42.0%)』『孤立無援の状況に陥る恐怖(39.1%)』となりました。

特に「救助までの時間が長引くことによる生存率の低下」を懸念する方が最も多い結果となりました。発見が遅れることで体力の消耗や低体温症のリスクが高まり、命に関わる可能性があることが強く意識されているようです。また、「発見されない不安」や「孤立無援の恐怖」も多くの方が抱えている課題であることがわかりました。

こうした背景から、落水・遭難者を発見するツールの必要性はどのように認識されているのでしょうか。

「落水・遭難者を発見するツールを準備しておくことは重要だと思いますか?」と質問したところ、約8割の方が『とてもそう思う(40.6%)』『ややそう思う(40.5%)』と回答しました。

大多数の方が、落水・遭難者を発見するツールの必要性を強く感じているようです。迅速な発見が生存率の向上につながることから、より実用的で効果的なツールの導入が求められていると考えられます。

具体的にどのような機能が求められているのでしょうか。

「落水・遭難者を発見するツールにはどのような機能があればよいと思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、『落水を自動的に検知し知らせる(46.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『携帯電話やGPSが使えないシーンでも捜索できる(45.8%)』『広い範囲で捜索できる(45.5%)』となりました。

落水を自動的に検知し知らせる機能や、携帯電話やGPSが使えない環境でも捜索できる機能、広範囲での捜索能力など、迅速な発見と救助につながる機能が求められていることが明らかになりました。

まとめ:落水・遭難者を発見するための対策が十分でないことで不安を感じている方は多い。約8割の方が落水・遭難者を発見するツールの準備は重要だと回答!

今回の調査では、海での仕事に従事する方々がどのようなリスクを感じ、どのような対策を行っているのかが明らかになりました。

「津波」や「地震」といった自然災害に加え、「落水」や「遭難」といった人的要因による事故も多くの方が恐れており、実際に海での仕事中に事故・災害の危険を感じたことがある方は約7割に上ることがわかりました。

そのようなリスクに備え、「ライフジャケットの常時着用」「気象情報の定期的な確認」「船の定期的な点検・整備」「緊急連絡手段の確保(衛星電話など)」などを実施し、「ライフジャケット」「GPS」「中軌道衛星を利用した船舶位置特定システム」などの装備を準備している方が多いことが明らかになりました。

しかし、落水・遭難の危険性については約8割の方が「とてもある」「ややある」と回答しているものの、落水・遭難者を発見するための対策については「十分対策されている」と感じる方は4割程度にとどまり、「もう少し対策が必要」「不十分である」と考える方が半数を超えました。

特に、「救助までの時間が長引くことによる生存率の低下」「自分や同僚が落水・遭難したときに発見してもらえない」「孤立無援の状況に陥る恐怖」といった不安を感じている方が多く、迅速な発見と救助が極めて重要であることが浮き彫りになりました。

こうした背景を受け、約8割の方が「落水・遭難者を発見するツールの準備は重要」と回答しており、具体的には「落水を自動的に検知し知らせる」「携帯電話やGPSが使えないシーンでも捜索できる」「広範囲で捜索できる」といった機能を求めていることがわかりました。

基本的な安全対策は広く実施されている一方、落水・遭難者の発見に関する対策にはまだ課題が多く、今後はより効果的な技術や装備の導入が求められます。

迅速な発見が生存率の向上につながるため、電波を活用した発見ツールなど、より実用的で確実な対策の導入が、現場の安全性を高める鍵となるでしょう。

海での電波捜索安全ツール「サーチミー」

今回、「海の仕事の安全対策」に関する調査を実施したテレネット株式会社https://telenet.co.jp/)は、遭難者の居場所を特定する遭難者捜索ツール「サーチミー」https://telenet.co.jp/searchme/)を提供しています。

■「サーチミー」とは

「サーチミー」は万一の遭難・漂流時に対象者を「電波」で探すツール。

親機から探す子機(※1)のID番号を入れて捜索開始すれば、約6秒で最大1~5KM先まで

いっぺんに探せます。

親機モニターに対象者のいる「方角、距離」「近くにいません」など表示され、電波なので昼夜問わず、万一のときでも船や空から効率良く手分けして捜索できます。

水深40m対応で、基本料ナシ。

ドリフトダイビング・観光船・クルーズ・漁船・海上作業などをより安全に!

多くのダイビングショップでご利用頂いています。

2025年春に、新しい機能を搭載しより広い範囲を捜索できる新機種が発売開始予定。

ぜひご期待ください。

【サーチミーの仕組み】

親機が独自周波数の電波を使って子機を捜索

ケータイの電波やGPSが使えなくても捜索可能

■ご利用方法

①親機に捜索したい子機のIDを入力

②約6秒後に子機の電波が飛んできた方向と距離を親機に表示

例)【個人のドリフトダイバーの場合】

船に親機を預けて、自分の子機ID番号を伝えておきます。

フロートにサーチミーを付けて、万一見つけてもらえない時に、子機番号で捜索してもらいます。

例)【ショップの場合】

インストラクターに子機を渡しておき、万一の場合に船の親機から捜索します。

【サーチミーの主な特徴】

✓つけっぱなしでも最大3ヶ月もつバッテリー

子機のバッテリーはONの状態で最大3ヶ月稼働。

✓水深40mまで対応の完全防水

5気圧防水仕様のため水難事故にも対応可。

✓キーホルダー感覚で持ち運べる高い携帯性

子機の大きさは小さく、軽量であるため様々なものに取り付け可能

(H72.5mm×W41mm×D15.6mm 重さ46g)

・詳細はこちら:https://telenet.co.jp/searchme/

・ご購入はこちら:https://search-me.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2185666&csid=0

■テレネット株式会社:https://telenet.co.jp/

■お問い合わせ:https://telenet.co.jp/contact/

■TEL:0265-26-1855(受付時間:平日9:00~18:00)

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会社概要

テレネット株式会社

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URL
https://telenet.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
長野県飯田市駄科1956-5
電話番号
0265-26-1855
代表者名
青山 貴子
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1998年08月