【先端技術×伝統工芸技術がコラボレーション】京都の観光シーンを変えるパーソナルモビリティ『RODEM』漆塗り特別モデルを発表
人と共生するロボットメーカー「テムザック」×漆のスペシャリスト「佐藤喜代松商店」
プロモーション動画
https://youtu.be/0wYltnhvP-I
■先端技術×伝統工芸 コラボレーションの経緯
テムザックは、2000年に福岡で創業したロボットメーカーです。2017年に、先端研究を行う研究所を京都・西陣に開所したことをきっかけに、2021年には本店を京都に移転しました。西陣に研究所を構える中で、京都の伝統工芸技術を身近に触れ、ロボットとのコラボレーションができないかと考えておりました。その折、京都市からご提案を受け、京都の老舗漆企業「佐藤喜代松商店」と協業し、漆塗り加工を施したRODEM漆塗り特別モデルの開発に至りました。
■今後の展望
テムザックは、RODEMのようなモビリティに、観光案内、多言語翻訳、経路案内などのアプリケーションを搭載し、街中でシェアリングすることで、駅や駐車場から目的地までのラストワンマイルの移動、過疎地域の交通手段、観光地での移動+α(観光、買い物、エンターテイメント)等として活用することを目指しています。全国各地で、公道実証実験や自動運転化研究、荷物の配送への応用研究などを進めてまいりましたが、今後は、実証実験ではなく事業モデルとして、京都から世界へ展開していきたいと考えております。
■「RODEM」(ロデム)とは
RODEMは、どんな⼈も境界なく移動を楽しめる、真のバリアフリーを実現するユニバーサルデザインのパーソナルモビリティです。⾛⾏時の⽬線が高く、歩⾏者と同じ⽬線で会話をすることが可能なのでRODEMに乗ったまま観光、カウンターでのやり取りなどを行うことができます。
RODEM(屋内)詳細についてはこちらをご覧ください。https://www.tmsuk.co.jp/rodem/
■RODEM漆塗り特別モデルの特徴
「RODEM」に漆塗り蒔絵加工を施した特別仕様。黒あるいは朱色の漆と、金箔、螺鈿(アワビ)、金蒔絵を組み合わせています。今回使用されている漆『黎明』は、株式会社佐藤喜代松商店と(地独)京都市産業技術研究所が共同で開発した新たな精製方法である薄膜旋回分散法を用いた新規分散生漆で、これまでにない高い光沢感・透明感のある美しい漆です。
スペック
■会社概要
株式会社佐藤喜代松商店 https://urusi.co.jp/
大正時代から漆のよさと可能性を追求しつづける「漆のスペシャリスト」。初代の佐藤喜代松が大正10年に創業、以来100年にわたってさまざまな分野で使用される漆の取り扱いを行ってきました。京都にはたくさんの伝統工芸が息づいていますが、今も漆は多くの伝統工芸で必需品となっています。佐藤喜代松商店はこの漆に関する伝統的な技術やノウハウに加え、科学的アプローチによる漆の評価・研究を行うことにより、さらに用途が広がる現代にふさわしい漆製品を開発しています。
代表取締役:佐藤 貴彦(さとう たかひこ)
本社所在地:〒603-8357 京都府京都市北区平野宮西町105番地
株式会社テムザック https://www.tmsuk.co.jp
人とロボットの共存社会を目指すサービスロボットメーカーです。医療、建築、パーソナルモビリティ、災害レスキューなど重労働や人手が足りない現場で、人に代わって活躍する多様な実用ロボット(ワークロイド )を開発しつづけています。
代表取締役社長 :川久保 勇次(かわくぼ ゆうじ)
本店所在地 :〒602-8482 京都市上京区浄福寺通上立売上る大黒町689番地1
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