脱げた靴下が原因の“足先臭” 靴下の岡本がニオイ専門医と原因を検証
- かかとのはずれたフットカバーで足汗が増えた
近年、パンプスからはみ出ない靴下「フットカバー」の市場が拡大しています。年商387億円国内トップ靴下メーカー岡本株式会社の調査では、「素足で靴を履きたくないから」「足のべたつきやムレを防いでくれるから」という理由でフットカバーをはいていることがわかっています。足の汗が気になるのは、足のニオイが気になるからでもあり、フットカバーは履く足汗対策グッズとも言えます。
一方で岡本の調査では、約9割の人が「フットカバーが脱げてしまう」ことに不満を持ち、さらにフットカバーが靴の中で脱げ、ストレスを感じたことがある人も9割以上に及ぶという結果が出ています。
そこで岡本では、ニオイの専門医 五味クリニック院長五味常明先生と共同で靴の中でかかとがはずれて脱げた状態の靴下と、脱げない靴下の靴の中の汗の量を比較しました。汗に反応する試薬で試したところ、靴の中でかかとがはずれて脱げた状態の靴下が、土踏まず部分で丸まっていると大量の足汗をかくことがわかりました。一方脱げにくい靴下は、足汗をほとんどかいていないことがわかりました。
- かかとの外れやすいフットカバーと脱げにくいフットカバーをはいて半日
- 足汗の量は途中で脱げたままにしたフットカバーと歴然の差
- 精神的な緊張によって出やすい足汗。
- 特に、フットカバーが脱げると足汗が増え、“足汗スパイラル”に。
共同実験を行った五味先生は、「人の汗は、大きく分けて暑いときや運動したときなど、体温調節をするために発汗する『温熱性発汗』と、精神的な緊張や情緒の変化によって起きる『精神性発汗』とに分けられます。
フットカバーが脱げて土踏まず部分にフットカバーが丸まったまま歩き続けると、靴が脱げないように足の指を丸めて踏ん張る“丸まり足指”の状態になります。“丸まり足指”の状態が気になり足に関心がいくことでストレスを感じ、足が汗をかきやすくなります。フットカバーが脱げることによるストレスは、足の発汗を助長し、さらに足汗をかいてしまう“足汗スパイラル”を引き起こしているのです。」と足汗の量の左右差を解説しています。
- フットカバーが脱げることで足汗が足汗を呼ぶ細菌が繁殖することで、“足先臭”が発生!
汗は、汗腺から分泌されますが、汗腺にはアポクリン腺とエクリン腺という、2種類のタイプがあります。「精神性発汗」が起きる部位のひとつ、ワキの下は、アポクリン腺とエクリン腺の両方があり、ワキのニオイはアポクリン腺から分泌される汗が原因です。しかし、足にはアポクリン腺はなく、ほぼすべての体の表面に存在するエクリン汗腺から発汗されます。
足汗がニオイにつながる原因は、足の皮膚の表面にもともと住んでいる細菌(皮膚常在菌)です。足汗をかいて高温多湿のムレ状態となると靴の中で細菌が繁殖し、足汗で剥離した角質をエサとして分解することで足のニオイとなります。
「フットカバーが脱げたストレスで足先に汗をかきやすくなり、足汗が足汗をよび足汗が増えます。靴の中では足の細菌が活動しやすい環境になり、“足先臭”に繋がります。“ニオイ対策”のため履いているはずのフットカバーですが、脱げやすいフットカバーは、逆に女性の“足先臭”を発生しやすくさせ、逆効果になっている可能性すらあるのです」と五味先生は解説します。
- 猛暑が予測される今年の夏
- “足先臭予防”は、足もとにストレスを感じさせない脱げにくいフットカバーで
湿気と高温の中で過ごす夏。5~7月の3か月予報によると、平均気温は全国的に平年より高くなると予測されていることから、靴のなかも例年以上に高温多湿になり、“足先臭”が発生しやすくなりそうです。
五味先生は、「今回行われた試験から、脱げやすいフットカバーが足に大量の発汗をもたらすことがわりました。足もとにストレスを感じさせないためにも、脱げにくいフットカバーを選ぶことは、“足先臭予防”の第一歩だと言えるでしょう。」とアドバイスしています。
- 靴下の岡本がこの春新発売したフットカバー「脱げない ココピタ」大ヒット中
公式通販サイトで発売開始後、初秋まで販売を見込んでいた足数が1ヵ月半で売り切れ、急遽増産するほどの大ヒットとなっています。
https://shop.okamotogroup.com/kokopita
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