貿易プラットフォーム『TradeWaltz®』と各企業システムとのデータ連携をRPA活用により簡便化
~国内で注目されている貿易業務の効率向上に向けてさらなる一歩へ~
株式会社ITSO(本社:東京都港区、代表取締役 北川 伸一、深野 靖浩)は、2024年6月にRPAを活用したファイルアップロード・ダウンロード機能をリリースしました。これは貿易プラットフォーム「TradeWaltz®」の機能として株式会社トレードワルツ(本社:東京都千代田区、代表取締役 執行役員社長CEO 佐藤 高廣)と開発を進めたもので、両社は今後も連携し貿易業務の効率化を推進していきます。
■ファイルアップロード・ダウンロード機能の開発背景
貿易プラットフォーム「TradeWaltz®」は、データによる貿易情報連携が可能で、貿易関連企業に広く利用されています。
しかし、企業が「TradeWaltz®」を活用するためには、自社で利用するシステム(以降、自社システム)と「TradeWaltz®」のデータ連携をする必要があり、その作業には一定の負担が伴っていました。
連携の方法として、手動での画面操作やAPI連携などがありますが、利用者の操作工数やAPI連携の開発コストなどに課題を抱えていました。
■ファイルアップロード・ダウンロード機能開発の目的
上記の課題に対処するため、RPA(Robotic Process Automation)技術を活用したファイルアップロード・ダウンロード機能を新たに開発しました。
ファイルアップロード・ダウンロード機能は、RPAを駆使し「TradeWaltz®」のAPIを呼び出すことにより、利用企業の自社システムと「TradeWaltz®」間のデータ連携をより簡便に行える仕組みです。
この機能を使ってデータを簡単に連携できることで、利用企業はデータの二重入力や定型的な画面操作、複雑なデータ加工を必要とせず、開発コストを抑えて、システム間で 高速なデータ連携が可能になります。
■今後の展開
システム開発とRPA開発の豊富な知見を持つITSOが開発することで、汎用的でありながら柔軟にカスタマイズできる機能が構築され、利用企業各社のニーズに対応できる拡張性のある仕組みを提供することが可能になりました。
将来的に各社オリジナルのファイル形式を使用している場合でも、マッピング開発などは不要となり、ファイル読込部分やダウンロードデータ加工部分の開発のみでデータ連携が実現できる、汎用的な開発設計を行っています。
これにより、軽微な個別開発のみで「TradeWaltz®」とのデータ連携が可能になり、さらなる利用会社の増加に貢献していきます。
ITSOとトレードワルツは、今後も連携を強化し、企業の貿易業務における効率化を推進するとともに、「TradeWaltz®」の利用価値を最大化するための新たな機能やサービスの開発に積極的に取り組んでまいります。
【株式会社トレードワルツ 概要】
所在地:東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 霞が関ビルディング36階WORKSTYLING
代表取締役 執行役員社長CEO 佐藤 高廣
事業内容:貿易プラットフォーム「TradeWaltz®」をSaaSとして提供、運営
URL:[https://www.tradewaltz.com/](https://www.tradewaltz.com/)
※株式会社トレードワルツは、2023年7月11日付のプレスリリースにて、ファイルアップロード機能を公開いたしました。
詳細については、株式会社トレードワルツのプレスリリースをご覧ください。
https://www.tradewaltz.com/news/5670/
【株式会社ITSO 概要】
所在地:東京都港区虎ノ門3丁目5番1号虎ノ門37森ビル12F
代表取締役 CEO 北川 伸一
代表取締役 CTO 深野 靖浩
事業内容:ハイパーオートメーション支援事業
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