ベトナムのハイフォン市が日本で投資カンファレンスを開催
IHIとTBMがそれぞれディープシー工業団地とMOUを締結
ベトナムのハイフォン市(市党書記長:レー・ティエン・チャウ)は15日、駐日ベトナム大使館にて投資促進カンファレンスを開催し、ハイフォン市の投資環境について説明を行った。会場ではベトナム進出に関心を持つ約120人の参加者に対して、ベトナムの工業団地や既に進出している日本企業などから直接情報が提供された。
ホーチミン、ハノイに次ぐ3番目の都市であるハイフォンは、人口が200万人を超え、新たな進出企業を受け入れながら、企業活動による環境負荷をいかに抑えるかが重要な課題となっている。本カンファレンスでは、環境負荷を抑える技術を持つ日本企業2社、株式会社IHI(東京都江東区)と株式会社TBM(東京都千代田区)がそれぞれ、ハイフォン市で環境課題の解決に力を入れているディープシー工業団地(社長:ブルーノ・ヤスパート)との間でMOUを締結した。
IHIはCO2削減に貢献する様々な製品や技術を有し、ディープシー工業団地と工業団地で効果を発揮するクリーンエネルギーソリューションの検討を行う。一方TBMはプラスチックや紙の代替となる新素材や再生素材を製品化しており、ディープシー工業団地とベトナムでの資源循環ビジネスの事業性を検討する。
ディープシー工業団地は、ベルギーの投資家とハイフォン市のVJとして26年前に事業を開始。現在ハイフォン港に隣接する3,400ヘクタールの広大な工業用地を開発運営している。工業団地として太陽光発電及び風力発電設備を持ち、グリーンエネルギーを入居企業に供給。これまでに、ブリヂストン、信越化学工業、ENEOS、日本通運など18社の日本企業が進出している。
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