静岡県下田市のデジタルノマド誘致事業「TADAIMA SHIMODA」、3回目の開催を発表

初年度の海外参加者が下田市の地域おこし協力隊「デジタルノマド誘致コーディネーター」に着任。グローバル関係人口の創出と循環を目指し、10月25日から伊豆半島南部で約1カ月間開催

ELENTO合同会社

ローカルとグローバルをつなぐ地方発のグローカル・コミュニケーションエージェンシーのELENTO合同会社(本社:静岡県下田市、代表:塚田絵玲奈)は、国内外から集まるデジタルノマドなどのグローバル越境人材と、地域の学生・事業者が交流・協働するグローバル関係人口創出プログラム「TADAIMA 2026」を、2026年10月25日(日)から11月22日(日)まで、静岡県下田市を中心とした伊豆半島南部で開催します。参加者募集は、2026年8月20日より開始します。

下田市のデジタルノマド誘致事業として3年目を迎える今年は、初年度の「TADAIMA SHIMODA」参加者であるハレン・タンビ氏が、8月に下田市の地域おこし協力隊「デジタルノマド誘致コーディネーター」に着任。「TADAIMA SHIMODA」を通じて育まれてきた地域との継続的な関係性が、滞在者を“受け入れられる側”から、地域の受入を支える“橋渡し役”へとつなげる新たな段階に入りました。静岡県とも連携し、受け入れ人材の育成など年間を通じた関係づくりが進んでいます。

本プログラムでは、国内外から集まるデジタルノマドなどのグローバル越境人材が、地域の学生・事業者・研究者とともに、地域の未来や持続可能な関係づくりを考え、交流・協働する機会を創出します。11月5日(木)から8日(日)までのメインイベントでは、グローバルな人の移動と社会インパクトについて国内外の研究者で議論するアカデミック・ワークショップ、グローバル越境人材・大学生・地域の学生や事業者が登壇するピッチディスカッション、参加者が世界各国の食・音楽を持ち寄る世界文化祭などを実施します。

■ 一度の滞在から、再訪・参画・地域の担い手へ。下田で生まれつつある関係人口循環モデル

伊豆半島では、2024年に静岡県下田市が実施したデジタルノマド誘致モデル事業「TADAIMA SHIMODA」をきっかけに、グローバル関係人口創出の接点が広がっています。2025年からは、ELENTOが主催となり「TADAIMA 2025」イベントおよび、1ヵ月間の試住・試職体験プログラム「Nomad Experience」を各シーズン毎に開催。これにより、現在下田市では、年間を通じてデジタルノマドの来訪を創出し、通年で滞在・再訪・参画が生まれる関係づくりに発展しています。

また、2024年の「TADAIMA SHIMODA」事業で専門家として招聘参加したハレン・タンビ氏が、2025年のプログラム運営への参画を経て、下田市の公募により、2026年8月に地域おこし協力隊 (*)「デジタルノマド誘致コーディネーター」に着任しました。デジタルノマド誘致を目的とした地域おこし協力隊の着任は日本初の事例です(当社調べ)。

2026年 須崎津島神社例大祭

ハレン氏は、「デジタルノマドの聖地」インドネシア・バリで、10年以上にわたりコワーキング・コリビング業界でデジタルノマドコミュニティを支え、世界各国から訪れる毎月400名以上の滞在者と地域の関係性構築に携わってきました。今後は、自身の国際的なネットワークを生かし、国内外から下田を訪れる人々と地域住民・地域事業者や子どもたちとの橋渡しに取り組みます。

さらに、ハレン氏を含む初年度(2024年)のプログラム経由で下田に滞在したグローバル越境人材 約30名のうち、2026年7月末までに半数以上が、再訪や地域との継続的な関係性を育んでおり、一度の訪問が、再訪へ、そして地域の中の役割へと循環するグローバル関係人口の循環モデルが生まれつつあります。

ELENTOは、TADAIMA SHIMODAを通じて、一時的な来訪にとどまらず、再訪・協働・地域参加へとつながる関係性の循環を設計してきました。ELENTOはこの循環を『TADAIMA MODEL』として体系化し、今後は他地域への応用可能性も検証していきます。


■ TADAIMA 2026 開催概要

TADAIMA 2025
  • 日程:2026年10月25日(日)~2026年11月22日(日)

  • 場所:静岡県下田市・賀茂地域(伊豆半島各所)

  • 参加費・申込:公式Websiteをご確認ください

  • 主催:ELENTO合同会社

  • 後援:静岡県下田市、株式会社静岡銀行、伊豆急行株式会社

  • 協力:一般社団法人 日本デジタルノマド協会、合同会社風まち、WITH A TREE

※コンテンツは予告なく変更される場合があります

※宿泊場所・交通手段は各自でご手配ください

■ 主なプログラム

11月5日(木)

Academic Day「Local Questions, Global Connections」

リンネ大学(スウェーデン)Tomas Nilsson氏を中心に、研究者・大学関係者が下田市など伊豆半島南部を中心に日本を地方創生の先進事例として議論するアカデミックワークショップ。国境を越えた関係人口はいかにして形成され、地域と来訪者の双方に価値を生み出すのか——方法論・実証データ・理論枠組みまで踏み込んで議論します。

11月7日(土)

TADAIMA Mirai Kaigi 2026(主催:下田市地域おこし協力隊 ハレン氏 / 協力:ELENTO)

デジタルノマドなどのグローバル越境人材、学生、研究者、日本全国のローカルプレイヤーが、地域の未来について登壇・議論を行う対話型ピッチイベント。イベント後には、全国各地のお土産とともに交流を行います。

11月8日(日)

世界文化祭

滞在中のデジタルノマドや下田市の学生、家族、地域住民など、参加者がともに共創する、世界文化祭を開催。世界各地から下田を訪れる参加者が、言語や国境を越え、それぞれの国や地域の食、音楽、遊び、文化を持ち寄ります。


■ 市の事業から民間主導へ。県とも連携し、年に一度から、年間を通じた関係づくりへ

「TADAIMA SHIMODA」は、2024年に下田市のデジタルノマド誘致事業としてスタートしました。2025年からはELENTOの自主事業が開始し、事業開始からの2年間で、プログラムへの参加と滞在をあわせ、国内外から延べ300名を超えるデジタルノマドが下田に訪れました。2025年6月以降、継続的にデジタルノマドが訪れており、民間主導で国内外の参加者と地域との関係を育てる取り組みへと発展しています。さらに、静岡県とも連携し、コミュニティマネージャー育成など伊豆半島を中心に広域でのグローバル越境人材の受け入れ体制整備を進めています。

これまでの主な軌跡は以下のとおりです。

2024年:下田市によるデジタルノマド誘致モデル事業が開始

11月

1カ月間の交流プログラム「TADAIMA SHIMODA」を実施

主催:下田市 企画運営:ELENTO

2025年:民間主導の自主事業が開始

6月

1カ月間の試住・試職体験プログラム 「Nomad Experience」が始動

主催:ELENTO 共催:ノマドニア

10月

賀茂地域デジタルノマド向けコミュニティマネージャー育成講座を開催

主催:静岡県  企画運営:ELENTO

11月

「TADAIMA 2025」「TADAIMA Mirai Kaigi」開催 

主催:ELENTO 共催:(一社)日本デジタルノマド協会

「Nomad Experience」が年4回開催へ

主催:ELENTO 共催:ノマドニア

2026年:官民連携による通年の関係づくり「TADAIMA SHIMODA」へ

3月 

賀茂地域デジタルノマド向け実践プログラムを開催

主催:静岡県 企画運営:ELENTO

8月

「TADAIMA SHIMODA」初年度の参加者が下田市の地域おこし協力隊に着任

11月

「TADAIMA 2026」開催

主催:ELENTO

■ 主催者コメント ELENTO合同会社 代表 塚田絵玲奈

「TADAIMA SHIMODA」は、国境や言語などの境を越えた "友だち" という関係性を通じ、「ただいま」と言いたくなる "ホーム" を世界中に増やしていきたいという想いから2024年に始まったグローバル関係人口創出プロジェクトです。

横浜出身のノマドだった私自身が、地域の「人」に惹かれて法人化や移住を経てこの循環を着想したのは、地域の皆様がいつも温かく背中を押してくださるからでした。この温かさと、チャレンジができる土壌があったから、一度の滞在が「また帰ってくる理由」になりました。それを持続的に、境を越えた人たちも共に巻き込む仕組みとして次世代に残していきたい。それには、滞在者へ非日常を提供するのではなく、彼らが地域に流れる日常の中に溶け込み、地域の人々とともに過ごし、食卓を囲み、それぞれのタイミングで再び帰郷できる仕組みづくりが必要だと考えています。

世界のどこかから来た誰かが「ただいま」と言い、地域の誰かが「おかえり」と返す。この一見当たり前のような瞬間を、新たに地域おこし協力隊に着任したハレン氏とともに下田で深化させ、下田から伊豆半島へ、そして世界中の地域へ増やしていけるよう邁進いたします。

■ コメント 下田市 地域おこし協力隊 ハレン・タンビ

TADAIMA SHIMODAの取り組みに、下田市の受け入れ側として携われることを光栄に思います。日本の地域が、従来の観光を超えて、世界とのつながりを持続的な関係として築こうとしている——こうした例はなかなかありません。私自身、観光客としてではなく、地域の皆様に一員として迎えてもらった実感から、下田が好きになり、自分ができる「Connector」として関わりたいと感じました。これからの地域活性がどのような形を取っていくのか、その現場に関われることにわくわくしています。

私がこれまで見てきた世界の滞在先の多くは、人が来ては去っていく場所でした。下田のデジタルノマド誘致の特徴は、リテンション(継続的な関わり)と深さに重きを置いている点です。誰と出会って何が生まれるのか、地域のエコシステムの中でどんな役割を担っていくのか。人数だけでなく、地域とのつながりと中身こそが意味を持つと考えています。

3年続けて下田に「ただいま」と帰ってきた私が、参加者から市のチームの一員になることを、とても嬉しく思っています。橋の両側に立つ立場から、地域の方々と世界中のデジタルノマドとのつながりを深めながら、下田での受け入れ環境を共に創っていきたいと考えています。

【ELENTOについて】

ELENTO合同会社は、2020年に開国のまち・静岡県下田市で創業したローカルとグローバルをつなげる地方発のグローカル・コミュニケーションエージェンシーです。コミュニケーションを通じて地域と世界をつなぎ、社会にポジティブな変革をもたらすことを使命としています。この使命に基づき、各種のPR・プロモーション事業や、日本あまたの地域に住まう人々と海外デジタルノマドとの"友だち作り"を通じて、言語にとらわれない地球規模の交流人口の創出を目指す下田市のデジタルノマド誘致モデル事業「TADAIMA SHIMODA」を企画運営し、2025年より自主事業として展開。2025年、英語話者向けの “試住×試職” ノマド体験プログラム「Nomad Experience」の展開を開始。詳細は当社ウェブサイトをご覧ください。URL: https://elento.jp/jp

 (*) 地域おこし協力隊について:地域おこし協力隊は、人口減少や高齢化などの課題を抱える地域が都市部から人材を受け入れ、地域活性化に取り組む総務省所管の制度です。活動内容は地域によって異なりますが、1〜3年間地域に移住し、農林水産業など一次産業への従事をはじめ、特産物を活かした商品開発、デジタル化などの住民の生活支援、交流の場づくりなど、多岐にわたります。 https://www.soumu.go.jp/chiikiokoshitai/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

ELENTO合同会社

2フォロワー

RSS
URL
https://elento.jp/jp
業種
サービス業
本社所在地
静岡県下田市西本郷2-5-30
電話番号
-
代表者名
塚田絵玲奈
上場
未上場
資本金
10万円
設立
2020年12月