【調査リリース】今年の受験生の保護者に聞いた「コロナ禍における受験塾の満足度・選び方調査」受験時に通っていた学習塾に不満を感じた項目1位は「自宅学習」で2割以上が回答
3人に1人が学習塾の切り替えを「実施・検討」。受験生に見せたいYouTubeチャンネル1位は「中田敦彦のYouTube大学」
株式会社POPER(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:栗原慎吾)が提供する、スクール専用業務管理&コミュニケーションアプリ「Comiru(コミル)」は、2020年度の中学受験が終わった子どもを持つ保護者を対象に「コロナ禍における受験塾の満足度・選び方調査」を実施いたしました。
【調査サマリー】
- 受験時に通っていた学習塾の満足度。全項目で7割以上が「非常に満足している」「満足している」と回答
- 不満を抱える人が多い項目1位は「自宅学習(22.3%)」。2位「連絡・対応スピード(17.3%)」3位「連絡手段(14.4%)」
- 3人に1人が学習塾の切り替えを「実施・検討」。その理由1位・2位はオンライン授業の進行・移行の遅さ。3位は「自宅学習の管理をしてもらえないから(28.9%)」
- 今年受験を終えた保護者が考える、来年受験する人が学習塾を選ぶ際に重視するべき項目。1位「カリキュラム(45.3%)」2位「先生と子どもの相性(41.7%)」3位「口コミ(39.0%)」
- 学習塾を選ぶ際に重視する口コミの内容。受験合格実績や成績向上実績を上回り、1位は「塾の雰囲気」で約6割が回答。8割以上の人が「匿名の口コミでも信用できる」
- 今年の受験生の保護者が受験対策に使用した総額は85万円!小学6年生の1年間だけでも学習塾代44万円以上
- 受験期に子どもにYouTubeを「見せていた/見ることを許可していた」保護者は約4割。最も人気のYouTubeチャンネルは「中田敦彦のYouTube大学(30.7%)」
【調査背景】
新型コロナウイルスの影響により学校・学習塾が休校したりオンライン授業への移行を強いられたりと、不安を感じた今年の受験生・保護者は多かったことでしょう。3月を迎え、コロナ禍で初となる受験が終了しました。
今回、中学受験を終えたばかりの子どもを持つ保護者を対象に、「コロナ禍における受験塾の満足度・選び方調査」を実施いたしました。コロナ禍の受験を乗り越えた子ども・保護者にとって、どんな学習塾の満足度が高かったのでしょうか。さらに今後も新型コロナウイルス感染症流行が長引くことを想定し、来年、受験する子ども・保護者に向けてコロナ禍での学習塾の選び方を聞きました。
【調査概要】
調査の方法:WEBアンケート方式
調査の対象:2020年度の受験を終えた、受験期に学習塾に通っていた子どもを持つ全国の保護者
有効回答数:300
調査実施日:2021年2月12日~16日
調査主体 :スクール専用業務管理&コミュニケーションアプリ「Comiru」
※本リリース内容を掲載いただく際は、出典「Comiru調べ」と明記をお願いいたします。
- コロナ禍での学習塾への満足度
全項目で7割以上の人が「非常に満足している」「満足している」と回答
・中学受験時に通っていた学習塾に対する満足度を各項目でそれぞれ段階的に聞いた。
・コロナ禍初の受験だったが、学習塾の授業や対応、衛生対策などに不満を感じている人は少なかった。
不満を抱える人が多い項目1位は「自宅学習(22.3%)」
2位「連絡・対応スピード(17.3%)」3位「連絡手段(14.4%)」
・授業や衛生面と比較し、自宅学習やコミュニケーション面に不満を感じる人が多いことが浮き彫りに。
・オンライン授業に移行したことにより、自宅で学習をするという習慣を子どもに根付かせることに苦労している保護者からの「自宅での勉強の管理をしてほしかった」という要望が現れていると考えられる。
学習塾にさらなるサポートをしてほしいと感じたこと
「質問対応」や「自宅学習サポート」、「連絡頻度・対応スピードの改善」などの声があがる
・休校やオンライン授業への移行に伴い、子どもの自宅での学習時間が長くなっている。
・質問対応や自宅での学習環境整備などの負担が増えた保護者も少なくないだろう。
・授業中のサポートはもちろん、自宅学習や連絡頻度・対応スピードなどの授業外のサポートまで学習塾に期待を寄せる保護者が多いことが推測できる。
3人に1人が学習塾の切り替えを「実施・検討」
その理由1位・2位はオンライン授業の進行・移行の遅さ
3位は「自宅学習の管理をしてもらえないから(28.9%)」
・受験生の保護者にとって学習の遅れは不満が溜まりやすい。オンライン授業に対応できないと、生徒・保護者の退塾をまねく可能性があることが浮き彫りになった。
・さらに授業だけではなく自宅での学習をサポートしてほしいというニーズも可視化された。
・学習塾は生徒・保護者の退塾を防ぐため、オンライン授業の整備と自宅学習のサポートに力を入れていくべきだ。
- 来年受験する子ども・保護者に提言!コロナ禍での受験塾の選び方
来年受験する人が学習塾を選ぶ際に重視するべき項目
1位「カリキュラム(45.3%)」2位「先生と子どもの相性(41.7%)」3位「口コミ(39.0%)」
・価格や家からの立地で選ぶことを進める人は多くなく、子どもと授業・先生の相性、口コミを重視する人が多い。
学習塾を選ぶ際に重視する口コミの内容
受験合格実績や成績向上実績を上回り、1位は「塾の雰囲気」で約6割が回答
8割以上の人が「匿名の口コミでも信用できる」
・実績や結果ではなく、学習塾の環境を知ることができる口コミを重視している保護者が多いことがわかった。
・さらに口コミは匿名でも「信用できる」「どちらかというと信用できる」という回答が8割以上。
・すでに実績をHP上で掲載している学習塾は多い。しかしそれよりも実際に入塾したときの雰囲気や講師の評価などがわかるような口コミを収集・掲載することで、より多くの保護者に入塾を促すことができる可能性があるだろう。
今年の受験生の保護者が受験対策に使用した総額は85万円!
小学6年生の1年間だけでも学習塾代44万円以上
- 受験対策は学習塾以外でも!受験に役立つYouTubeチャンネル
最も人気のYouTubeチャンネルは「中田敦彦のYouTube大学(30.7%)」
- 考察
2007年 明治大学経営学部卒業。新卒で住友スリーエムに入社。歯科用製品事業部に配属され2010年にはグローバルマーケティングアワードを獲得。2011年に株式会社optに入社し、WEBコンサルを担当。
2012年より学習塾「S.T進学教室」に共同経営者として参画し、経営から講師までを経験。当初20名に過ぎなかった生徒数を60名にまで増加させる。
学習塾経営時代に感じた課題を解決するために、2015年1月に株式会社POPERを設立し、学習塾向けの業務支援SaaS「Comiru」をリリース。同じく塾やスクールに特化したオンライン授業システム「Comiru Air」を2020年8月に正式リリース。
本調査からもわかるように多くの学習塾の経営努力により、コロナ禍であっても保護者や生徒の満足度は非常に高いものとなりました。一方、不満を感じていらっしゃる保護者の方は「自宅学習」、「連絡・対応スピード」や「連絡手段」に課題を感じていらっしゃいます。「連絡・対応スピード」や「連絡手段」などコミュニケーション面の課題については、差し迫る受験と不安定な社会情勢の中、なるべく受験対策や新型コロナウイルスへの対応について頻繁に塾に相談したかったという声の現れではないでしょうか。
また満足度以外の設問においても、「自宅学習」へのご要望が多かったように見受けられます。コロナ禍での受験勉強は学習塾の休校やオンライン授業への移行、感染症予防により、自宅で学習する時間が増えたかと思います。教室で勉強せざるを得ない環境をつくれた通塾形態と比較し、自宅で学習する環境を整備・管理することは、保護者にとって非常に難しかったのではないでしょうか。その自宅での学習定着を学習塾側に期待している人が多かったのではと想像しております。
我々は今後も塾の経営者の方々とともに、Comiruというプロダクトを通じてコミュニケーション部分を円滑化、さらにComiruAirを通じて自宅での学習定着という部分に寄与してまいります。
- (参考)Comiru・その他関連サービス
またComiru以外にも、オンライン授業ツールの「ComiruAir」や、講師労務管理・講師向けのミュニケーションツール「ComiruHR」の提供も開始。Comiruと併用することで、塾経営のさらなる生産性向上や生徒の学力向上を支援します。
Comiru サービスページ:https://comiru.jp/
ComiruAir サービスページ:https://comiru.jp/air/index
ComiruHR サービスページ:https://contents.comiru.jp/feature/hr/
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