「経営者からのメッセージに納得できない」会社員に聞いた、その理由とは?約6割が「忖度で理解したフリ」の実態
〜忖度をする理由として「そうした方が楽」「どうせ自分の意見を伝えても無駄」などの声〜
企業の目的の詳細にまでピントを合わせて可視化する「VISUALIZEbook」(https://stlongmarket.thebase.in/items/64326325)を提供する株式会社レンズアソシエイツ(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役:矢野まさつぐ)は、経営者から発信されているトップメッセージに納得していない、従業員数100名以上の企業の一般社員107名に対し、トップメッセージへの「忖度」に関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
- 調査サマリー
- 調査概要
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年10月21日〜同年10月23日
有効回答:経営者から発信されているトップメッセージに納得していない、従業員数100名以上の企業の一般社員107名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社レンズアソシエイツ」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.lens-associates.jp/
- 経営者から発信されているトップメッセージに納得していない理由「現場のことを理解していないように感じるから」が61.7%で最多
・現場のことを理解していないように感じるから:61.7%
・時代の流れにあっていない方向性だと思うから:37.4%
・方向性が間違っているように感じるから:23.4%
・自分が考えている方向性と合致しないから:21.5%
・コロナなど社会の不安定さを考慮し切れていないから:17.8%
・その方向性にした背景やストーリーを共有されてないから:16.8%
・その他:4.7%
・わからない/答えられない:7.5%
- トップメッセージが腑に落ちていないのに、約6割が理解したフリ(忖度)をしていると回答
・かなりある:14.9%
・ややある:42.1%
・あまりない:26.2%
・全くない:8.4%
・わからない/答えられない:8.4%
- 理由として57.4%が「理解したフリ(忖度)をした方が楽だから」との声
・理解したフリ(忖度)をした方が楽だから:57.4%
・どうせ自分の意見を伝えても無駄だから:52.5%
・同僚/上司もみんな理解したフリ(忖度)をしているから:32.8%
・反発して経営者から目をつけられたくないから:31.1%
・仕方ないことだと割り切っているから:23.0%
・経営者に自分の意見を伝える機会がないから:14.8%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:1.6%
- 他にも「意見を変える気が経営者にない為、何を言っても無駄」や「反発すると遠隔地への異動を命じてくる例があったので」などの理由も
<自由回答・一部抜粋>
・29歳:全く筋の通らないメッセージに対して反論しても、その意見を変える気が経営者にない為、何を言っても無駄。
・30歳:反発すると遠隔地への異動を命じてくる例があったので。
・30歳:クビになりたくないから。
・28歳:末端の意見なんて聞かない。
・27歳:言っても俺がただしいと言いくるめられそうだから。
・29歳:一個人が反発したところで揉み消されて終わりだから。
・29歳:キリがない。
- 経営者へ伝えたいメッセージ、「お客様満足度を上げたいならば、現場の社員の満足度をまず上げるべき」や「最新の情報、社会に目を向けてほしい」などの声
<自由回答・一部抜粋>
・29歳:お客様満足度を上げたいならば、現場の社員の満足度をまず上げるべき。
・28歳:最新の情報、社会に目を向けてほしい。
・30歳:特にないです。言っても無駄。
・29歳:先代が亡くなられた為、経営者となられたが、経営者としての素質があるとは言えない為、他の方に道を譲っていただきたい。
・30歳:もっと現場に赴いて、現場の人間の動きを見たり、聞いたりしてほしい。
・35歳:従業員のことをもう少し考えた方がいい。
- まとめ
経営者から発信されているトップメッセージに対し、納得していない理由として61.7%が「現場のことを理解していないように感じるから」と回答する一方で、腑に落ちていないのに、約6割が理解したフリ(忖度)をしている実態が明らかに。
その理由として「理解したフリ(忖度)をした方が楽だから」や「どうせ自分の意見を伝えても無駄だから」という諦めの声が多数挙がりました。そこで、勤め先の経営者に対して伝えたいメッセージを伺うと、「現場の状態を理解して欲しい」や「最新の情報、社会に目を向けてほしい」と、経営者には「理解」を求めていることが分かりました。
企業の経営戦略として、帰属意識を高めることが企業の将来に繋がると注目されている中、トップメッセージへの従業員の腹落ち度が重要視されています。近年では、円安・戦争・物価高など不安要素が多く、企業の雰囲気にも生活に不安を抱える従業員が増えれば不穏な空気が流れやすくなります。不穏な社会情勢でも、売上を伸ばす元気な企業とは、企業の目指すべき将来に向けて従業員側と経営者側が一致団結して、一緒に歩みだせる企業ではないでしょうか。
- 「VISUALIZEbook」で組織のピント合わせを
VISUALIZEbook(ビジュアライズブック)は、企業のパーパス(使命)やビジョンにピントを合わせて可視化する、理念浸透のバイブルと呼べるツール。雑誌風の誌面デザインで、すべてのメンバーの共感を得て全員が能動的に動けるようにします。
(https://stlongmarket.thebase.in/items/64326325)
- 会社概要
http://www.lens-associates.jp/
会社名 :株式会社レンズアソシエイツ
設立 :2014年1月6日
代表取締役:矢野まさつぐ
所在地 :〒460-0016 名古屋市中区橘1-6-8 LENS bldg. 2F
事業内容 :クリエイティブパートナー事業・クリエイティブスペース事業( L3F )
URL :https://www.lens-associates.jp/
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