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特定非営利活動法人離島経済新聞社
会社概要

【人口減×孤育て問題解消へ】島と親子をつなぐ会員サイト『シマ育コミュニティ』離島専門NPOから誕生!

【人口減×孤育て問題解消へ】NPOリトケイ×日本財団が連携し、離島の「人口減」と日本に広がる「孤育て」問題解消へ。会員サイト「シマ育コミュニティ」新設

NPOリトケイ(特定非営利活動法人離島経済新聞社)

「島の宝を未来につなぐ」をミッションに、有人離島専門のメディア運営および地域事業を展開するNPOリトケイ(本部:東京都世田谷区、代表:鯨本あつこ)は、日本財団と連携し、離島の子育て教育環境と島外の親子がつながる会員サイト『シマ育コミュニティ』を新設。

離島地域へのUIターン・地域留学・中長期滞在の方法や、専門家からのアドバイス、離島地域の子育て環境を魅力化する方法を、記事や勉強会を通じて共有。離島やへき地で深刻化する「人口減」問題と、都市部を中心に広がる「孤育て」問題解消に貢献します。

シマ育コミュニティ: http://shimaiku.ritokei.com
シマ育を応援する(寄付ページ): http://shimaiku.ritokei.com/contact


  • 日本が抱える「島の人口減」と「家族の孤育て」

近年、都市化や核家族化が進んだ日本では、人と人、人と自然との関わりが失われ、自然や文化から遠く離れて、支え合う関係を持ちづらい孤独な子育て「孤育て」が増えています。


PIAZZA株式会社が2020年に1,067人を対象に実施した調査では、「子育て中に孤立や孤独を感じたか」という問いに、67%が「感じる」と回答。NPO法人子育てひろば全国連絡協議会が2015・2016年に地域子育て支援拠点利用者1,175人を対象に実施した調査では、「近所で子どもを預かってくれる人はいるか」という問いに、60%が「いいえ」と回答しました。


※PIAZZA調査:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000016981.html

※子育てひろば全国連絡協議会調査:https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodoku_koritsu_forum/dai1/siryou3.pdf


文部科学省の調査では、小学生の不登校の数が、平成17年度に22,709人、令和3年度に81,498人と16年間で約4倍に。NPOリトケイの独自調査でも、都市部で子育てをしている親から「自然の中でのびのびと学んでほしい」「大人の目の行き届く少人数学級で学ばせたい」「もうひとつの故郷をつくらせたい」という声が聞こえている状況です。


約300人が暮す利島(東京都利島村)の学校風景。行事には地域の人々も参加します(提供:東京都利島村)約300人が暮す利島(東京都利島村)の学校風景。行事には地域の人々も参加します(提供:東京都利島村)


  • シマ育とは?

奄美大島では集落規模の顔の見えるコミュニティを「シマ」と呼びます。「シマ育コミュニティ」では、「互いに支え合える地域共生コミュニティ」を「シマ」、「シマの中で多様な人と関わり自然・文化にふれながら人間力を育む」ことを「シマ育」と定義します。


シマ育環境は、高度成長期を経て日本各地から失われてきた「人間本来の子育て」環境でもあります。


島外からの留学生を受け入れるトカラ列島・宝島(鹿児島県十島村)の子どもたち(提供:Kazutake Honmyo)島外からの留学生を受け入れるトカラ列島・宝島(鹿児島県十島村)の子どもたち(提供:Kazutake Honmyo)


国内約400島余りある海で隔てられる離島地域の多くには、豊かな自然・地域社会・文化があり、「子どもは地域のみんなで育てる」子育ての価値観も残るため、鹿児島県・徳之島を代表とする、合計特殊出生率の高い地域も数多く存在します。


しかし、有人離島の総人口61.8万人のうち15歳未満の子どもは約7.8万人。2005年から2015年で20%が減少し、2045年には人口が半減すると予測されています(独自調査より)。「少し先の未来には学校がなくなるかもしれない」という危機的状況から1970年代から「島の外からも子どもを迎え入れよう」と、島外の子どもを受け入れる離島留学を行う島も増えています。


2024年度に離島留学生の受け入れを行う学校は、北は北海道・礼文島から、南は沖縄・鳩間島まで、小中学校が約180校、高校が約30校。合計200校が島外の子どもたちを受け入れる見込みです。


宝島(鹿児島県十島村)の総人口は約120人。エメラルドグリーンに輝く海でプールの授業が行われます(提供:Kazutake Honmyo)宝島(鹿児島県十島村)の総人口は約120人。エメラルドグリーンに輝く海でプールの授業が行われます(提供:Kazutake Honmyo)


離島留学制度はもちろん、移住定住や短期ステイなど、日本各地のシマ育環境に出会う方法は多数あります。


しかしながら、各種受け入れ制度はバラバラに存在するため、シマ育環境とつながりたくても「情報が探しづらい」「どうやってつながればいいか分からない」という親御さんの声がリトケイに多く集まっていました。


一方、受け入れ側となる島の団体や学校には、「たくさんの子どもたちに来てほしい」「島に溶け込める家族に来てもらいたい」という願いと、「子どもたちに関する情報を不特定多数に発信するのは不安」「受け入れ体制が十分でない」という不安が存在しています。


「人口減」に悩む島と「孤育て」に悩む日本の家族。


そんな両者が出会い、志を共有できる仲間と「人間本来の子育て」が叶うシマ育環境を魅力化する智慧やアイデアが共有される場があれば、心豊かに暮らせる地域や親子がどんどん増えていく。


『シマ育コミュニティ』は、日本の島から心豊かな日本を取り戻すため、離島の「人口減」と日本に広がる「孤育て」問題の解消に取り組みます。


宝島(鹿児島県十島村)の子どもたち(提供:Kazutake Honmyo)宝島(鹿児島県十島村)の子どもたち(提供:Kazutake Honmyo)


  • 『シマ育コミュニティ』の取り組み

『シマ育コミュニティ』では、島と、家族が、より良い出会いとつながりを得られるようにと生み出された出会いと学びのコミュニティです。「みんなで育む、子どもとシマのよりよい未来」というスローガンのもとに、このような人に、このような情報を届けてまいります。


こんなヒトに届けたい

・子育て環境を求め、移住先を探している親子

・離島留学先や子育て環境を探している家族

・離島留学を経験した人の体験談を知りたい家族

・島外の子どもや家族を迎え入れたい島の人々

・地域の子育て環境を魅力化したい島の人々

・島で保育士や先生として働きたい専門職の方



こんなコトを届けたい

・先進的なシマ育環境の紹介

・離島留学を行った先輩家族の体験談

・教育分野などの専門家のインタビュー

・そのほか、シマ育環境に関わる方へのインタビュー

・不安や悩みを越えるため語り合う勉強会の案内やレポート


日本海に浮かぶ新潟・佐渡島「松ヶ崎留学」を受け入れる松ヶ崎小中学校(提供:子どもの元気は地域の元気プロジェクト(松ヶ崎留学/佐渡市))日本海に浮かぶ新潟・佐渡島「松ヶ崎留学」を受け入れる松ヶ崎小中学校(提供:子どもの元気は地域の元気プロジェクト(松ヶ崎留学/佐渡市))


『シマ育コミュニティ』は、島と親子のより良い出会いと、日本全国のシマ育環境を魅力化することを目的に運営します。


シマ育環境には、豊かな自然や文化、人々の価値観が存在しますが、少人数コミュニティであるがゆえに、都市部のようにたくさんの人やサービスを備えることは簡単ではありません。そのため、「子育て環境をお金で買う(または提供する)」という感覚よりも、「子育て環境を共に良くしていく」という感覚が大事になります。


小さなシマにはお金で買えるものごとは多くありませんが、お金で買えない大切なものごとがたくさんあります。


そのため、同サイトは会員登録制(無料)とし、利用者の安心・安全を確保。一部記事を除いては、会員のみの閲覧となります。



シマ育コミュニティ: http://shimaiku.ritokei.com


  • 「シマ育応援団」大募集!

リトケイは民間NPOとして、400島あれば400通りの個性や事情を有する地域社会や自然や文化、人々の心を守りながら活動を進めています。

東西南北3,000キロメートルの広大な海に点在する離島地域と連携し、島と人のより良い出会いを育む活動は、天候や地域の事情による影響も受けやすく、活動の継続・発展のためには多くの力が必要です。


NPOリトケイと共に「シマ育」を拡大する応援団を募集しています。


・個人でシマ育を応援する: https://ritokei.org/support

・法人でシマ育を応援する: https://ritokei.org/support/corporation.html


  • 10月26日開催!シマ育勉強会「“人”が育つ環境としての“島”が持つ可能性」

シマ育コミュニティが開催する勉強会では、10月26日に教育学、教育人間学、保育学、育児学を専門に活躍する汐見稔幸先生と、鹿児島県甑島で生まれ育ち「森のようちえん全国ネットワーク連盟」監事を務める中能孝則先生をお招きし「“人”が育つ環境としての“島”が持つ可能性」を学ぶオンライン勉強会を開催します(参加費無料/事前申込必須)。豊かな自然・文化・地域社会がある島の子育て環境は、どのように子どもたちの可能性を拓くのか? 「島で子どもを育てたい」を思う子育て層や、島の子育て環境を魅力化したい地域団体や行政の方などに幅広く学んでいただける勉強会です。


・ゲスト

汐見稔幸(しおみ・としゆき)先生

一般社団法人家族・保育デザイン研究所 代表理事。東京大学名誉教授・白梅学園大学名誉学長・全国保育士養成協議会会長。日本保育学会理事(前会長)。専門は教育学、教育人間学、保育学、育児学。自身も3人の子どもの育児を経験。保育者による本音の交流雑誌『エデュカーレ』編集長でもある。持続可能性をキーワードとする保育者のための学びの場「ぐうたら村」村長。NHK E-テレ「すくすく子育て」など出演中。

https://kahoken.net/about-us/


中能孝則(なかよく・たかのり)先生

鹿児島県薩摩川内市生まれ。15歳まで甑島で過ごす。1974年、公益財団法人社会教育協会日野社会教育センターに勤務。元館長。2009年より「森のようちえん&冒険学校」を立ち上げ、企画・運営に携わる。NPO法人森のようちえん全国ネットワーク連盟監事。

https://nakayoku.hinofuku.org/


・モデレーター

鯨本あつこ(いさもと・あつこ)

NPOリトケイ代表、有人離島専門メディア『ritokei』統括編集長。「島の宝を未来につなぐ」ことを目的に、2010年にリトケイを創設。国内400島余りの有人離島地域の情報発信および地域振興のサポートを行う。美ら島沖縄大使。地元九州を拠点に子育てを行う2児の母であり離島留学先を探す親のひとり。


【シマ育勉強会Vol.4 「“人”が育つ環境としての“島”が持つ可能性」概要】

日時:2023年10月26日(木)15:00〜16:00

会場:Zoom MTGによるオンラインイベント(事前申込の上URL連絡)

参加費:無料(申込必須)

参加申込み:

お申し込みフォームよりご連絡ください。当日のオンライン会議室のURL(Zoom)をご案内いたします。

>>シマ育勉強会Vol.4お申し込みフォーム: https://forms.gle/H58yFLAVhgmqARFb6


  • NPOリトケイについて

416島の有人離島の総人口は約100万人。そのうち本土と橋のかからない305島に約57万人が暮らしています。離島地域にある価値と課題、その間にある可能性に注目するNPOリトケイは、全国の「島」を専門に、地元住民やファン、関係人口、行政、企業などと連携し、「メディア運営」と「地域事業」の両輪で、地域を支える担い手の確保・育成、産業振興サポート、環境保全活動の拡大を支援しています。




【団体概要】
団体名:特定非営利活動法人離島経済新聞社
所在地:東京都世田谷区代田2-36-15
代表:多和田温子(活動名・鯨本あつこ)
設立:2014年2月
事業内容:日本の有人離島地域を対象にした持続可能な未来づくりをサポートするメディア運営および地域振興事業
法人HP:https://ritokei.org/

有人離島専門メディア『ritokei』:https://ritokei.com/

有人離島専門フリーペーパー『季刊ritokei』:https://ritokei.com/kikanritokei/backnumber


【問い合わせ先】
特定非営利活動法人離島経済新聞社 広報担当
お問合せフォーム >> https://ritokei.org/qa-and-contact/

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会社概要

URL
https://ritokei.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK LOUNGE
電話番号
-
代表者名
多和田温子(通称・鯨本あつこ)
上場
未上場
資本金
-
設立
2014年02月