手を使わずに履けるシューズ、クリニックではもう珍しくない シューズ注文 の4件に1件
医療用シューズを含む注文のうちハンズフリータイプを含む注文は15.9%と前年同期の4.9%から約3.2倍に増え、その販売数量の81.2%を2025年10月以降の新商品が占めました

医療用白衣・スクラブ専門の通販サイト「THS-白衣NET」を運営する株式会社ティーエッチエス(本社:兵庫県姫路市)は、11月9日の「いい靴の日」を前に、2026年4月から9月までの半年間の注文データを集計し、医療用シューズを含む注文のうち、手を使わずに脱ぎ履きできるハンズフリータイプを含む注文の比率が15.9%となり、前年同期の4.9%から約3.2倍に広がったことを発表しました。ハンズフリータイプは2025年10月以降にメーカー各社の新型が相次いで加わり、同タイプの販売数量の81.2%をこれらの新型が占めています。
■医療用シューズ注文の15.9%がハンズフリー型 前年同期の約3.2倍に
THS-白衣NETで2026年4月1日から9月30日までに受け付けた注文のうち、医療用シューズ(ナースシューズ・ナースサンダル・ドクターシューズ)を含む注文を集計しました。このうちハンズフリータイプを含む注文は15.9%で、前年同期(2025年4月1日〜9月30日)の4.9%から11.0ポイント上昇しています。販売数量で見ても、医療用シューズ全体に占める比率は4.2%から16.1%に広がりました。
四半期ごとの推移を見ると、2023年は0.2〜1.6%、2024年と2025年は2〜6%台で推移していました。それが2026年1〜3月期に10.2%と初めて1割を超え、4〜6月期には17.2%に達しています。7〜9月期も14.4%と、3四半期続けて1割を上回っていることから、一時的な伸びではなく、医療用シューズを選ぶ際の選択肢の一つとして定着しつつある段階にあると当社では見ています。

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四半期 |
1~3月期 |
4~6月期 |
7~9月期 |
10~12月期 |
|---|---|---|---|---|
|
2023年 |
0.2% |
1.4% |
1.6% |
1.1% |
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2024年 |
3.0% |
4.4% |
3.2% |
3.2% |
|
2025年 |
2.6% |
5.0% |
4.8% |
6.5% |
|
2026年 |
10.2% |
17.2% |
14.4% |
- |
■クリニック・医院・診療所では4件に1件がハンズフリー型
会員登録時の業種別に見ると、ハンズフリータイプを含む注文の比率は、クリニック・医院・診療所の会員で25.4%と4件に1件にのぼりました。前年同期は3.1%で、1年で22.3ポイント上昇しています。病院の会員は12.4%(前年同期6.2%)、そのほかの登録業種は15.5%(同8.1%)、業種の登録がない注文は14.5%(同4.2%)で、いずれの区分でも前年同期を上回りました。
制服と合わせて履物を見直す診療所が、候補の一つとしてハンズフリータイプを比べる場面は増えていると当社では見ています。

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登録業種 |
2025年4月1日~9月30日 |
2026年4月1日~9月30日 |
差 |
|---|---|---|---|
|
クリニック・医院・診療所 |
3.1% |
25.4% |
+22.3pt |
|
病院 |
6.2% |
12.4% |
+6.2pt |
|
その他の業種 |
8.1% |
15.5% |
+7.4pt |
|
登録なし |
4.2% |
14.5% |
+10.3pt |
|
全体 |
4.9% |
15.9% |
+11.0pt |
■2025年10月以降の新商品が販売数量の81.2%を占める
THS-白衣NETが現在「ハンズフリータイプ」に分類している医療用シューズは17型で、このうち旧型5型を除く型は2025年10月以降に加わった商品です。2025年10月にマリアンヌ製品のスリップイン式シューズ(IS1)が加わり、2026年2月以降はダイマツ製品を中心に、メーカー3社の新型が続けて並びました。その後も、IS1と同じシリーズでマジックベルトを備えた型(IS2)が加わっています。調査期間中に販売したハンズフリータイプのうち、これら2025年10月以降の新商品が販売数量の81.2%を占めています。
2024年までに取扱いを始めた5型に対し、新型ではかかと部分に補強を入れ、足を押し込むと自然にフィットするスリップイン式のほか、ブランドラインのスニーカー型やメンズ向けのサンダル型まで形が広がりました。2024年までに取扱いを始めた旧型5型の販売数量は、同期間で18.8%にとどまります。注文の伸びは既存の型の買い足しではなく、主に新しく加わった型によってもたらされています。
■ハンズフリー型が増えた背景 当社の見方
注文データから購入の理由までは分かりませんが、当社では、ハンズフリータイプが選ばれる理由として、脱ぎ履きの楽さと、床に触れる靴に手を触れずに済むことの2点があると見ています。
1つは、脱ぎ履きの楽さです。ハンズフリータイプは、かかとに手を添えずに足を入れるだけで履けるため、立ったまま、かがまずに履き替えられます。ヒモを結び直したり、かかとを指で整えたりする手間がなく、勤務の始めと終わりや休憩のたびに靴を履き替える方にとっては、その差が毎日積み重なります。
もう1つは、床に触れる靴に手を触れずに済むことです。医療用シューズは、勤務中ずっと院内の床に接している靴です。ヒモやかかとを手で扱うタイプでは脱ぎ履きのたびに手が靴に触れますが、ハンズフリータイプではその必要がありません。仕事中に手で靴に触れる回数を減らしたいと考える方にとって、分かりやすい利点です。
■いい靴の日に見直したい、脱ぎ履きの方式と職場の決まり
11月9日の「いい靴の日」は、自分の足に合う靴と出会うことを呼びかける記念日です。仕事中の多くの時間を立って過ごす看護師やクリニックスタッフにとって、医療用シューズは足に合うかどうかに加え、職場で求められる形に合っているかも選ぶ基準になります。
THS-白衣NETでは、医療用シューズを脱ぎ履きの方式ごとに、ヒモ、スニーカー、2way、マジックテープ、ハンズフリー、クロックス、スリッポン、ナースサンダルなどタイプ分類から探せるようにしています。医療用シューズとして登録している靴本体180商品のうち、ハンズフリータイプは17商品で、品ぞろえに占める比率は9.4%ですが、注文に占める比率は15.9%と、品ぞろえの比率の約1.7倍にあたります。
ハンズフリータイプの中にも、かかとを覆うシューズ型と、かかとのないサンダル型があります。職場で「かかとのある靴」など履物の決まりがある場合は、方式の分類で候補を絞ったうえで、商品ページに記載された形状を合わせて確認することが、選び直しを防ぐ近道です。当社では、方式ごとの違いが一覧で分かる分類を今後も整えていきます。
■THS-白衣NET 担当者のコメント
「ハンズフリータイプは以前から扱っていましたが、医療用シューズの注文に占める比率は数%にとどまっていました。2025年秋以降、メーカー各社から新しい型が続けて届き、形や色の選択肢が増えたことで、ほかの方式と並べて比べられるようになったと感じています。院内の床に一日中触れている靴に手を添えずに脱ぎ履きできる点は、医療の現場で働く方にとって分かりやすい利点だと考えています。一方で、職場によって履物の決まりは異なるため、いい靴の日をきっかけに、足に合うかどうかと職場の決まりの両方から靴を見直していただけるよう、方式ごとの違いを分かりやすくお伝えすることが専門店の役割だと考えています。」
■THS-白衣NETについて
「THS-白衣NET(ths-net.jp)」は、株式会社ティーエッチエスが運営する医療用白衣・スクラブ専門の通販サイトで、ナガイレーベン、KAZEN、チトセ、住商モンブランといった国内主要メーカーから仕入れた約3,000商品を、メーカーの垣根なく一つのサイト上で比べて選べるようにしています。
会員登録のうえ試着後の返送料を無料とし、昭和12年創業の提携刺繍工場と連携してネーム刺繍まで一括で仕上げ、スタッフ全員分をまとめて導入する施設には見積や請求書払いでも応じるなど、医療ユニフォーム選びで最初に選ばれる専門店を目指しています。
■会社概要
会社名 :株式会社ティーエッチエス
所在地 :〒671-2123 兵庫県姫路市夢前町山冨40
代表取締役:高橋 亨
事業内容 :メディカルウェア(医療用白衣)の販売
■運営サイト
・THS-白衣NET : https://ths-net.jp/
・ユニコレ : https://ths-fooduniform.jp/
・メディカルマーケット : https://medical-market.jp/
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