世界一特許を理解するAIのAmplified。知財の重要な業務、発明創出、モニタリング、無効資料調査のノウハウをテンプレート化。新機能「 プロジェクト・テンプレート」を5月公開
~ 新機能で研究開発から知財戦略立案の土台となる特許業務の標準化と効率化を目指す。特別セミナー『Amplifiedのワークフロー改革』 5/21(金)開催。本日受付開始 ~
新機能の公開に先立ち、特別セミナー『Amplifiedのワークフロー改革』を5月21日(金)に開催します。
新機能活用の徹底解説を含め、特許調査を通じて得られる知識をどのように企業のデータ資産へと昇華し、社内で活用できるものにしていくか、その一例をご紹介します。
【セミナーの申込受付はこちら】https://www.amplified.ai/ja/webinar0521
「Amplified」は、技術内容に特化した「文章による類似検索」で高精度調査を短時間で実現可能にした特許調査プラットフォームです。文章を入力するだけで特許データに気軽にアクセスできる使いやすさで、知財担当から技術者まで広く高評価をいただいています。高い調査精度と優れたUI/UXによって、正式リリース10ヶ月で特許庁、40社以上の特許出願数トップクラスの大企業、法律事務所に導入いただいております。
この度、2021年5月より、知的財産実務の重要な3つの業務の業界専門知識とベストプラクティスを集約した新機能「プロジェクト・テンプレート」を新たに提供開始いたします。今回のリリースでは、出願前に発明やアイデアを文書化して検証する(発明提案書作成および出願前調査)、技術分野や競合他社を定期的にモニタリングして新たな出願や重要な開発を認識する(モニタリング)、そして問題特許の有効性に異議を唱える(無効資料調査)ための3種類のテンプレートを公開いたします。それぞれにガイドが付き、誰もが迅速かつ簡単に最適なプロジェクト作成することができます。
- 新機能「プロジェクト・テンプレート」が実現する3つの社内変化
テンプレートに沿うだけで適切なプロジェクトが簡単作成出来ることから、技術者が発明の初期段階でアイデアをその場で検証でき、より良い発明を閃くことができます。特別な教育なく、技術者でも出願前調査や無効調査の初動調査が行え、知財部の負担が減り、組織の特許認識が高まるといったメリットがあります。
2. 知財担当も開発担当も使える共通テンプレートで、協業体制を促進
テンプレートによって、作業が標準化され、異なる専門性を持ったメンバー間のコミュニーションを円滑化、協業体制を促進します。技術者が発明提案を入力し、その調査結果を知財担当と共にリアルタイムでレビューしながら柔軟にアイデアやクレームの練り直しに反映するといった、理想のコラボレーション体制を構築できます。
3. 論理的思考や文章力をスキルアップ
今後の研究開発と知的財産の業務において、自分の発明やアイデアを「文章で伝える」技術が一番必要なスキルとなります。検索はますますAI領域にシフトしていきますが、自分の頭にあるアイデアを文章に落とすことは人間にしかできない貴重な能力です。企業活動における機械学習の利用が当たり前となった今、自社の技術情報を文章として蓄えることは、社内の属人的知識をデータ資産へと変えるために必須です。テンプレートでは、事例とガイドQ&Aで必要な要素を論理的に組み立てる思考や文章力を自然と身につけることができ、日々の特許業務がそのまま、多くの企業が切望する、発明やアイデアを言語化するためのトレーニングとなります。
- 3種類の特許業務テンプレート
発明提案書作成および出願前調査:
業界別のベストプラクティスに沿って誰もがトップクラスの発明提案書を作成でき、その文章によって導かれるAIの調査結果も向上します。
モニタリング:
技術分野や競合他社を定期的にモニタリングし、新たな出願や重要な開発を認識する業務が検索式不要で自動化できます。AIによる類似性ランキングで、レビュー時間を85~90%大幅にカットします。
無効資料調査:
PTABの検証では、上位100件以内に42%の確率で無効資料発見に成功しているAIが、短時間で問題特許の有効性に異議を唱えるための資料を発見します。顧客フィードバックでは、無効資料が発見されたケースでは平均1時間以内で成功されています。
- 新機能開発の背景
創業当初から、私たちは特許検索をより簡単にすることで、誰もが特許データにアクセスし、適切な先行技術を素早く簡単に正確に見つけられるようにしたいと考えていました。最先端の深層学習とNLPを用いた独自AIを構築し、誰もが自然な文章を使って検索できる新たな検索技術を実現しました。
Amplifiedの多くのユーザーから、文章による検索手法へのご賛同をいただくと同時に、「AI調査に一番良い文章の書き方を知りたい」というニーズ、使い手よってばらつきのある「発明を文章化する能力を底上げしたい」というニーズが多くあることに気がつきました。
文章と文脈から検索するAmplifiedのシステムでは、ユーザーが自分の発明を効果的に文章化できたときに最も効果を発揮します。しかし、その「発明を文章化する能力」には、ユーザー間、企業間でも小さくないばらつきがありました。特許の文書化に慣れているユーザー、発明開示を書いた経験者が多くいる企業がある一方で、発明のコンセプトや重要な特徴を全体的に文章として表現することに不慣れな方、企業も多くいます。我々は、Amplifiedを使う誰もが同様に素晴らしい成果を得るべきだと考え、この課題解決に取り組むことを決めました。
我々は、社内トレーニングや研修の実施を通じて技術習得を目指すよりも、自らで書いてみる⇄学ぶの自己学習を適切にサポートする機能があれば、短時間でより効率よく技術習得ができると考え、業界の専門知識とベストプラクティスを集約したガイド付きテンプレートを開発。発明提案書のテンプレートが非常に高評価をいただき、多くのユーザーから希望の多かったモニタリングと無効資料調査を追加開発し、今回の知的財産実務の基礎的な3業務における「プロジェクト・テンプレート」機能の導入に至りました。
- 特別セミナー『Amplifiedのワークフロー改革』
5月21日(金)に行うセミナーでは、新機能「プロジェクト・テンプレート」と今後公開予定の機能紹介も交えながら、特許調査を通じて得られる知識・知見をどのように企業のデータ資産へと昇華し、社内で活用できるものにしていくか、その具体的な手法をご紹介します
・講師 :追川 康之(amplified ai, inc 共同創業者/COO)
・日時 :2021年5月21日(金)14:00~15:00
・参加費:無料 ・対象者:知財部や開発部でチームを率いる方、弁理士
・定員 :50名(要予約)
・申込:下記URLよりお申し込みください。Zoomでのオンライン開催となります。
【セミナー申し込みはこちら】https://www.amplified.ai/ja/webinar0521
・追川のコメント
現在の特許調査において失われている貴重な情報は、調査の過程での判断や解釈あるいはチーム内での議論に基づく理解です。特許や製品に対する技術に関する具体的な議論はエクセルやワードあるいはメールでやりとりされ、フォルダの片隅に眠っているということはありませんか? それらの情報が適切なフォーマットで、特許に関わる全ての仲間から将来にわたって参照できるとしたらどうでしょうか? 皆さんが調査を通じて創る情報は皆さんの資産になります。そのことをお伝えできればと思います。
なお、本日、YES!IP 様で当社のインタビュー記事が公開されております。当社の技術とビジョンについて、よろしければセミナー前にご覧ください。
「イノベーションを促進したい」特許調査ツールAmplifiedが広げる知財の可能性
【前編】https://yesip.jp/ceo_interview/amplified1/
【後編】https://yesip.jp/ceo_interview/amplified2/
文章の意味を学習によってデータ化し、比較できる世界的に稀有な能力を持つAmplifiedのAIモデルが、世界中に存在する1.3億の特許とユーザーが入力する発明との類似性を一瞬で比較し、ランキング表示。毎週のデータ更新によって新しい公報を常に学習し続けながら、人間よりも速く、より幅広く、そして見落としなく調査を行うことができます。
【amplified ai, inc. について】
amplified ai, inc. https://www.amplified.ai/
CEO:サムエル デイビス
本社:米国サンフランシスコ
設立 :2017年2月
事業内容:人工知能の開発、AIプラットフォーム「Amplified」の開発運営。 世界中の特許を全て学習し、そのマップ化に成功した人工知能技術を保有
<本リリースの問い合わせ窓口> 番井(info@amplified.ai)
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