世界36か国からリーダーが集結した「InnovateHer Tokyo 2025」メインステージのアーカイブ配信を開始
世界を、私たちの舞台に。―すべての挑戦する女性へ、新しい“ステージ”を。
Fleurinary株式会社(代表取締役:ブランスクム文葉)は、三菱地所株式会社およびProspera Womenと共同で、2025年11月6日(木)~7日(金)に東京・有楽町「Tokyo Innovation Base」にて「InnovateHer Tokyo 2025」を開催いたしました。

本サミットは「世界を、私たちの舞台に。」をテーマに開催され、世界36か国から850名を超える参加登録がありました。メインステージでは、起業家マインド、AIテクノロジー、ガバナンス、資金調達、ウェルビーイング、サステナビリティなど、多様なテーマを通じて、「次の時代を創る問い」が次々と投げかけられました。

アーカイブ配信では当日参加できなかった方も、現場の熱量と実践的インサイトを追体験いただけます。
また、『Life’s Next Chapter:進化を諦めない女性たちへの未来戦略』の後編、リンダ・グラットン氏(Lynda Gratton/ロンドン・ビジネススクール教授)と、岡本純子氏(Junko Okamoto/株式会社グローコム)の対談も公開いたします。
変化を恐れず、自らの物語を更新し続ける女性の姿こそ、これからの世界をリードする大きな原動力となるはずです。すでに参加登録をされている方はもちろん、これからご登録いただく方もご視聴いただけます。その姿こそが、これからの世界をリードする原動力となるでしょう。
アーカイブ配信は12月末までの限定公開となります。ぜひお早めにご視聴ください。
なお、来年のInnovateHerは、サンフランシスコで開催が決定しています。
参加登録は2025年12月から開始予定です。
詳細はProspera Womenのサイトでお知らせいたします。
URL:https://www.prosperawomen.com/
「InnovateHer Tokyo 2025」アーカイブ配信セッション
【起業家マインド:英語】BEYOND LIMITS 境界を越え挑戦する女性リーダー

壁を越えた、その先に何が見えるのか。
M&A、テクノロジー、起業家支援の異なる領域で壁を破る女性リーダー3名が登壇。波多野愛奈氏(Aina Hatano/Waveland Group 創業者兼CEO)、アシャ・イーストン氏(Asha Easton/Innovate UK Immersive Tech Network Lead)、マニーシャ・アチャリャ(Manisha Acharya/WEneurs CEO)、モデレーターのアルフレッド・コッポラ氏(Alfredo Coppora/USMAC・Prospera Women Co-CEO)が、女性起業家支援の持続性やグローバル連携の重要性を語りました。資金の偏在、地域格差、ロールモデル不足といった課題に対し、教育から投資までをつなぐエコシステムづくりや男性のアライシップ促進など、行動につながる提言を共有。「壁を越えた、その先に何が見えるのか。」その答えを、登壇者たちの言葉から感じていただけます。
【テクノロジー:英語】AIが創り出す「私のための」体験経済

AIが「人の体験」をどう経済価値に変えるのか。
ジュリア・ヤン氏(Julia Yan/TikTok 成長責任者)、エミ・ウェイナー氏(Emi Wayner/Google Cloud)、馬渕 邦美氏(Kuniyoshi Mabuchi/XinobiAI株式会社 共同CEO)、モデレーターのユーソン ドウ氏(Yousun Do/Nuleep Director, APAC)は、AIによるパーソナライゼーションの最前線を共有。アルゴリズムが人の興味や感情をどう理解し、ビジネスにつなげるのかを探りました。さらに著作権・倫理・信頼の課題にも踏み込み、「AIが人を理解し、人と共に進化する時代」を展望。スピードと創造性を両立し、テクノロジーが人間性を拡張する未来像を描くセッションとなっています。
【資金調達:英語】交渉力と野心が、未来を引き寄せる

女性起業家への投資は、いまだ全体の2%。なぜこの壁は続くのか。
ポリーナ・シュイジェク氏(Paulina Szyzdek/E12 Ventures)、ジョン・タン氏(John Tan/ErudiFi CEO)、デイビッド・ミルスタイン氏(David Milstein/Eight Roads Ventures Japan)、モデレーターの村上由美子氏(Yumiko Murakami/MPower Partners Fund L.P)が登壇。資金調達におけるジェンダーギャップの構造と、投資家が惹かれる「大胆なビジョン」の重要性を語りました。AI時代の資本効率やリスクへの向き合い方、創業者の信念と誠実さを軸に、持続的にスケールするための「本質的な交渉力」を探ります。
【起業家マインド:英語】パーパスが拓くインパクト・ビジネス─ビジョンを確かな成果へ

企業はなぜ存在するのか。
Gaia創設者でShow CapitalグループChief Legacy Officerのロベルタ・カラレーゼ氏(Roberta Calarese/GHAYA CEO/SHUAA Capital Founder & CEO)が問いを投げかけました。1970年のミルトン・フリードマン以降「利益最大化」が支配してきた資本主義の転換点として、ビジネスの本来の使命は「人と地球の課題を解決すること」と語り、目的経営(Purpose-Driven Business)の重要性を力強く提唱。日本の価値観「和」「改善」「もったいない」「共生」こそが、次の時代を導く哲学であり、「Japan could become the Purpose Valley」という言葉に込められた思いは必見です。
【起業家マインド:英語】ネットワーク・効果を社会変革につなげる

社会変革は「偶然の出会い」から始まる。
ブリーン・サリバン氏(Breen Sullivan/The Fourth Effect Founder & CEO)が登壇し、ネットワークが持つ波及力をテーマに語りました。スタートアップの9割が失敗する背景にあるのは「資金不足」ではなく「適切な助言と構造の欠如」だと指摘。非上場企業の取締役会・アドバイザリーボードを多様化し、女性や次世代リーダーにアクセスを開くことが、経済全体のイノベーションを加速させる鍵だと強調しました。日本が持つ高い教育水準と変革への意志が、次の「ボードダイバーシティ革命」を起こす可能性を示しています。
【AI・ガバナンス:英語】 AIガバナンスの新潮流:国際市場における戦略・リスク・倫理の最前線

AIが企業経営に浸透するなか、グローバルでの倫理・リスク・戦略をどう再設計すべきか。
エリザベス・マイトラ氏(Elizabeth Mytra/弁護士)、唐木 明子氏(Akiko Karaki/Brunswick Group株式会社 マネージング・パートナー)、ルーアン・コナー氏(LouAnn Conner/SagaciousThink Founder)、モデレーターのシェルリ・トーリー氏(Sher-li Torrey/Mums@Work Asia Founder・Director)が登壇。各国で進むAI規制の違いを踏まえ、企業文化や価値観に根差したAIガバナンスの構築、リスク管理と透明性、そして「Integrity(誠実さ)」を中核に据えた競争優位のあり方を議論。人間中心のAIと持続的な信頼構築がテーマとなりました。
【Well-being:日本語・英語】Human Flourishing in the Age of AI ― ウェルビーイングが拓くリーダーシップの未来

テクノロジーが進化する時代に、人間らしいリーダーシップとは何か。
奥本直子氏(Naoko Okumoto/Niremia Collective 共同創業者)と、ニコル・ブラッドフォード氏(Nichol Bradford/Niremia Collective 共同創業者)が登壇。モデレーターの篠田 真貴子氏(Makiko Shinoda/エール株式会社 取締役)が対話を導きました。AIやウェルビーイング、メンタルヘルスが交差する現代において、「人を中心に据えたテクノロジー」と「自分らしく生きる勇気」をテーマに議論。社会の期待に縛られず、内なる直感に従って一歩を踏み出すことの大切さを共有し、女性が「自分の定義でリードする」未来を描いています。
【社会変革:日本語】 サステナビリティに挑む女性リーダーたち──社会課題解決とテクノロジーの力で、新しい豊かさを創る

本セッションでは、小野寺徳子氏(Noriko Onodera/元厚労省局長)、白藤万理子(Mariko Shirafuji/ヤンマーホールディングス取締役)氏、越直美(Naomi Koshi/OnBoard Inc. CEO・前大津市長)、モデレーターの武井涼子氏(Ryoko Takei/一般社団法人 奏楽会 代表理事)が登壇。人口減少・労働力不足という日本の構造課題を背景に、行政・企業・市民が連携し、一人ひとりが力を発揮できる社会をいかに築くかを議論。障害者雇用や女性リーダー育成などの実例を交え、「信じて任せる」「枠を超えて関わる」ことこそが真のサステナビリティを生むと語られました。
【異文化コミュニケーション:英語】 The Culture of One ─ クロスカルチャーの障壁を高パフォーマンスの原動力に変える

異文化の衝突を「高いパフォーマンスの源」へ変える。
国際的スピーカーのリップシャッツ信元 夏代氏(Natsuyo Nobumoto Lipschutz/Breakthrough Speaking 代表取締役)が登壇。文化の違いを国や民族ではなく、個々の価値観や背景にある、ひとりひとりの文化(Culture of One)として捉え、誤解や摩擦を乗り越える4Aモデル(Acknowledge/Analyze/Adapt/Attitude)を紹介。相手を理解し、違いを力に変えるための「誠実な好奇心」と「Yes, and」の精神を語っています。
【環境:日本語】「居場所」としてのまち、「舞台」としての企業

多様な人が輝く社会をどうつくるか。
河合通恵氏(Michie Kawai/ヒューリック不動産投資顧問 取締役副社長)、唐木明子氏(Akiko Karaki/Brunswick Group マネージング・パートナー)、松永エリック・匡史氏(Eric Matsunaga/青山学院大学 学部長・教授)、モデレーターの島田映子氏(Eiko Shimada/三菱地所 イノベーション施設運営部長・一般社団法人TMIP代表理事)が登壇。都市開発、組織戦略、教育・アートという異なる視点から、「居心地の良い空間」や「多様性を育む職場」の条件を考察。AI時代の働き方、多様な評価のあり方、そして人を中心にした空間デザインの重要性を語っています。
【リーダーシップ|マインドセット:英語】あなた自身の取締役会へようこそー戦略・サステナビリティ・リスク・監督、そして「勇気」を自分の人生に

企業のボードガバナンスを人生の戦略に置き換えた、トレイシー・ゴーパル氏(Tracy Gopal/Third Arrow Strategies/Japan Board Diversity Network創設者)による印象的なセッション。参加者一人ひとりを「自分の人生のCEO兼会長」に任命し、戦略・サステナビリティ・リスク・勇気の4つの視点から「自分の取締役会」を設計する重要性を説きました。何に投資し、何を手放すか。多様な視点を持つ「人生のアドバイザリーボード」を築くことが、より豊かで持続的な成長を生む。ビジネス理論を人生哲学へと昇華させた、深く実践的なメッセージが詰まっています。
【起業家マインド:英語】 どんな自分にもなれる

「正解で世界は変わらない。変えるのは(心の)火だ。」
伊藤羊一氏(Yoichi Ito/武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部 学部長/武蔵野ベンチャー 代表)は、最終セッションで会場を熱気で包みました。AI時代を生きる上で必要なのはなにか。失敗を恐れず、夢と倫理を軸に一歩を踏み出す重要性を訴えます。
【幕間:英語】空気は所作で変えられる

各セッションの幕間では、狂言師であり俳優の石田淡朗氏(Tanroh Ishida/株式会社ぱらりさん
狂言師・所作コンサルタント)による特別ミニセッション「空気は所作で変えられる」を開催。重心の取り方、呼吸の深め方、身体の構えや胸骨の使い方など、私たちが日々無意識に発している「非言語のメッセージ」に光を当てました。伝統芸能と英国演技術を融合させた独自メソッドをお楽しみください。
【InnovateHer Tokyoについて】
InnovateHer Tokyoは、「挑戦するすべての女性に、新しい“ステージ”を。」を掲げ、多様な分野の女性リーダーが交差し、共に学び、共に創るためのグローバルサミットです。
行政・企業・教育機関・投資家・メディアが連携し、次世代の女性リーダー育成とエコシステム形成を推進しています。
主催:Fleurinary株式会社、三菱地所株式会社、Prospera Women
後援:東京都、JETRO、スタートアップエコシステム協会、EmpowerHer、MPower Partners
公式サイト:https://innovateher-tokyo.com/
【お問い合わせ先】
InnovateHer運営事務局
メール:innovateher2025@fleurinary.com

Fleurinary株式会社
Fleurinary(フルリナリー)には、「Fleurir(花が開く)」と「Luminary(光を放つ人)」の想いがこめられています。起業家教育プログラムやコミュニティ運営を通じて、個々の持つ可能性を最大限に引き出し、『花が開く瞬間』を創出する環境づくりに尽力しています。
商号:Fleurinary株式会社
代表者:代表取締役 ブランスクム 文葉
事業内容:
起業家育成支援、新規事業支援、成長を促すコミュニティ支援、プロジェクトマネジメント、イベント・セミナーの企画運営
すべての画像
- 種類
- イベント
- ビジネスカテゴリ
- 経営・コンサルティング
- ダウンロード
