創業111周年の冨士屋製菓本舗の豆菓子『カレー空豆』の生産時に余る「魔法のカレー粉」をおいしく再利用!社内レシピコンテストを開催してフードロス削減に挑戦。
『カレー空豆』は夏の味。暑い季節にご注文が増えますが、味付けで使うカレー粉も余りがち。おいしい魔法のカレー粉がもったいない!ということで社内でレシピコンテストを開催。思わぬ新商品のヒントも誕生!
カレー空豆を袋に詰める時
カレー空豆は一袋ずつ手作業で袋詰めしますが、袋の中にカレーの粉がたっぷり入ってしまうと豆菓子の量が減るため、網でふるいにかけて余分なカレーの粉を落とします。しかし、カレー粉が余ることがもったいないと感じました。そしてオーストラリア産の空豆に変えたことで、豆の旨味や大きさが生み出す食感が例年以上に人気が出ている理由ではないかと気づきました。
網から落ちたカレーの粉には、豆菓子を美味しくする為の魔法がかけられています。
その美味しさから、スタッフの間では『魔法のカレー粉』と呼ばれるようになりました。
そんな粉を大量に捨てるのは忍びなく、なにか活用法がないか株式会社冨士屋製菓本舗の
スタッフにアイデアを募るために開催したのが本企画です。
カレー粉でお料理自慢コンテスト
募集当初の社内LINEのキャプチャです。思いのほか好評でレシピの応募が増えてきたため、賞の数や額も増やすなど見直しを行いました。
ラインのグループで皆に呼びかけ
賞品は主婦が多い当社スタッフが喜ぶスーパーの商品券。1位も3,000円に引き上げました。
応募レシピは19種類!社内投票を実施
19個ものレシピが集まりました。社長、職人、社長の母まで全スタッフが1人4票で投票を実施。
もちろん、誰がどのレシピの発案者かは伏せてあります。
SNS投稿で最終決戦
社内投票の上位4レシピによるSNS上での人気投票で最終決戦。
Instagram、X(旧Twitter)、LINEのフォロワーに投票に参加いただきました。
投票結果もSNSごとの特徴が出た結果になりました。
各SNSの結果内容
短期間での募集でしたが、優勝レシピとその他の人気がSNSごとの違いも出たおもしろい結果になりました。
結果発表
「美味しい豆菓子の味付けカレー粉を使ったレシピ自慢」の栄えある優勝は
『カレー春巻き』でした。
とても工夫していた点は、カレー粉を混ぜたじゃがいもをチーズで包み、さらに春巻きの皮で包んで揚げている点です。
見た目も美味しそうで、発案者自身も「食べても抜群に美味しかった」と自画自賛。
何より社内からも「作ってみたい」という声が多く寄せられていました。
投票を終えてのスタッフの感想は
「簡単に作れるレシピが多い中で、少し手の込んだレシピが選ばれた」
「普通のカレー粉ではなく、豆菓子の味付け用のカレーの味の粉なので
調味料が既に入っていて、スパイシーながらもとても奥深い味がして
使いやすかった」などが上がりました。
この「魔法のカレー粉」は、材料として使用している「カレー空豆」をお買い求めいただいた方にプレゼントをする方向で企画を進めています。
何よりこのコンテストを開催して良かったことは、スタッフ全員がフードロスを削減しようと、
実際に家庭で試作をして考え参加してくれたこと、そしてお互いに、レシピの交換をしたりするなど社内交流にも繋がりました。
優勝のレシピをブログでご紹介
新商品のひらめきのヒントになった
カレー空豆の粉の味が美味しいことと、寒梅粉(もち米の粉)で包まれたオーストラリア産の大粒の空豆が、歯ごたえと空豆の美味しさがとてもバランスが良いことから、シンプルな味付けでも美味しいのではないだろうかという案がでて、この度『しお空豆』を販売開始しました。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像