大学生のキャリア形成を実践で身に着ける「海外実践型キャリア形成プログラム」をArinos Lankaが複数の大学と共同開発に着手
業務改善コンサルティングを中心に事業を展開する株式会社Arinos(本社:東京都千代田区、以下Arinos)は、豊富なビジネス課題解決の知見を活かして、複数の大学と「実践型キャリア形成プログラム」の共同開発に着手しました。実際にプログラムを遂行するスリランカ現地法人Arinos Lanka(事務所:スリランカ ヌゲゴダ地区、以下Arinos Lanka)では、これまで現地の若手人材向けにビジネストレーニングを実践してきました。本プログラムでは、新たに日本の大学生をスリランカで受け入れて、リアルなビジネスを実践しながら参加学生のキャリアを組み立てていくプログラム構成をとっています。
■英語「を」話せるではなく、英語「で」話せる人材を求める日本市場
近年、大学では授業を英語で実施したり企業でも英語を社内公用語とするなど、一見すると「英語を話せる=能力が高い」とみなされがちな風潮があります。確かに社会人にとって英語力はあるに越したことはありません。しかし、社会人になる為様々な力を要求される大学生にとって、身に着けるべき優先順位という観点で見ると話は違ってきます。
【図1】企業が学生に不足していると考える要素/学生が自身に不足していると考える要素
ベネッセ総合研究所の上記調査(図1)によると、学生と企業の間で「学生に不足していると感じている力」の認識に差異があるという調査結果が出ています。
これによると、学生は、「語学」や「業界の専門知識」を始めとする可視化しやすい知識をスキルとして身につけなければならないと考えていますが、一方で企業側はそれよりも「主体性」や「コミュニケーション力」、「粘り強さ」など(いわゆる)行動や姿勢を身に着けて欲しいと考えていることが分かります。
なぜ学生と企業の間で、このようなズレが起こるのでしょうか?弊社ではその原因として下記の二点があると考えています。
下図(図2)でいうと、学生が身に着けたいスキルとして挙げていた「語学力」や「業界の専門知識」等は“学力(=横軸)”の知識を鍛えるための軸となります。しかし、その一方で企業の人が挙げている「主体性」や「コミュニケーション力」、「粘り強さ」は“業務遂行力(=縦軸)”を鍛えるための軸となります。
【図2】「学生」と「社会人」の評価軸の観点
<各象限の人物像>
A … 充分な知見・知識を有しており、それらを行動しながら社会価値に変換できる人物
B … 知識は持っているものの、それを活かす行動が出来ない人物
C … 知識は不十分でもそれを補う為、自ら行動を積み重ねて社会価値を見出す人物
D … 知識もなく、行動もせずに周囲や社会に不平不満のみを漏らす人物
学生時代までは、基本的に周囲からは横軸で評価されることが圧倒的に多いため、「学力を高めた人」=「仕事もできる人」という印象をもつかもしれませんが、社会に出てからは縦軸で評価をされます。その縦軸の要素となるのが図1で挙げられている「主体性」や「コミュニケーション力」、「粘り強さ」となります。つまり、学生時代に身に着けた「知識」それ自体よりも、その知識を現実社会の中で付加価値に変える為の「自身の行動や姿勢」の在り方を見られる機会が多いという事です。
■海外実践型キャリア形成プログラムについて
このプログラムでは、3~4週間をかけて大学生が身に着けるべき縦軸で必要となる力を、元経営コンサルタントのマネジャーから徹底的にフィードバックをしてもらいながら実践を通して身に着けます。同時に、参加学生は自身のキャリアビジョンや長所を何度も掘り下げて、将来と真剣に向かい合います。
【図3】海外実践型キャリア形成プログラムの実施前後での変化イメージ
■こんな学生には積極的に参加してもらいたい
■実際にはどのような事を実施するのか?
【図4】プログラム概要
<プログラムの特徴>
■海外実践型キャリア形成プログラムの導入について
Arinos Lankaでは2019年の春休み時期の正式導入に向けて、現在複数の大学とプログラムの共同開発を進めています。大学毎に課題やニーズが異なるため、Arinos Lankaでもそのニーズに合わせてプログラムをカスタマイズしています。
大学関係者や学生の方で、弊社プログラムについてご質問や詳細のお問合わせがございましたら、下記までご連絡を頂けますようお願い申し上げます。
■本件に関するお問い合わせ先
会社名:株式会社Arinos
事業部:スリランカ事業部
責任者:北村 貴志
所在地:〒101-0061東京都千代田区神田三崎町2-4-1TUG-IビルB1F
Webサイト:https://arinos.co.jp/
お問い合わせ:電話 :03-6261-6485(平日9:00〜18:00)
E-Mail:info@arinos.co.jp
近年、大学では授業を英語で実施したり企業でも英語を社内公用語とするなど、一見すると「英語を話せる=能力が高い」とみなされがちな風潮があります。確かに社会人にとって英語力はあるに越したことはありません。しかし、社会人になる為様々な力を要求される大学生にとって、身に着けるべき優先順位という観点で見ると話は違ってきます。
【図1】企業が学生に不足していると考える要素/学生が自身に不足していると考える要素
(出典:ベネッセ総合研究所「学生の実態と社会で求められるギャップ」調査より)
ベネッセ総合研究所の上記調査(図1)によると、学生と企業の間で「学生に不足していると感じている力」の認識に差異があるという調査結果が出ています。
これによると、学生は、「語学」や「業界の専門知識」を始めとする可視化しやすい知識をスキルとして身につけなければならないと考えていますが、一方で企業側はそれよりも「主体性」や「コミュニケーション力」、「粘り強さ」など(いわゆる)行動や姿勢を身に着けて欲しいと考えていることが分かります。
なぜ学生と企業の間で、このようなズレが起こるのでしょうか?弊社ではその原因として下記の二点があると考えています。
- 学生が社会に出て評価されるために必要な内容を学ぶ機会がない為
- ビジネスで求められる「主体性」や「コミュニケーション力」を伸ばす適切な機会・方法が少ない為
下図(図2)でいうと、学生が身に着けたいスキルとして挙げていた「語学力」や「業界の専門知識」等は“学力(=横軸)”の知識を鍛えるための軸となります。しかし、その一方で企業の人が挙げている「主体性」や「コミュニケーション力」、「粘り強さ」は“業務遂行力(=縦軸)”を鍛えるための軸となります。
【図2】「学生」と「社会人」の評価軸の観点
<各象限の人物像>
A … 充分な知見・知識を有しており、それらを行動しながら社会価値に変換できる人物
B … 知識は持っているものの、それを活かす行動が出来ない人物
C … 知識は不十分でもそれを補う為、自ら行動を積み重ねて社会価値を見出す人物
D … 知識もなく、行動もせずに周囲や社会に不平不満のみを漏らす人物
学生時代までは、基本的に周囲からは横軸で評価されることが圧倒的に多いため、「学力を高めた人」=「仕事もできる人」という印象をもつかもしれませんが、社会に出てからは縦軸で評価をされます。その縦軸の要素となるのが図1で挙げられている「主体性」や「コミュニケーション力」、「粘り強さ」となります。つまり、学生時代に身に着けた「知識」それ自体よりも、その知識を現実社会の中で付加価値に変える為の「自身の行動や姿勢」の在り方を見られる機会が多いという事です。
■海外実践型キャリア形成プログラムについて
このプログラムでは、3~4週間をかけて大学生が身に着けるべき縦軸で必要となる力を、元経営コンサルタントのマネジャーから徹底的にフィードバックをしてもらいながら実践を通して身に着けます。同時に、参加学生は自身のキャリアビジョンや長所を何度も掘り下げて、将来と真剣に向かい合います。
【図3】海外実践型キャリア形成プログラムの実施前後での変化イメージ
つまり、これまで横軸での評価に慣れている学生に対して、縦軸での評価を経験してもらい、そこで結果を出す為の「考え方」と「動き方」」を身に着けてもらう(図3)ことを狙いとしています。プログラムの後半には、参加学生がAもしくはCの象限に行けるように徹底的に鍛えます。
■こんな学生には積極的に参加してもらいたい
- 少しでも早く社会で必要な力を身に着けたい/将来の会社の同期に差をつけたい!(大学4年生)
- 将来の自身のキャリアに迷っている/何をしたらいいのかイメージがつかない…(大学2~3年生)
- 海外に出てリアルな現地の文化や実情を五感で経験してみたい!(大学1~3年生)
■実際にはどのような事を実施するのか?
【図4】プログラム概要
<プログラムの特徴>
- 現地の企業や学校を訪問して英語「で」サービスの内容や価値を伝えながら、「リアルなビジネス」を五感で体感します。
- 高い親日性を誇るスリランカでは様々な外資企業が日々進出してきており、アジアの中でも特に目に見えて経済成長を感じられます。
- 経営コンサルタント出身のマネジャーが、ビジネスで求められる「考え方」・「動き方」を徹底的にフィードバックして、3~4週間で結果を出します。
- 初日、中間、最終日にキャリアコンサルタントが、参加学生のキャリアビジョンを明確化する為の研修を実施します。プログラム終了直後から学生が動き出せるように具体的な行動まで落し込みます。
■海外実践型キャリア形成プログラムの導入について
Arinos Lankaでは2019年の春休み時期の正式導入に向けて、現在複数の大学とプログラムの共同開発を進めています。大学毎に課題やニーズが異なるため、Arinos Lankaでもそのニーズに合わせてプログラムをカスタマイズしています。
大学関係者や学生の方で、弊社プログラムについてご質問や詳細のお問合わせがございましたら、下記までご連絡を頂けますようお願い申し上げます。
■本件に関するお問い合わせ先
会社名:株式会社Arinos
事業部:スリランカ事業部
責任者:北村 貴志
所在地:〒101-0061東京都千代田区神田三崎町2-4-1TUG-IビルB1F
Webサイト:https://arinos.co.jp/
お問い合わせ:電話 :03-6261-6485(平日9:00〜18:00)
E-Mail:info@arinos.co.jp
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